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ストーブのシンデレラフィット

ストーブ調理をカスタムで楽に!冬キャンプの収納問題も解決するシンデレラフィット術

※本記事には一部プロモーションが含まれます

手持ちのギア同士がピッタリハマると気持ちいい、キャンプギアの「シンデレラフィット」。連載「奇跡のシンデレラフィット選手権」では、キャンパーが実践する画期的な組み合わせをピックアップします。第24回で取り上げるのは、冬キャンプの必需品・ストーブ。ストーブ調理を実現する五徳や、土汚れを防ぐストーブスタンド、さらにストーブケースになるトラッシュボックスまで、コスパ最強のカスタム術をお届けします。

【奇跡のシンデレラフィット選手権】第24回はストーブ特集!

「シンデレラフィット」とは、本来別々の用途で作られた道具が、偶然にもぴったりフィットすること。童話「シンデレラ」のガラスの靴が由来です。
自宅の収納で注目されることが多いシンデレラフィットですが、実はキャンプギアでもピッタリ気持ちよくハマる組み合わせが多発しています。愛用のギアたちを眺めているときに、直感のまま重ねてみたらフィットしたり、さまざまなギアの組み合わせを試行錯誤の末、ようやく至高のコンビに辿り着いたり…。 そんなシンデレラフィットの魅力をひも解くべく、毎月15日に配信している連載企画「奇跡のシンデレラフィット選手権」。インスタグラムで「#シンデレラフィット」とタグの付いた投稿の中から、思わずマネしたくなるキャンプギアの組み合わせを紹介します。

石油ストーブのシンデレラフィット術

テント内のストーブ

出典:PIXTA

おうちだけでなく、テント内もポカポカに温めてくれる石油ストーブ。冬キャンプのマストアイテムと言っても過言ではありません。しかし、大物なだけあって、運搬や収納にはかなり気を遣いますよね。破損やオイル漏れで苦い思いをした経験があるキャンパーも少なくないのではないでしょうか。 今回は、石油ストーブをもっと快適かつ安全に使用できるシンデレラフィット術を紹介。登場するのは、100均やホームセンターで簡単に手に入るアイテムばかりです。キャンパーの創意工夫にあふれた、コスパ抜群なストーブカスタム術をお見逃しなく!

あなたのストーブにぴったりな五徳はこれだ!

ストーブの天板にシンデレラフィットする五徳があれば、テント内を温めつつ調理ができ、まさに一石二鳥!あなたが愛用するストーブにもぴったりの五徳が、きっと見つかります。

トヨトミ・対流型石油ストーブ×キャプテンスタッグ・七輪用ゴトク

暖房・空調機器を幅広く手掛けるトヨトミ。スタンダードモデルの「対流型石油ストーブ KS-67H」は、遠赤外線により、空間をムラなくじんわりと温めてくれます。 愛用者の@youki.s1984さんは、鍋をストーブに直接のせてしまうとストーブが傷むこと、さらに鍋が熱くなりすぎることが気がかりだったんだとか。「何か五徳として使えるものはないか」と探しに探し、辿り着いたのがキャプテンスタッグの「七輪用ゴトク」でした。ストーブの天板のサイズと五徳の外寸がほぼ一致しており、はめてみたところ見事にシンデレラフィット。
実際に五徳の上に鍋を乗せて使用したところ、鍋をちょうど良い温度で保温できたそう。ストーブで身体を温めつつみんなで鍋を囲むという至福の時間が実現し、ガスの節約にもなりました。 ストーブの熱パワーは強く、持ち手付きの物を乗せると持ち手で火傷をする恐れがあります。「プラスチックなどは溶ける可能性もあるため、耐熱のものを使うか、持ち手のないものが良いと思います」とアドバイスしてくれました。

トヨトミ・レインボーストーブ×ユニフレーム・ミニロースター

ガラスに炎が「レインボー色」に映り込む特殊なコーティングが施され、トヨトミの代名詞的存在として知られる「レインボーストーブ」。紹介するのは、無骨なスタイルを提案する「GEAR MISSION」シリーズの対流型レインボータイプ「RR-GE25」のシンデレラフィット術です。 @macomaneciさんは、「ガスバーナーの火力を分散させたい」「パンを焼きたい」などの理由から、ユニフレームの「ミニロースター」を購入していたそう。「冬キャンプをする際、お米を炊くよりも餅を焼く方がラク」だと気づき、レインボーストーブにミニロースターを乗せてみたところ、シンデレラフィットすることが発覚しました。ストーブの熱であれば放置していても餅が焦げることはなく、じっくりとちょうど良い具合に焼けるんだとか。 ロースターのサイズが大きくないため、一度に焼ける餅は少量。grn outdoorの「HIASOBI CAMPER STOVE CASE M」なら、ミニロースターを収納するポケットも付いていておすすめ、と話してくれました。

ストーブスタンドで土汚れの心配なし!

