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 LIFE BIOTOPE STORE 

スノピの未来構想を先どり体験!Snow Peak LIFE BIOTOPE STORE 二子玉川店、徹底レポート

オープンから約3カ月。週末に多様な客層でごった返す「二子玉川 蔦屋家電」他のフロアと一線を画し、洗練された空気を放つ『Snow Peak LIFE BIOTOPE STORE』。「衣食住働遊」すべてに野遊びをかけ合わせる、というコンセプトはなんとも魅力的。初の家具ブランドTUGUCAも展示されている同店に、スノーピークの未来構想を知るべく足を運んでみました。

Snow Peak LIFE BIOTOPE STOREって?

“野遊び×衣食住働遊”を体験できるスノピ唯一のコミュニティストア

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「人生に、野遊びを。」をスローガンに現代人の暮らしを豊かにするため、「衣食住働遊」にまつわるあらゆる事業を展開する総合アウトドアメーカー、スノーピーク。アウトドア用品の製造・販売にとどまらず、アパレルブランドやレストラン、キャンピングオフィスや地方創生に至るまで、自然と人、人と人をつなげる提案をし、成長し続けている企業です。
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そんな日本のアウトドア業界のトップランナーが、今年4月に“野遊び×衣食住働遊”の世界観を表現した初業態の店舗『Snow Peak LIFE BIOTOPE STORE(スノーピークライフビオトープストア)』(以下LBS)を二子玉川にオープン。 スノーピーク初の家具ブランド「TUGUCA(ツグカ)」のフラッグシップストアでもある同店に、一般のスノーピーク店舗との違いなど調べるべく、行ってみました。

TUGUCAとは?

パーツを組み替えて自由に空間を作れる新感覚の家具

スノーピーク初の家具ブランドで、LBSと同タイミングでリリースされたTUGUCA。「ウォール」「コーナー」「スクエア」の基本の骨組み(スタンダード)セットから、柱や梁(はり)、天板などのオプションパーツを足し引きすることで、何通りにも可変する新感覚の家具です。
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骨組みのカラーはナチュラルウッド、ブラウンウッド、チャコールウッドの3色。部屋の空間を区切るため、ライトなリフォームのようになり、持ち家でないと導入不可能?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。家に穴を開けることなく、いわば突っ張り棒のようなスタイルで設置できるので、賃貸でもOKです。
▼TUGUCAのスタンダードセットの詳細はコチラ

ライフスタイルに合わせたディスプレイを体験

シーン1:趣味のガーデニングを楽しむ

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店舗に入ると、正面右側にたくさんのグリーンに囲まれた部屋のような空間が。こちらは季節ごとに入れ替わるポップアップコーナーで、現在のテーマはガーデニング。「ガーデニングが趣味で、平日は緑を感じながらここで仕事をしたりベランダでコーヒー飲んだり。週末は友達を呼んで食事するようなライフスタイルの人をイメージしています」と店長の元堤さん。
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TUGUCAで空間をつくり、部屋にもふんだんに観葉植物を置くことで、ベランダとの垣根があいまいに。自宅にいてもリフレッシュできそうです。 現在、植物を使ったハイセンスな空間プロデュースを得意とする、同フロア蔦屋家電2階入口のボタニカルショップ「ソルソホーム」とコラボレーション展示中。

シーン2:ミーティングルームとしてビジネス使用

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奥に進むと、先ほどとガラリと雰囲気が変わり、オフィスのような空間が現れます。TUGUCAの骨組みがいくつもつなげられ、解放的で温もりのあるミーティングルームのイメージです。 「会議室って、会社にずっとある必要がないですよね。TUGUCAは、不要なときは分解してひとり用のワークスペースに変換したり、人数が増えたらパーツを増やして拡張したりと、空間に無駄がありません。働き方や、時代の変化に応じてレイアウトの提案ができるので、すでに多くの企業や美容院、大学などで取り扱っていただいています」(元堤さん)
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ホワイトボードも、TUGUCAオリジナル。紙のように薄く、スリムなサイズ感なので、収納にも場所を取りません。「ご自宅で、お子さんのお絵かきに使っていただいているユーザーさんもいますよ」(元堤さん)
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こちらはトレーをはめ込むことでスタッキングできる、便利なテーブルラック。ガルバリウム鋼板という頑丈な素材で、スノーピークの人気商品「シェルフコンテナ」と同じ素材で制作されています。

シーン3:子どもの成長に合わせたキッズスペースとして

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店内左奥はキッズスペースになっており、家族連れのお客さんが入れ替わり立ち代り足を踏み入れていました。「たとえば、TUGUCAを愛用されているご夫婦に子どもが生まれて、子ども部屋が必要になったとき、TUGUCAを変換して棚や勉強机を設置することで、お子さま専用の空間がつくれます。お子さんが2人、3人になってもパーツを増やせば拡張でき、将来不要になったら、またご夫婦の空間づくりに再利用することも」(元堤さん)
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最近は教育上、子ども専用の部屋を設けず、リビングやダイニングの一角で親が見ながら宿題をさせる風潮もあります。都心のマンションで部屋数が足りず、子ども部屋を確保できないという家庭にも、うってつけのスタイル。
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子どもが成長して机や棚の位置を上げたいときも、手だけで取り外しができる固定用のパーツで、簡単に調整できます。

べランピング・ガーデンキャンプもグッと簡単に

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最後は正面左側のガーデンキャンプコーナー。「日陰をデザインする、スノーピークのアーバンシェードという商品を展示しています。天気の良い日は外で食事をしながら、テントで休んだり、キャンプを家でも疑似体験してもらうのが狙いです」(元堤さん)
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「もし、都内のマンションのベランダなど十分なスペースがなければ、もっと小さなテーブルを置いたりと、ユーザー様の住環境に合わせて別の商品を提案することも可能です」(元堤さん) デュスプレイはあくまでそれぞれのシーンのサンプルであり、個人個人の要望に合わせ、プロのスタッフが相談に乗ってくれます。展示していないアウトドアギアもカタログから提示してくれるので、気軽に聞いてみましょう。

ライフスタイル小物やアパレルも充実!

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LBSは、スノーピークオリジナルの小物も揃っています。「キャンプ用品をめがけて来店される、スノーピーク二子玉川店に比べ、こちらは蔦屋家電に来たついでにふらりと立ち寄る方も多いです。食器やカトラリーのような小物は自宅でも快適にお使いいただけるので、キャンパーさんに限らずご購入いただいております」(元堤さん)
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LBSの一番の売れ行きは、スノーピークのロングセラー、チタンマグシリーズ。軽量・頑丈さ重視のシングルウォールと、保温・保冷性に優れているダブルウォールの2種類。そのシンプルなフォルムとこだわりのサイズ展開により、世界中のアウトドアファンに愛用されている商品です。
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“HOME⇄CAMP”がコンセプトのスノーピークアパレル。日差しがたっぷりと入る広々とした空間で、自分にぴったりな一枚を見つけられるかも。

豊かに暮らすヒントが、きっと見つかる!

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スノーピークが描く未来構想の断片を集約したLBSでは、自然と寄り添う暮らしをはじめるきっかけがきっと見つかるはず。心地良い風が吹く多摩川河川敷を散歩がてらにふらりと立ち寄るもよし。プロのスタッフにがっつりアドバイスを求めにいくもよし。 自分らしいアウトドアのスタイルを探りに、ぜひ行ってみてください。
【基本情報】 店名:Snow Peak LIFE BIOTOPE STORE 二子玉川(スノーピークライフビオトープストア二子玉川) 住所:東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット 2階 営業時間:10:00~20:00 定休日:1月1日のみ

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