イスカのシュラフおすすめ32選!使用時期ごとに最適なモデルを紹介
【女子ソロキャンでレビュー】キャンパー400人の声から生まれたシュラフはオールシーズン使用可能!
2023.11.27キャンプ用品
年中ソロキャンプを楽しむ女子ライターが、「コスパがよくて見た目もかわいい!」と気になっていた人工ダウンのシュラフをレビュー。400人以上の声を反映して開発されたという「Hygge Sleep Standard」は、果たしてオールシーズン使える実力があるのでしょうか?晩秋のキャンプ場でそのポテンシャルを検証します!
制作者
すぎたま
クルマ雑誌やおでかけサイトなど約10年編集に携わる。愛車を走らせサーキットでグイグイだったかつての週末…が、今や年間約80泊、もっぱらソロキャンプ三昧。JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー
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もくじ
人工ダウンを採用した画期的なシュラフ「Hygge Sleep Standard」
これまでに多くのキャンプアイテムを試してきた筆者。中でもマストアイテムのシュラフは、化繊やダウン素材など、さまざまなものを実際に使用してきました。
正直、価格を考えなければ、暖かく軽いダウン素材のシュラフをおすすめしたいところですが、冬場も乗り切れるハイスペックなものはどうしても値が張ってしまうもの。
そこで目をつけたのが「人工ダウン」。リアルダウンのような暖かさを兼ね備えながらも、リーズナブルな価格を実現してくれる気になる存在です。
キャンパー400人の声から生まれた封筒型シュラフの決定版
「Nuuca(ヌーカ)」の「Hygge Sleep Standard(ヒュッゲ スリープ スタンダード)」は、400人以上のシュラフ利用者のアンケートをもとに生まれた人口ダウン使用の寝袋です。
アンケートには、
「価格が魅力で化繊シュラフを購入したものの、キャンプで実際に使ったら寒くて買いなおした」
「封筒型は収納が面倒」
「使用した翌朝は首や肩がこる」
など、キャンパーの忌憚ない意見が多数。それを踏まえて作られたシュラフだけに、その期待値は……高いっ!
同シリーズは、利用シーズンに合わせて全3種のシュラフがラインナップされています。今回レビューするのは、1番人気だというスタンダードタイプ(税込16,800円)。キャンプはもちろん、車中泊や自宅での使用もOK。限界使用温度は-16℃、快適使用温度は-6℃というオールシーズン使用可能な万能スペックを誇ります。
北欧デザインでスタイリッシュ!
表地には「Nuuca」のロゴが配され、北欧デザインのステッチがさりげなくおしゃれな雰囲気を醸し出しています。
カラーは、どんなサイトにも似合うベーシックなネイビー、ベージュ、ブラックの3種で展開されているそう。
シュラフ以外にも使える汎用性
いわゆる長方形の「封筒型」と言われるタイプで、ファスナーを全開にすれば、布団のようにして使うことができます。肌寒いときにブランケットのようにして使えるのはうれしいところ。
実際にファスナーを閉めて寝てみたところ、全体的にゆったりとしていて、寝返りがうちやすくストレスフリー。マミー型のフィット感が苦手な人もこれなら満足できるはず。
生地は、シャカシャカすることなく、さらりとしていてソフトな肌触りになっています。生地自体に伸縮性はありませんが、余裕をもった作りになっているので、チャックを閉めた状態であぐらをかいて座ることも可能なほど。
かゆいところに手が届くうれしいディテール
枕がないと寝られない!という人にうれしいギミックも。ヘッド部分にタオルや着替えなどを収納すれば、簡易的な枕として使える仕様になっています。
さらにシュラフの内側には、スマートフォンなどの小物類を収納できるポケットが付いています。
ファスナー部分は、内側からも外側からも開け閉めできるダブルジッパーになっていて、使い勝手も良好です。安価なシュラフだと、ファスナーの開閉時に生地を噛んでしまうことがありがちですが、こちらはスムーズでノンストレス。
さらに風の侵入をシャットアウトする機能が備わっており、チャック部分に沿うようにドラフトカバーがあるほか、ヘッドと肩部分にはドローコードでギュッと締められるようになっています。
実際にキャンプ場で就寝
一般的なサイズのマットの上にムートンを敷き、シュラフを広げていざ就寝。ダウンのような軽さはないものの、適度な重さゆえ、しっかり保温してくれている安心感があります。薄手のダウン毛布に包まれているかのような寝心地です。
外気温が4℃まで下がったため、入った瞬間はひんやりしましたが、ドローコードで風の侵入をシャットアウトしていたのもあり、底冷えすることなく、数分すると保温効果を実感できました。
ですが、冷え性の筆者には足元だけ少し寒く感じました。一般的なダウンシュラフは、足元だけ多めにダウンが封入されていることがありますが、「Hygge Sleep Standard」の中綿は全体に均等に封入されています。
筆者のように、足元の冷えが気になる場合は、湯たんぽやカイロをしのばせておくのがおすすめです。
収納しやすさがとにかくスゴい
このシュラフの最大の特徴と言ってもいいのが収納方法。まずシュラフを縦に2つ折りにし、収納袋とシュラフを面ファスナーで連結させます。あとはくるくるとシュラフを巻き、収納袋を被せるように入れればOKです。
最後に、2カ所のバックルを止め、収納袋の両サイドのチャックを閉めれば収納終了です。なんとも画期的な構造で、慣れれば1分で収納できるというのは、ほかに類をみない手軽さ!収納袋には持ち手がついているので、持ち運びもとっても簡単です。
一般的なシュラフは無造作に収納袋に詰め込み、場合によっては収納袋に収めるのにひと苦労することもしばしば。ですが、これならそんな面倒とも無縁です。
ここがちょっと気になる!
実際に1泊してみて気になったのは、ヘッドを覆う部分が浅いところ。ドローコードでグッと締めることはできるものの、寝返りをうったときなど、ヘッド部分が脱げてしまいそうに。特に寒い時期に使用する場合は、風の侵入などが気になります。
また、収納時のサイズが30×38cmで、バックパックスタイルには少々大きいため、徒歩キャンプの場合は不向き。ですが、クルマを横付けできるオートサイトで使用する場合などは、もちろん問題ありません。
オールシーズン使えるリーズナブルなシュラフ
「Hygge Sleep Standard」は、人工ダウンが採用されたオールシーズン使えるシュラフです。良心的な価格設定だけに、家族でキャンプを楽しんでいる人など、複数購入を検討している人にもおすすめのアイテム。ぜひチェックしてみてください。
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