地面が凸凹していたり、ぬかるんでいることも多いキャンプサイト。ストーブを直置きするのにためらいがある人も多いのではないでしょうか。ここでは、ストーブスタンドとして使用できるアイテムを紹介します。100均のアイテムだけで、スタンドに加えストーブガードまで自作してしまったキャンパーも!

パセコストーブ×コーナン・キャスタートレー

韓国の老舗メーカー「パセコ」が手掛ける人気ストーブ、「対流型石油ストーブ」。高い性能を有しながらも、お手頃な価格設定が魅力です。愛用者の@maki.bonfireさんは、購入したばかりのパセコストーブを地面に直置きするのも何だかな…と悩んでいました。スタンドになるものを探しにホームセンターをウロついていたところ、偶然コーナンの「キャスタートレー」を発見し、運命を感じたんだとか!
安全性のためにも、裏側のキャスターは取り外してから使いましょう。「ネジ穴をパテやボンドで埋めると、地面からの土やゴミが入らないので、地味に快適度が上がります」とアドバイスしてくれました。
実際に庭キャンでストーブを乗せてみたところ、思った以上に安定感があり、強度的に十分だと感じたそう。丸型で、パセコストーブからはみ出さない大きさなので、ケースに収納する際も邪魔にならないのがお気に入りのポイントです。キャスタートレーを逆さにして重ねることで、天板を汚さずに収納できます。

アルパカストーブ×コーナン・七輪用ゴトク×ダイソー・桐すのこ、ワイヤーネット

こちらも韓国の老舗ブランドが手掛け、高い性能と安全性、軽量コンパクトな点が人気の「アルパカ プラス ストーブ」。@j_camp_oさんは、五徳としてコーナンの「七輪用ゴトク」を、ストーブスタンドとしてダイソーの「桐すのこ」を使用することで、アルパカストーブをさらに使い勝手の良いものにしています。
サイトの地面が汚れていても、すのこを下に敷けばストーブが汚れる心配なし。軽量で持ち運びも苦になりません。七輪用ゴトクは付けたままで純正ケースに入りますが、すのこは入らないため、「一緒に収納したい場合は帆布のケースなどを使用した方が良いかも」と教えてくれました。
さらに@j_camp_oさんはなんと、ダイソーのアイテムでストーブガードまで自作!4枚の「ワイヤーネット」と「連結ジョイント」を活用しています。
ストーブガードがあれば、小さな子どもやペットも安全。3辺を連結ジョイントで固定し、残る1辺はカラビナで固定しているため、折りたたんで収納することができます。全て100均とホームセンターで揃ってしまう、技ありでコスパ抜群のストーブカスタム術でした。

安全にストーブを収納できる、マルチなケース

高価で繊細なギアでもあるストーブには、守ってくれるケースが必要。時にストーブケース、時にゴミ箱と、うれしい変身を遂げるアイテムも紹介します。

パセコストーブ×アミカルシュラフ・ストーブケース

以前はトヨトミのレインボーストーブを、オレゴニアンキャンパーのポップアップトラッシュボックスに収納していたという@tamatamalureさん。パセコストーブを新しく購入した際、ポップアップトラッシュボックスではサイズが若干大きくなってしまうことを考え、アミカルシュラフストーブケースを予約購入しました。「ギリギリ入るか入らないか…」とサイズ感にヒヤヒヤしたそうですが、届いてみると見事なまでのシンデレラフィット!
クッション性があり、持ちやすい持ち手が付いているためクルマに積載する際も安心感があります。ケース内でストーブがぐらつくこともなく、クルマの後部座席と運転席の間に置けば運転中も倒れる心配はなく安心なんだとか。開口部が大きく、出し入れの際のストレスもありません。 初期のモデルと違い、現行のパセコストーブは若干サイズが変わっているそう。その分ストーブと一緒にスタンドなどを収納する余裕が生まれるので、「購入の際はカタログスペックではなく、ストーブの実寸をしっかり測ってから購入するのがおすすめ」とアドバイスをくれました。

パセコストーブ×ANOBA・ストーブダストバッグ

@katsucamp2021さんがパセコストーブを購入したのは、人気のあまりストーブ自体の入手がしづらく、専用ケースも品切れが続いていた時期でした。しかし持ち運ぶ際にケースがないと、転倒や破損の原因にもなってしまいます。代用ケースを探しにアウトドアショップを巡っていたところ、パセコストーブにシンデレラフィットするANOBAの「ストーブダストバッグ」に出会いました。
ストーブの収納ケースとして使えるだけでなく、キャンプ場に着き、ストーブを出したあとはダストボックスになるのがお気に入り。またフタの裏側にはポケットがあり、ゴミ袋などを忘れずに持って行けるのもうれしいポイントです。 ダストボックスの中身がベタベタに…といった事態を避けるためにも、ストーブのオイルはできるだけ空にしてから収納しましょう。

