【レビュー】2WAY仕様のランタンスタンドでキャンプの快適度が激変！ギフトにも最適

テーブルの上を照らしてくれるランタン、どこに設置していますか？タープにハンガーをかけてつり下げたり、テーブルに直置きしたり、このどちらかのパターンという人も多いのではないでしょうか。 筆者もその二つのパターンでこれまでキャンプをしてきましたが、ポールにつり下げたときに、ランタンの前に座る人の手元が影になってしまうのが悩みでした。ナイフを使った作業などは少し不安だったり、食事も明るい場所にある方がおいしそうに見えたり…といったちょっとした不満を、キャンプの度に感じながらも見て見ぬふり。 このAS2OV(アッソブ)「LANTERN STAND(ランタンスタンド)」を試すまでは。

アッソブのランタンスタンドは、登場までに2年の開発期間を要した同社の肝入りモデル。型を何度もつくり直すほどこだわった「シンプルなシルエット」が特徴です。アルミ製のポールには艶消し塗装が施されているので、テーブル周りのアクセントとしても絶妙。 最近では、ゴールゼロなどコンパクトで明るいランタンが増えてきているのもあって、つり下げたときにランタンよりも主張しないランタンスタンドなのはうれしいですよね。 テーブルにクランプすれば、ランタンが真上に来るので手元が影になる悩みも見事解消。「この席だと手元が影になるんだよな…」といった不満を誰かが感じることはもうありません。

クランプは、一般的なランタンスタンドでは難しかった「薄型天板」にも対応できるよう、2mm薄まで安定してホールドできる設計。愛用者の多い軽量なスチール天板のテーブルでも使えるのが、アッソブならではのうれしいポイントです。 固定ネジには滑り止めも付いているので、テーブルを動かしたときにズレることもなく安心でした。ただし、天板が動きやすいロールトップテーブルでは、つり下げるものによってランタンスタンドが傾いてしまう心配がありそうなので注意が必要です！

さらに、実際に使用してみて「ここがイイ！」と感じたポイントは、クランプ式とスパイク式の2WAY仕様でどこにでも設置できること。 スパイクはペグハンマーで叩けるので打ち込みもラクラク。慣れたペグ打ちと同じ感覚で完了できました。ただし、ペグにはループなどがないので、打ち込み過ぎには注意が必要。握れる長さを残しておかないと、引き抜きが大変です。 一番下のパーツ1本を地面にまっすぐ打ち込むだけなので、子どもに打ち込みを任せても良いでしょう。小さな成功体験でよりキャンプ好きに成長してくれるはずです。

「ランタンスタンドだし、昼間ただ邪魔になるだけでは…」そんな想像をしてしまう人もいるかもしれませんが、安心してください。実際に使った筆者が昼間でも活躍することを保証します。 おすすめの使い方の一つが、食器干しとしての活用。洗った食器をテーブルの上で乾かすのは邪魔になりますが、ランタンスタンドがあれば空間を縦に使えるんです。つり下げで乾かせるので、砂などが付着しにくいのもうれしいポイント。 また、荷物を出し入れするために受け渡しが多くなりがちなクルマのキーやライターなどをかけるのもおすすめ。家族や仲間でシェアすることが多いアイテムをここにかけておけば、料理中に一旦手を拭いてから受け渡しをするなどの面倒が減るのも魅力でしょう。

高さは最大930mmにもなるアッソブのランタンスタンドですが、収納はとにかくコンパクト。3本にポールを分割することで、リレーバトンほどのケースに収納でき、重さもわずか約450g。ペグハンマーなどと一緒に収納しておけるサイズなのがキャンパーとしてうれしいところです。

ランタンをどこでも設置可能にしてくれるアッソブのランタンスタンドは、一度手に入れてしまったら手放せないアイテムになること間違いなしです。 2WAY仕様がキャンプスタイルを問わず活躍するので、キャンプ仲間へのプレゼントとしてもおすすめ。もちろん、2023年を頑張った自分へのご褒美としてもぴったりですよ。ぜひ、hinataストアでチェックしてみてください！