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キャンプ場で35mmに縮む快感!斬新ルックス&機能にノックダウンの「X-ポット ケトル」

※本記事には一部プロモーションが含まれます

hinta編集部のスタッフが「マイフェイバリット」を独断と偏見で紹介していくシリーズ企画。パパキャンパー奮闘中の亀井が今回お届けするのは、シートゥサミットの「X-ポット ケトル」です。「35mmに折りたためる!」なんていうキーワードをひっさげた、ギミック好きに突き刺さりまくりなキッチン用品なのです。

金属?いやいや、時代は「シリコン」なのかもしれません

キャンプでの調理器具といえば、スチールやアルミや、チタンなどの金属製のものを連想する人も多いはず。それはそれでいいところがいっぱいあって、筆者もついつい買い漁っては調理器具入れの肥やしにしているのも事実です。 ところがどっこい、さまざまなメーカーから登場している割にはどれもイマイチ代わり映えしないな...。なんていう風に感じていたりもするのです。
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そんな迷える子羊ちゃん状態の筆者の前に現れたのが、今回紹介するSEA TO SUMMIT(シートゥーサミット) の「X-ポット ケトル」でした。なんと「シリコン」。そう、軟らかい素材でできた新感覚なヤカンだったのです。

発色・フォルムともに超おしゃれ!

まずはなんと言っても「おしゃれなデザイン」がこの子の素敵ポイント!
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シリコンの採用によって、眩いばかりのライムカラーを実現(サンドカラーもあります)。ハンドルや底部に用いられたグレーとの対比も素晴らしい! また、台形フォルムに仕上げられているのも、定番的なクッカーやポットにはない個性だと感じています。

パキパキと伸び縮みする斬新さに脱帽!

一通りルックスを眺めたあとは、その機能性にも注目してみましょう。
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ジャバラ式に成形されているので、ストローのように簡単に伸び縮みOK。これこそ柔軟なシリコンを採用した賜物なわけで、収納時は一瞬で「35mm」の極薄サイズに!これを知らない人に「ケトルなんだよ」と言っても、にわかには信じてもらえないかもしれません。 重量「186g」と軽量なのも、荷物増に悩む筆者ファミリーにとってのヒット要因の一つでもあるのです。こんな「薄さ」と「軽さ」も、X-ポット ケトルのストロングポイント。バックパックやギアボックスのちょっとした隙間にポンっと入れられるというわけです。
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熱を直接受ける底部はハードアナダイズド加工済みのアルミが採用されているのでご安心を。シリコンの側面を熱から守ってくれるので、一般的なケトルなどと同様に火にかけられるのです。 底面にロゴやコーションが記されているのも、シートゥサミット的おしゃれポイント!

湯沸かしにも調理にも!

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容量1.3L(安全に使用できるMAX SAFE FILLは1Lと750mLの間)とされていて、数人でコーヒーやカップ麺を楽しむのには不足なし! また、シリコン部分は食品グレードのものが使用されているので、炊飯などの調理も大丈夫。メーカーの説明によると「1人分のパスタを茹でるのにもちょうどいい」ともされています。 開口部も内径約11.6cmと余裕あるサイズを確保。内容物をかき混ぜる際もストレスを感じません。
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「ケトル」なだけあって、水切れのいい注ぎ口もなかなかのもの。ガラス補強でしっかりしたハンドルも装備されているので、ぐらつくこともなく安定してお湯を注げるのもうれしい誤算です。 中が確認しやすい透明のふたもグッド!シリコンの本体にぎゅっと押し込むようにセットするので、使用中にずれてしまう心配もありません。
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底面直径が「約15cm」なのでシングルバーナーにもぴったり。筆者はソロキャンプ中にサクッとお湯を使いたいときに必ず使用するようになりました。

欠点が…無いわけでもない!

と、溺愛ぶりを連ねてみましたが、実は…メンテナンスがしにくいところに欠点を感じているのも事実です。 洗浄する際は、少量の水を温めてその中に食器用洗剤をイン。汚れを浮き出させてから、シリコンを痛めないように布などで優しく拭き取る必要があるのです。正直なところ、毎回これをやるのはかなりの手間かなと…。 でもそれが逆にかわいく思えるポイントだったり。ということで、X-ポット ケトルは今後もキャンプサイトに欠かせないギアの一つであり続けることは間違いなさそうです。ちなみに、ひとまわり大きい2.0Lモデルもあるので、そちらも手に入れるかも?その際はあらためてレビューしたいと思っています!

編集部のお気に入り

hinata編集部員が、お気に入りのアイテムや、普段の生活でついオススメしたくなってしまったモノ・コトについて好き勝手につぶやく連載企画。



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