焚き火を徹底解説!できる場所、やり方、必須アイテムを完全網羅!
【八王子駅北口】全国初!焚き火ができるレストラン「Bistro CAMPER」が想像以上に"ガチ"でした
2023.04.12キャンプ料理
2023年3月15日、東京八王子駅北口エリアに"キャンプ系レストラン"「Bistro CAMPER 八王子店」がオープン!グランピング風のぜいたくな空間で‟リアルなキャンプ体験”ができるということで、早速行ってきました!絶対に外せない見どころをレポートしていきます。
制作者
hinata編集部 染谷遥
アウトドア予約サイトの取材ライター出身。ダイビング、乗馬、狩猟などワイルドみ溢れつつ生き物と関わるアクティビティに惹かれる傾向アリ。焚き火は火柱が立つくらい燃やしたい派だがキャンプ場では未だ叶ったことはない。
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もくじ
室内で本格的なキャンプ体験ができるレストラン「Bistro CAMPER」
メインホール
「Bistro CAMPER 八王子店」は、室内にいながら本格的な「焚き火」と「釣り体験」ができるキャンプ系レストラン。
フロア内には4つのエリアが存在していて、特大スクリーンを目の前に食事が楽しめる「メインホール」、卓上で焚き火が楽しめる「焚き火席」、1~2人での利用によさそうな「カウンター」、そしてメインホールの手前には、ゆっくり腰かけられる「ソファ席」があります。
緑の芝の上にキャンプチェアとテーブルが設営された「焚き火席」。キャンプ場に来たような感覚で楽しめる
カウンター席
ソファ席
これだけあると、どのエリアに座ろうか迷ってしまうところ。しかし、同店の目玉である焚き火を楽しめるのは「焚き火席」のみなので、迷ったらこの席を選べば間違いなし!
ここからは「焚き火」と「釣り体験」、「食事」の3項目を順にレポートしていきます。
全国初のサービス!卓上で気軽に「焚き火」が楽しめちゃう!
席について即刻目についたのは、テーブルに置かれた卓上型ミニ焚き火台!B5サイズくらいの大きさで、その小ぶりさにまずびっくり。
左から「ティンダーロール(着火剤)」、「ミニ薪(ナラの薪)」、「焚き火グローブ」、「トング」
焚き火台のそばには、「ティンダーロール」と「ミニ薪」、「焚き火グローブ」、「トング」の4点セットも用意されています。
ゲストはこの焚き火台とグッズを使って、焚きつけ作業にはじまり、薪をくべて火を育てる過程、焚き火の上での調理にいたるまで、キャンプ場さながらの体験を楽しめるというわけです。
韓国ブランド「キャンピングムーン(CAMPING MOON)」の焚き火台。空気の通り道が多くて初心者でも簡単に焚き火いじりができる。オーナーの選りすぐった逸品
焚き火台にくべた薪への点火作業だけは、安全管理上レストランスタッフが担当。着火後、火を育てていくのはセルフで楽しみます。
焚き火用グローブを手にはめ、トングで薪をくべていく
フィンガーサイズの薪なので、すぐにファイヤー!太くて大きい薪だとなかなか思ったように燃えてくれないことも多いのでこれはお手軽。
キャンプ場に行っても、設営や調理にけっこうな時間をとられ、焚き火まで手が回らなかった...なんて残念な思いをしたことがある人ほど感動するかもしれません。
雨風が気にならない室内でできるからこそ、火のゆらめきやパチパチとはぜる音、焚き火の香りを落ち着いて楽しめます。
「火が消えそう!」手で空気が逃げないように壁を作ってフーフー。火が復活するまでにちょっと時間と手間はかかるが、仲間で食事を囲みながらやるとこれもまた楽しい。煙は、各テーブルの天井から伸びているダクトが吸ってくれる
ミニ薪は初回無料。それ以降は、テーブルに置かれたタッチパネルから注文すればOK。私が遊びに行った2023年3月24日時点では、薪の種類は「ナラの薪」のみでしたが、オーナーによると今後は「桜の薪」も追加予定。気分や料理によって薪を変えて香りのバリエーションを楽しむ…なんておしゃれなこともしてみたいものです。
焚き火席限定メニューも!
焚き火をいじることだけでも十分に楽しいのですが、忘れてはならないのが焚き火席限定メニューの存在。焚き火といったら、やはり焼きマシュマロでしょう。そして焼きマシュマロといったら、クラッカーに挟んで食べるスイーツ”スモア”でしょう。
「焚火のストロベリースモア」。マシュマロを用意された串に刺してチリチリあぶりながら、アツアツトロトロを甘いソースに付けて、塩味のクラッカーと一緒にバクッといきます
そこで注文したいのが、焚き火席限定メニュー「焚火のストロベリースモア」。クラッカーとマシュマロ、ストロベリーソース、ホイップクリームがセットになっているので、あとは自分たちで自由に楽しむだけ。
野外じゃないのに、キャンプ場にいるようなワクワクする感覚で食事ができるのは貴重です。焚き火の魅力は実際に体験しないとなかなかわからないもの。キャンプに行くのはハードルが高くても、ここでなら手軽に「キャンプ感覚」を味わえるので、焚き火デビューにもってこいな存在ではないでしょうか。焚き火席限定メニューは今後も続々追加予定なので、期待大!
