パワーアップした、スタンレーの「マスターシリーズ」
アウトドアと相性の良いマグやボトルを販売しているスタンレー。今回はその中でも保温・保冷力が強く、頑強な「マスターシリーズ」を紹介します。真空ボトル1.3Lといった人気のアイテムもピックアップ。従来のシリーズとの比較など交えながらわかりやすく解説します。
スタンレーの「マスターシリーズ」
真空断熱技術とスチールの頑強さを融合させたボトル。長時間温かいかつ冷たい、真空スチールボトルの原型はスタンレーから生まれ、100年以上の歴史があります。
そんなスタンレーの1世紀にわたるノウハウに最新の技術を駆使し、かつてない耐久性と保温性を兼ね備えて誕生したアイテムがこの「マスターシリーズ」。ワイルドでタフをうたう、最高級を求めるプロ中のプロのためのマグやボトルが登場しました。
従来のシリーズと比較してみた!スタンレーの「マスターシリーズ」
マスターシリーズは従来品より外側のステンレスを30%厚くすることでより頑丈なボディになっています。その分重量があり、同じ0.75Lのクラシック真空ボトルが598gなのに対し、マスター真空ボトルは850g。サイズが上がると重量も増えるので、持ち歩く場合は小さいサイズを選ぶか、大きいサイズはマイカー移動で使用するなどの工夫をするのが吉です。
最先端の技術が生み出した保温保冷効果
従来のスタンレー真空ボトルは、外ビン内ビンの間に真空が入る作りでした。マスターシリーズは内ビンにアルミ箔と銅箔の二重の金属箔を施すことにより、
放射による熱伝達を減らすことに成功。これにより保冷・保温効果をさらに高めることができるようになりました。
その効果を同0.75Lのクラシックボトルと比較すると ※()内は持続時間の目安
- [クラシックボトル]
86度以上(6時間)・4度以下(6時間)
- [マスターボトル]
85度以上(6時間)・63度以上(24時間)・5度以下(6時間)・10度以下(24時間)
マスターシリーズはかなりの高温、低温域をほぼ1日キープできることがわかります。
においうつりする中栓とはおさらば!
従来のスタンレーの中栓は、飲み物に触れる部分も含めて全てポリプロピレン製でした。ポリプロピレン(プラスチック)は飲み物や食べ物のにおいがうつるという弱点があるのですが、マスターシリーズは、飲み物に触れる部分をステンレス製に変更し、においうつりを防止しています。またステンレス製にすることによって保温性も高まるといううれしい効果もプラス。
水筒のカップでも20分間温かさキープ
クラシックシリーズのカップはそのものに保温・保冷効果はあまりありませんでした。しかしマスターシリーズのカップは真空断熱ステンレスを採用しているので、カップに注いだ温度を約20分キープ!ゆっくり飲み物を味わいたいときに助かります。またカップの底にはシリコン製の滑り止めが施してあるので、滑りやすい台の上でも安定して置くことが可能です。
シリコンで握りやすくなったハンドル
マスターシリーズの真空ボトル1.3Lに付属しているハンドルは頑丈なスチール製。これなら重量のあるマスターシリーズでも安心です。さらに握る部分にはシリコン加工を施し、ポリプロピレン製のクラシックシリーズのハンドルと比べても滑りにくく握りやすくなっています。注ぎやすいのもうれしいポイントです。
スタンレー「マスターシリーズ」を一挙紹介!
全体に共通していることは、スタンレーの中でも抜群の保温・保冷力があること。そして頑丈なことです。全て食洗器に対応していることもうれしいポイント。
スタンレーのマスターシリーズにまつわる疑問
マスターシリーズは、ここで買える?こういう使い方はできる?といった代表的な疑問に対して解説します。
コストコで買える?
数多くのアイテムや食料品を割安な価格で購入できるコストコ。スタンレーの商品も一部販売していますが、残念ながらマスターシリーズは2021年8月現在まで取り扱われていません。今後に期待です。スタンレーのほかのアイテムに関しても、必ず取り扱っているというブランドではない(店舗によっても変わってくる)ので、欲しいアイテムを見つけたら即ゲットがおすすめ。
飲み口から氷は入る?
マスターシリーズのマグやボトルは、中栓や飲み口のフタを抜いた状態の口が大きく、一般家庭の製氷皿で作った氷が楽々入ります。キャンプやピクニックに持って行こうとした飲み物の冷えが足りなくても、製氷皿の氷を入れられるなら問題なし。保冷効果も相まって、暑いアウトドアでも冷たい飲み物を味わえます。
スタンレーのマスターシリーズで幸福度を上げてみる?
アウトドアでのハードな使用にも耐え、長時間飲みごろの温度を保てるマスターシリーズ。ぜひ使ってみたいボトルをゲットして、その素晴らしい機能を確かめてください!
▼こちらの記事もどうぞ