最新ガジェットで冬のファミリーグランピングが特別な思い出に!キャンプとはまた違う「非日常」の楽しみ方
手ぶらで外での食事やアクティビティを楽しめるグランピングは、手軽にアウトドア感を楽しめる手段のひとつ。冷暖房完備の施設が多いため、寒さでキャンプに腰が引けてしまう人にもおすすめです。今回は、おしゃれなファミリーキャンプで絶大な支持のあるママキャンパーmarimariさんが、千葉の外房にある「TENT一宮グランピング リゾート」に週末ステイ。現地で子どもと大満足したポイントはいくつもありますが、特に気になったモバイルプロジェクターを紹介します。
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
カリスマキャンパー、marimariさん一家が「TENT一宮グランピング リゾート」でグランピング
普段はキャンプがメインだけど、たまには手ぶらでグランピング
大阪在住のmarimariさんは、旦那さんと長女、11歳の長男の4人暮らし。家族で年40泊以上キャンプを楽しみ、Instagram(@marimari8208)にサイトの様子やこだわりのキャンプ料理の写真を投稿。フォロワー数は約59,000人を誇り、全国のファミリーキャンパーの憧れ的な存在です。
普段はもっぱらテント泊で、大自然との一体感を満喫していますが、手ぶらでアウトドアの開放感が楽しめるグランピングにも前々から興味がありました。
アウトドアの開放感を感じながら、ゆったりステイを満喫
marimariさん一家が注目したのは、九十九里浜の最南部に位置する千葉県一宮町のグランピング施設「TENT一宮グランピング リゾート(以下「TENT一宮」)。ティピーテントのような三角屋根のキャビンに泊まり、千葉県産の新鮮なお肉や野菜をバーベキューで楽しめる人気のグランピング施設です。
「たくさんのキャンプ道具を持っていかなくても、房総の潮の香りを感じながら、家族でゆっくり過ごせる」
グランピングでのぜいたくステイで1年の疲れを癒やしに、12月のとある日に家族で訪れました。
施設内の設備も充実!
チェックインを済ませ、ひと息ついたら施設内を散策。レンタサイクルや天体望遠鏡、ビーチマットなど、宿泊者向けに用意された無料レンタル用品の数々に、親子で心が踊ります。
宿泊キャビンの中はこんな感じ。手入れの行き届いた清潔な室内は、冷暖房完備で夜でもあたたか。フロアは外のウッドデッキとひと続きになっており、大きな窓を開ければ、そのまま外に出られます。
シャワーやトイレも各キャビンそれぞれに備え付け。他の宿泊者と区切られ、家族のプライベート空間をしっかりと確保できます。marimariさんが特に気になったのは、何やら白くておしゃれな家電らしきもの。「家にも置けそうなかわいいスピーカーがあるな」と説明書を読むと、どうやらスピーカーではなく、プロジェクターのようです。
アウトドアとホテルステイの醍醐味を両方味わう!
ワクワクしながら、プロジェクターを試してみる
さっそくプロジェクターを使って、キャビン内の白い壁に映像を投影してみます。キャンプ場でテントや布に投影するのと比べ、当然ですが風の影響を受けないのでとてもキレイです。
映像でしか味わえない!実物大以上ある大迫力の焚き火
大阪〜千葉間の約7時間のロングドライブに、施設内の探検でお疲れモードの息子くん。夕食までしばしのお昼寝タイムです。marimariさんも、室内の照明を落としてゆったりとコーヒーブレイク。
キャンプなら、日没前に食事や焚き火の準備などを急いで済ませるところですが、ここはグランピング。焦って作業を済ませる必要はありません。先ほどのプロジェクターを使って、YouTubeの焚き火の映像を壁に投影します。パチパチと薪のはぜる音を聞きながら、暖かい室内で「何にもしないぜいたく」を満喫。
映像なので、大きさも投影場所も自由自在。最大100インチの大画面で、普通のキャンプでは味わえない、巨大な焚き火を楽しめます。
夕食は外のテラスで千葉の新鮮食材を使ったバーベキュー
室内でゆったりくつろいだ後は、ウッドテラスで地元の新鮮食材を使ったバーベキューをいただきます。施設の目の前にある一宮海岸の波の音を聞きながら、焼きたての肉や野菜を食べる時間はまさにアウトドアの醍醐味。外にいても、寒くなったらいつでも室内に暖まりに戻れるので快適です。
冬グランピングのおこもり時間を格上げする、最新プロジェクターとは?