トヨトミ・ギアミッション×ANOBA・ストーブダストバッグBIG

続いて紹介するのは、同じくANOBAのビッグサイズケース「ストーブダストバッグBIG」。 以前は愛用するトヨトミのギアミッションを、裸のまま運んでいたという@girimenyoppyさん。アウトドアフェスの会場で、ストーブダストバッグBIGに一目惚れしました。ケースがあるのとないのとでは安心感や運搬の手軽さが全く異なり、「購入して大正解」だったといいます。
シンデレラフィットのおかげで、運転中にガチャガチャと鳴るストーブの音がなくなったんだとか。高いクッション性で「守られている感」があり、ダストボックスとしても活躍してくれるのが最高。 「ギアミッションなどの高級ストーブを使用するならケースは絶対にあったほうが良いです。カラー展開もストーブカラーにマッチする仕様なので、是非おすすめしたいです」と話してくれました。

トヨトミ・ギアミッション×アンドナット・オイルストーブキャリーバッグ

発売当初から、トヨトミギアミッションの無骨なデザインに一目惚れしていた@tsuruasa_diskeさん。愛用テントの「サーカスTC MID」にコヨーテブラウン色のギアミッションを入れたら、「同系色コンボでめちゃくちゃチルじゃん…!」との思いが、購入の決定打となりました。「高火力で幕内をハワイにできる点」も最高なんだそう! ギアミッションには専用バッグもありますが、決して安くはないお値段。購入を決めかねていたところ、アンドナットの「オイルストーブキャリーバッグ」と運命の出会いを果たしました。 オリーブグリーン、ブラック、コヨーテの3色展開で、内側はギアミッションともマッチする迷彩柄。防水性に優れ、持ち手の強度も抜群です。高いコスパで、大切なストーブをしっかりと守ってくれます。

トヨトミ・レインボーストーブランタン調×オレゴニアンキャンパー・トラッシュボックスR2

笠状の反射板がレトロな雰囲気を醸し出す、トヨトミレインボーストーブランタン調。ケースを探していた@sakata.kazuhiroさんは、手持ちのオレゴニアンキャンパーポップアップ トラッシュボックスR2」のサイズ感に目を付けました。軽い気持ちでストーブを入れてみたところ、シンデレラフィットすることを発見。 ストーブを運びやすくなり、灯油こぼれの心配もなくなりました。コンパクトに畳めるため、携行性も抜群。もちろん、キャンプサイトではゴミ箱として一石二鳥の活躍をします。ただただ便利で文句なしのシンデレラフィットだったんだそう!

次回のシンデレラフィット選手権は2月15日配信!

次回の「奇跡のシンデレラフィット選手権」は、2024年2月15日(木)に配信予定。とっておきのアイデアを思いついたら、ぜひインスタグラムで「#シンデレラフィット」のタグをつけて教えてください!

今回紹介したアイテム

商品画像トヨトミ 対流型石油ストーブ KS-67Hキャプテンスタッグ 炭焼き名人 七輪用ゴトクトヨトミ GEAR MISSION RR-GE25ユニフレーム ミニロースターgrn outdoor HIASOBI CAMPER STOVE CASE Mパセコ 対流型石油ストーブコーナン キャスタートレーアルパカ プラス ストーブコーナン 七輪用ゴトクパセコ 対流型石油ストーブアミカルシュラフ ストーブケースANOBA ストーブダストバッグトヨトミ GEAR MISSION KS-GE67ANOBA ストーブダストバッグBIGアンドナット オイルストーブキャリーバッグトヨトミ レインボーストーブ RL-25Nオレゴニアンキャンパー ポップアップトラッシュボックスR2
商品名トヨトミ 対流型石油ストーブ KS-67Hキャプテンスタッグ 炭焼き名人 七輪用ゴトクトヨトミ GEAR MISSION RR-GE25ユニフレーム ミニロースターgrn outdoor HIASOBI CAMPER STOVE CASE Mパセコ 対流型石油ストーブコーナン キャスタートレーアルパカ プラス ストーブコーナン 七輪用ゴトクパセコ 対流型石油ストーブアミカルシュラフ ストーブケースANOBA ストーブダストバッグトヨトミ GEAR MISSION KS-GE67ANOBA ストーブダストバッグBIGアンドナット オイルストーブキャリーバッグトヨトミ レインボーストーブ RL-25Nオレゴニアンキャンパー ポップアップトラッシュボックスR2
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