キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
ゆうすけさん (@usk_camp_119)のキャンプスタイル

【キャンプの輪】アメリカンヴィンテージに囲まれて。古い道具と外遊びを愛する年間50泊キャンパーのスタイルとは?

2022.02.13ノウハウ

キャンパーが知り合いのキャンパーを紹介する好評連載「キャンプの輪」。今回は、アメリカンヴィンテージなキャンプ道具をこよなく愛する、年間45泊キャンパーのゆうすけさん(@usk_camp_119)にインタビュー。ヴィンテージへのこだわりや、お気に入りのアイテム、キャンプの醍醐味について話を伺いました!

【キャンプの輪】No.32 ゆうすけさん

△名前:ゆうすけさん △Instagramアカウント:@usk_camp_119 △キャンプ歴:約4年 △キャンプの頻度:年間50泊前後

ゆうすけさんのキャンプスタイルへのこだわり

━━━━年に50回以上キャンプを楽しんでいるほどのキャンプ好きな、ゆうすけさんですが、キャンプスタイルに何かこだわりはありますか? ゆうすけさん:こだわりがあるとしたら、古いものが好きなので、ヴィンテージ系のキャンプ道具を中心にしたサイト作りですね。お気に入りの道具に囲まれて仲間とともに自然の中で過ごす時間は最高です。
━━━━ヴィンテージならではの色使いが素敵ですね!最新のギアも魅力がありますが、流行に左右されない普遍的なものもいいですよね。 ゆうすけさん:ヴィンテージのものは人とカブることもないですしね。何よりひとつひとつの道具の辿ってきた歴史やストーリーがあるもが魅力です。自分の場合はそういう物に心を強く惹かれます。

ゆうすけさんがキャンプをはじめたきっかけ

━━━━今では自分のスタイルが確立されたキャンパーになられた、ゆうすけさんですが、キャンプにはまったきっかけはなんだったんですか? ゆうすけさん:もともと外遊びが好きでサーフィンやスノーボードを楽しんでましたが、ルーツをたどると、小学生のころに父がキャンプに連れて行ってくれたことが大きいかもしれませんね。最初は父のお下がりの道具でキャンプを始めて、次第に自分の道具を揃えたいと思い、入門的なテントを買うところから始まり、現在にいたります。
━━━━もともとアウトドアに慣れ親しんでたご家族だったんですね。ゆうすけさんがキャンプにハマるのにも、キャンプの中で最高の瞬間があるからだと思うのですが、どういうときに「キャンプ最高!」って感じますか? ゆうすけさん:色々と幸せを感じる瞬間が多すぎるんですけど、強いていうなら、大好きな道具に囲まれて昼間からハイボールを飲んでいるときですね。 ━━━━昼間からキャンプでハイボール。たしかに、これに勝るものはないですね!

ゆうすけさんの愛用キャンプギア

①伝説のブランドMOSSのウィングタープ「パラウイング」

━━━━続いては、ゆうすけさんのお気に入りのキャンプギアを教えてください! ゆうすけさん:まずは、MOSSの傑作ウィングタープ「パラウイング」の19フィートサイズ。この目立つ張り姿がとにかく好みで、12フィートサイズも揃えてしまったほど気に入っています。人とカブらないのがいいですね。このレッドカラーの「パラウイング」を見つけたのは、海外オークション。そのときはその格好良さに衝撃を受け「絶対に欲しい!」と思い、セラーに熱いメッセージを送り即決で譲ってもらいました。MOSSの幕は、中国生産のものもあるのですが、アメリカのニュージャージー州の町、カムデン製なのも愛着ポイントです。 ━━━━MOSSといえば、最近ブランドが復活した伝説のテントメーカーですね!ときを経て少しくすんだレッドカラーがシブい•••。抜け感のあるシルエットもずっと見ていたくなります。
MOSSについてもっと知りたい方はこちらの記事もチェック!
MOSSとは? 1955年に創設し、世界初のドーム型テントを発売した、アメリカ初のテントブランド。ニューヨーク近代美術館に永久収蔵されるほど、芸術的なシルエットのテントやタープは、ヴィンテージ市場で高値で取引されてきました。2001年に創業者であるビル・モス氏の他界によりブランドは消滅を迎えるも、その設計思想や技術は、現在のMSRに継承。そして2020年に、モス氏の残した設計図や資料をもとにMOSSブランドは復活を迎え、現在にいたります。

②ペンドルトンのヴィンテージブランケット「ビーバーステート」

ゆうすけさん:次のお気に入りは、ペンドルトンのヴィンテージブランケットですね。ペンドルトンのブラケットは誰もが知ってる名品ですが、ヴィンテージのものはあまり知られていないのでカブりません。ちなみにこちらのブランケットは1930年から1970年に製造されたもので、それを記したタグが付いています。ブランケットの端にフリンジがついてるのも現行品にはない特徴です。こちらも海外オークションで購入しました。 ━━━━ペンドルトンの定番「チーフジョゼフ」も30年代からずっと続いている柄なんですね。ボリュームのあるフリンジも相まって、より古き良きアメリカっぽさを感じさせます。それにしても、ヴィンテージとは思えないほど、良いコンディション!

③アドレイク・スイッチマン社のヴィンテージ「レイルロードランタン」

ゆうすけさん:最後は、アドレイク・スイッチマンという今はない、アメリカの鉄道向けランタンメーカーのランタンです。レイルロードランタンというのは、その名の通り鉄道で信号灯などとして使われていたオイルランタンです。そのなかでもこちらは、鉄道の電装工事をするのに使用されていた特殊なレイルロードランタンで、感電防止のため持ち手がウッド製になっている珍しい作りです。大きめのグローブに短足な雰囲気も気に入っています。購入したときには、燃料タンクに穴が空いていて、修理に苦労したこともあり、愛着たっぷりのランタンです。 ━━━━時代を感じる佇まい!ウッド製の持ち手も味がありますね。古い道具を直して使うのって、物の歴史を繋いでいる感じがして、感慨深いですね。

ゆうすけさんのベストキャンプ場は?

━━━━キャンプ道具へのこだわりに加えて、キャンプ場での遊びも満喫されているゆうすけさんですが、お気に入りのキャンプ場はありますか? ゆうすけさん:お気に入りは、福島県の裏磐梯エリアにある、ほとりの遊びばキャンプ場ですね。とにかくロケーションが抜群で、サイトの目の前が曽原湖という湖に面しています。夏場でも涼しく、SUPやカヌーなどの水遊びもできるので、お気に入りです。近くの美味しいラーメン屋があるので、そこに寄るのも楽しみのひとつになってます。

ゆうすけさんの今後のキャンプスタイルは?

━━━━シーズン問わずキャンプを楽しむ、ゆうすけさんですが、今後やってみたいことや欲しいアイテムはありますか? ゆうすけさん:テントも道具もアメリカンヴィンテージが好きなので、サイトに合う車が欲しいですね。サイトも食事も車も自分の好きな世界観にコーディネートしてキャンプをさらに楽しんでいきたい! ━━━━ゆうすけさんのサイトにドンピシャに合う、シブいアメ車に出会えるといいですね!

特集・連載


あわせて読みたい記事