機能性に優れたサヴォッタのおすすめアイテム10選！魅力や取扱店も紹介

サヴォッタ(サボッタ)は、1955年に北欧・フィンランドで生まれたブランドです。バックパックをはじめネイチャーストーブ、サウナテントなど一風変わったアウトドア用品を製造しています。特殊用途の高機能な製品を提供してきた結果、自国のフィンランド国防軍と50年以上にわたる提携関係が継続中です。北欧の気候や自然環境事情に合わせた製品を創る独特なメーカーといえるでしょう。

年間平均気温が日本よりはるかに低いフィンランド。そんな厳しい自然ではぐくまれたサヴォッタはどのようなメーカーとして愛されてきたのでしょうか。

サヴォッタの製品はフィンランド国防軍と長年の提携があり、一般用に販売されている製品に使用されている素材も同じものです。素材だけでなく設計も過酷な環境での要求基準を満たすため、機能性と耐久性を突き詰めた製品となっています。

またサヴォッタのバックパックは、一部のメーカーが取り入れているカスタマイズにも適応しています。これはPALSアタッチメント(モールシステム)といい、外部のベルト部分に追加のポーチやギアを取り付けることによって、バックパックを個人や環境、荷物量に合わせてカスタムできるものです。これによりデイキャンプならポーチを外し最小限のバッグで、荷物を多めに持ちたい時は任意でポーチを増やすような使い方もできます。

軍用の基準を満たす製品というと武骨で化粧っ気のないイメージですが、それはあくまで一分野の話で、ほかにも遊び心のあるアイテムも製造しています。特徴的なのは薪ストーブで、プレートを組み合わせて火を入れるとシルエットや生まれる影が顔文字のようになるようなデザインから、製作者たちのユーモアを感じるでしょう。

サヴォッタの中で知名度が高いバックパックといえばヤーカリですが、それ以外にもショルダータイプやクラシックデザインのアイテムも販売しています。

サヴォッタ製品は海外アウトドアブランドの正規輸入代理店であるUPIを中心に、全国の主要アウトドアショップで手に取れます。

2021年1月にオープンした体験型アウトドアストアです。店内には各国のUPI取扱ブランドが展示されるだけではなく、室内に植栽や小川の流れるフィールドを再現し、都内にいながら自然環境を感じられるような造りになっています。 【基本情報】

▼店内に小川が流れるUPI表参道とは？

鎌倉にある北欧、欧米のアウトドアメーカーを中心に扱うストアです。特にノルウェーのナイフメーカー「ヘレナイフ」の品揃えが豊富で、お店の前にある中庭で定期的に行われているワークショップスペースが特徴的です。ここではアウトドアナイフを使った薪の火おこしやウッドスプーン作りなどが開催されています。 【基本情報】

関西で実物を手に取れるUPI唯一の直営店として京都店があります。2021年7月1日に移転リニューアルオープンした店内ではハンモックなども吊るしてあり、こちらでも商品の一部を体験できるワークショップも実施されています。 【基本情報】

サヴォッタ製品を取り扱う実店舗は、好日山荘やモンベルといったアウトドアショップでも可能です。日本ではUPIが大手の窓口となっていますが、それ以外にも一部の製品であれば触れられる場所が北海道から九州まで複数あります。 詳しくはこちら：ＵPI取扱店

日本とは環境こそ異なりますが、厳しい環境での実用に耐え実績を積んできたのが北欧の各メーカーです。ミリタリー風のバックパックが好みのアウトドアユーザーなら、ぜひサヴォッタの製品を一度身に着けてみましょう。