夕食後は室内で、星空をバックにゆったり映画鑑賞
春〜秋に比べ、「室内で過ごす時間」をより充実させたくなるのが冬のグランピングステイ。marimariさんファミリーは、夕食後、ベッドに寝転びながら『鬼滅の刃 無限列車編』で映画鑑賞タイム。映画館顔負けの映像美と音響に、家族みんな釘付け。旅行の特別感を存分に味わいました。
気になるこいつの正体はBenQ LEDモバイルプロジェクター「GV30」
今回のグランピング旅行で活躍したこちらのモバイルプロジェクターは、電子機器メーカー「BenQ(ベンキュー)」の「GV30」。ベンキューは、プロジェクターやモニターを中心に展開する台湾発のグローバルブランドです。日本ではまだあまり知られていませんが、プロジェクター市場では12年連続で世界トップシェアを誇る、たしかな実力派。
肉眼で見ている色を表現する「CinematicColor(シネマティックカラー)」という最新のカラー技術を搭載し、劇場のスクリーンのような鮮やかな映像を楽しめます。映像面だけでなく、プロジェクターとしては世界で初めて「2.1ch Bluetoothスピーカー」を内蔵。低音の効いたパワフルで本格的なサウンドで、ワクワクを高めてくれます。
斜めの壁面にも歪まずに画像・映像を投影可能。ゴロゴロしながら楽しめる!
「GV30」最大の特徴は、投影口を上下最大135°の角度まで調整できる点。自動でピントをあわせてくれる「オートフォーカス」はもちろん、「自動垂直台形補正機能」という、投影先の画像・映像の歪みを正してキレイに見せる調整機能も付いているため、「TENT一宮」の三角屋根のような斜め天井にも使用できます。
一般的なプロジェクターは、垂直な壁か地面と平行な天井に投影しないと映像が歪んでしまうものが多い中で、「GV30」の投影先の幅の広さは貴重。プロジェクターの楽しみ方を広げる画期的なアイテムです。
幅広い接続端子に、直感的に操作できるわかりやすいボタン
いくらおしゃれで高機能でも、操作が難しいとそれだけで使うのが面倒になるもの。「GV30」は本体上部のボタンで電源のオン・オフ、ワイヤレス接続など直感的に操作が可能。USB-Cをはじめ、HDMIやBluetoothでも接続できるので、スマートフォンから携帯ゲーム機まで、手持ちのさまざまな音響・映像機器が使えます。
壁だけでなく、床や机にも好きな映像を映せる!キャンプや車中泊でも使い勝手がよさそう
今回は室内の天井への投影がメインでしたが、プロジェクターを置く場所によっては、投影口を下に向けて床や机に投影することも。
キャンプ場で映画を楽しもうとしても、夜遅い時間にテントに投影するのはまわりのサイトへの迷惑が気になります。しかし「GV30」を使えば、明かりを絞ったテントの床や車のシートにも好きな映像を映し出せます。初めてのキャンプ料理に挑戦する際、調理台にレシピ動画を投影するという使い方もアリ。
非日常を満喫して充電完了。キャンプとは違うグランピングの良さを実感!
翌朝、気持ちよく晴れた青空の下で朝食を楽しんだmarimariさんファミリー。洗い物や撤収に追われることなく、チェックアウト時間までのんびりと羽をのばして帰宅しました。
自分たちでイチから生活空間を作り、工夫して不便を楽しむのがキャンプならではのおもしろさ。しかし、外の空気のおいしさを存分に味わいながらも、面倒な準備や片付けの手間はいらないというぜいたく感は、グランピングでしか味わえない感覚。
最新プロジェクターのある空間で、開放的な"おこもり"を楽しむ…。普段のキャンプとはまた違った非日常感は、一度味わうとクセになりそうです。
撮影協力:TENT一宮グランピング リゾート