ここには渓流もある!ニジマス釣りも店内で体験可能
全国初の卓上焚き火サービスと同様に注目なのが、釣り体験!室内に用意された大型水槽には大量のニジマスたちがスタンバイ。テーブルに置かれたタッチパネルのメニューから、釣り体験を注文すると、スタッフが渓流釣り専用ロッドを用意して、ハリにエサまでつけてくれます。
釣りが初めてでも大丈夫。オーナーやスタッフが丁寧にコツを教えてくれる
準備が整ったところでいざ、実践!透明な水槽なので、釣り糸を垂らしたときの水面下の魚の動きを観察しながら、ちょこちょことロッドを振っていき様子見。さて、釣果のほどは!?
釣りあげた後の、針外しもスタッフがやってくれる
1人15分の時間制限の中、同行者は見事2匹ゲット!一応、渓流釣り経験者のはずの筆者は、1匹の釣果となりました…。ビギナーズラックありまくりなのも釣りの楽しみのうちです。
「釣り体験」は、渓流釣り好きのオーナーの遊び心で実現したサービス
洋風フライ
釣ったニジマスは、シェフが洋風フライにしてくれます!サクサクほくほくでおいしい~。
渓流釣りは、魚が集まっているポイントを見つけるのも慣れないうちは大変だし、見つけられても全然食いつきが悪くて待ちぼうけなんてこともザラ。それが釣れるようになる過程が楽しいわけではありますが、そこまでいくにはハードルがあるのも事実。この釣り体験では、渓流釣りのハイライト部分を気軽に楽しめるのがなんともぜいたくです。
アウトドア色たっぷり!こだわり料理に舌鼓
焚き火フライパンのピザ
焚き火と釣り体験だけでもお腹いっぱいなのですが、アウトドア感たっぷりで、しかもおいしい料理がそろっているところも同店の魅力。今回は、オーナーおすすめの3品を紹介します。
一品目は、サクッと食べられる「焚き火フライパンのピザ」。薄いトルティーヤ生地で作ったマルゲリータは、お酒のおつまみにピッタリ。フライパンのまま運ばれてきたものを、テーブルで取り分けるスタイルでアウトドア感満載です。
オリジナルスパイスのジャークチキン
お次は、メインディッシュに最適な「オリジナルスパイスのジャークチキン」。自社製アウトドアスパイスをふんだんにかけたチキンは、大人の顔くらいの大きさ!ナイフを入れると、外はカリカリ。口に入れるとジュワッと肉汁が炸裂します。
国産エゾシカロースト
最後に、フレンチ料理出身の料理長がキッチンに立ったときだけの限定メニュー「国産エゾシカロースト」!独自のルートで仕入れたおいしく新鮮なジビエ肉(エゾシカの内もも)を、シェフが絶妙な火加減で調理。
シカ独特のクセもなく、やわらか~く濃厚な肉のうま味が口いっぱいに広がります。お酒が好きなら、ぜひ赤ワインと一緒に。ほかにも、牛や豚、カモの肉料理やパスタやリゾットなどのごはん系、サラダやアヒージョといった軽食系など40近くものフードメニューがそろっていて、よりどりみどり。ドリンクはなんと100種以上。ワクワクしっぱなしの食事タイムを過ごせます。
本格的なワケは、ブッシュクラフト社直営だから
キャンプとアウトドアの魅力満載な「Bistro CAMPER 八王子店」を運営するのは、日本初のブッシュクラフト専門企業「ブッシュクラフト」社。店内には、ブッシュクラフト社で取り扱っているキャンプギアが多数置いてあります。
Dietz(デイツ)社の「ハリケーンランタン」
ブッシュクラフト社の「シェラカップ&レザーハンドルカバー」
食事を楽しみながら使用感をチェックするのもいいかも。ほか、焚き火メニューにある「ナラの薪」は、自社で運営するキャンプ場で制作し調達していたり、「卓上型ミニ焚き火台」は初心者でも簡単に焚き火いじりができるものを採用していたりと、事業で培ったノウハウがちりばめられていて、そんな工夫を見つけてみるのも楽しみ方としてアリかもしれません。
今ならお会計10%オフのチャンスあり!
ブッシュクラフト社代表・「ビストロキャンパー」オーナーの相馬拓也さん
オープンを祝して、うれしいプレゼント!オーナー・相馬さんが出題するブッシュクラフト的なクイズに正解できた人は、なんとお会計から10%オフ!ただし、開催のタイミングはあくまで不定期。相馬さんが店内にいるときに限り有効です。チャレンジしたい人は、お会計時に相馬さんにクイズチャレンジの旨を伝えてみてください!
次のキャンプ先は「Bistro CAMPER 八王子店」で決まり!
今回は、ディナータイムにお邪魔しましたが、ランチタイムも営業中。キャンパーもこれからデビューな人も、次のデイキャンプ先として有力候補になること間違いなし!