2023年春、アウトドア好きのマストバイはコレ! 心おどる新作キャンプギアをチェックしよう!
だんだんと気温が上がり、春を実感する今日このごろ。アウトドアで過ごしやすい陽気が続いているため、キャンプへのモチベーションが上がっているのではないでしょうか? 春といえば年度が変わる季節。各メーカーから新しいアイテムが続々と登場するシーズンです。そこで今回は、アウトドア好きなら見逃せない、心おどる今季の新作ギアを紹介していきます!
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
そろそろ暖か〜いキャンプの季節がやって来る!
今シーズンは新しいギアをそろえて外遊びを楽しもう!
新しい文房具を手に入れると勉強に力が入るように、ギアを新調するとキャンプへのモチベーションがグッと上がりますよね。しかし、買い替えのタイミングが悩みどころ。
「ちょっと不満はあるけど、別に壊れてるわけでもないし……」
「新作は気になるけど、今のものでも十分間に合う」
そんなふうに踏ん切りがつかず、長年同じギアを使い続けている人も多いのでは? もちろん、それ自体は悪いことではありません。むしろモノを大切に扱うキャンパーとして、誇らしい気持ちを持ってもいいほどです。
ただ、年々目まぐるしく性能をアップデートし続けるのがキャンプギア。そのため一定期間を経てギアを新調することは、キャンプ時の快適さを格上げしてくれることにも直結するんです。せっかく年度の変わるこの季節を活用して、ギアの新調を前向きに考えてみるのもいいかもしれません!
2023年、新しいモノ好きのキャンパーならこんなギアをゲットしてみない!?
まずは大きなギアからリニューアル!
まずはじめに紹介するのは、ホールアースの「アースプリマッド」。二又ポールを左右にセットし、順番に立ち上げるだけなので設営は簡単。多少の風ではグラつくことのない、高い安定感もポイントです。
付属しているつり下げタイプのフルメッシュインナーテントは、幅190cm、奥行き85cmとソロなら余裕のあるサイズ感。十分な大きさにも関わらず、重量は5.5kgと片手でも持ち運びが可能となっています。
続いてはこちら。ホールアースの「アースハーモニーロッジ」です。ロッジ型ならではの山小屋のようなシルエットは、アウトドア“っぽい”雰囲気が満点!寝室スペースは幅280×奥行き220×高さ195cmとファミリーサイズにも対応するサイズ感。全体を覆うフライシートは幅300cmあるので、拡張することでタープとしての活用方法も。これ1つでファミキャンやグルキャンの基地になってくれる優れものです。
タープは日よけとしてはもちろん、その下で調理や食事を楽しめるマルチな使い方が期待できます。また、インナーテントはメッシュ使いもできるタイプなので、暑い時期には通気性の高い蚊帳に早変わり。フルオープンにして、開放感たっぷりの休憩場としても活躍することも必至。加えて、風や冷気の侵入を防ぐウィンドスカートがついているため、寒冷期のキャンプにも連れて行きたくなる一品となっています。
お次はこちら。ホールアースの「カプセルシェルター」です。メッシュ付きのテントではなくタープなどの下で使って、のんびりと昼寝や読書を楽しめる文字通りの「シェルター」。その内部にはランタンフックが設けられているため、夜間に本を読みたいときでも困ることはありません。
実際に人が入って使用する際は、コットなどの上に載せるのが吉。テントの中でくつろぐのとは、また違った開放感を味わえます。
収納時は片手で携行できるほどコンパクトに。クルマの空いたスペースなどにサッと差し込めるため、持ち運びも楽ちんですよ。
小物のギア類も変えてみよう!
レトロなプリムスの130周年ギアが逆に今っぽい!
1892年に誕生した、燃料機器メーカーのプリムス。今年創業から130周年を迎えるということもあって、それを記念した限定アイテムが発売されます。食器セットからガスランタンまで、初期のプリムスストーブのグラフィックに刻印されていた、ヘリテージロゴがコレクションのみどころ。長きに渡ってアウトドア業界を支えてきたブランドの、新作ギアを早速見ていきましょう。
まずは食器セットから。こちらは「ヘリテージテーブルセット」です。レトロなデザインと、それぞれのアイテムにあしらわれた記念ロゴが可愛らしいですよね。プレート皿、タンブラーに加え、カトラリーセットがついているためこれ1つで食事を楽しめます。コットンバッグが付属しており、持ち運びも楽ちん。
お次はこちら。「ヘリテージクラシックトレイル」です。ビンテージ調のブリキ製ハードケースとコットン製のソフトケースが付いているので、ゴトクの収納に困らないのがうれしいポイント。
直径12cmの大きなゴトクは安定感があり、小鍋やダッチオーブンを乗せることが可能なため、3〜4人分の調理にも対応しています。また、一見シンプルなX字の形状は風防としての役割があり、火が消えにくく調理の際はストレスフリー。クラシックな見た目と実用性を両立させました。
130周年記念最後のアイテムは、「ヘリテージイージーライト」。マントルを風や衝撃などから保護するホヤに、プリムスのロゴが入ったポップなデザインのガスランタンです。その燃焼時間は約8時間と、デイキャンプや1泊2日のキャンプで使用するには十分な長さ。こちらもブリキ製ハードケースとコットン製ソフトケースが付属します。
本体にはワイヤーが設けられているため、任意のフックやハンギングチェーンなどにつり下げることが可能。テーブル上で場所をとらないのは嬉しいところです。
人気のEキャンプを始めるならまずはブランケットからどう!?
いくら日中暖かいとはいえ、まだまだ夜は寒いのがこの季節。ましてやアウトドアシーンで過ごすのなら、油断は禁物です。そんなときにあると便利なのがブランケット。掛けるだけで手軽に身体を温めてくれる1枚で、しっかりと寒さ対策をしましょう!
そこでおすすめしたいのがこちら。ホールアースの「ナイトフォールブランケット」です。表面には速乾性のある生地を、裏面には肌触りの良いボアフリース素材を採用しました。膝に掛かけるのはもちろん、羽織る、巻くといった3WAYでの使用が可能となっています。
そしてなんといっても、このブランケットは電気の力で温めてくれるのがポイント。USBポートから充電ができ、ボタン1つで簡単に発熱してくれます。付属の袋に収納すれば幅19㎝、高さ34㎝とコンパクトになるので、いつでもギアコンテナの中に忍ばせておけるのも嬉しいところ!
フロント部分にはスナップボタンが付いているため、肩に掛けた際にずり落ちる心配もなし。両手が開くので、羽織ったまま調理などができるのも触れておきたい点です。
新しいギアを用意して、新鮮な気持ちでキャンプへ行こう!
フレッシュな気分で迎えるこれからの季節は、心機一転でアイテムを新調してみたり、自分好みの新発売アイテムをチェックすることで、キャンプへのモチベーションを高めてみてはいかがでしょうか?今回紹介したギアを参考に、今年度の自分なりのマストバイアイテムを考案し、快適な春キャンプに向けて準備を進めてみてください!