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ユニフレーム

ユニフレームの新作「焚き火ベースsolo」が傑作の予感。「ぶら下げる焚き火台」にコアキャンパーも納得

2021.09.13キャンプ用品PR

すっかり人気が定着したソロキャンプ。各ブランドが専用の焚き火台を数多くリリースする中で、ユニフレームが決定版として出した新作が「焚き火ベースsolo(ソロ)」。キャンプ歴10年以上、年30泊のベテランキャンパーに、同じく話題の卓上グリル「UFタフグリル SUS-TG」と一緒に使ってもらい、リアルな使用感を教えてもらいました。

ソロ焚き火の決定版

話題の焚き火ストーブsolo

焚き火ベースsolo
ユニフレームの2021年の新作で、昨年末の発表から注目を集めている焚き火台が「焚き火ベースsolo」。鍋などが吊るせるトライポッド代わりのフレームが一体化し、直火で料理をしながら炎の鑑賞も楽しめるマルチな焚き火台です。一回り大きい「焚き火ベース 450」を、ソロキャンパーの要望に応えてコンパクト化。ソロでの使い勝手を追求しています。

生粋のキャンパー堤さんが使用

焚き火台の前に座る堤さん
発売前からすでに話題になっているユニフレームの新作を使ってもらったのは、人気アウトドアウェアブランドgrn outdoor(ジーアールエヌ アウトドア)の営業担当で、生粋のお酒好きキャンパーとして知られる堤勇一郎さん(34)。新作の機能や使い勝手の本音を、忖度なしに教えてもらいました。

コックピットスタイルが相性抜群

堤さんのソロスタイルに密着

レモンサワーを飲みながら料理を楽しむ
▲お酒をのみながらゆったりと料理が楽しめる焚き火ベースsolo
堤さんは今回、焚き火ベースsoloを正面に据え、右手に耐熱性のある焚き火テーブル、左手に食材などをのせたフィールドラック2個を配置。飲み物や調理器具の全てに座りながら手が届くようにした「コックピットスタイル」で、お酒の入ったタンブラーを片手に、ソロの時間を思いのままに過ごしてもらいました。

ソロ用でも2本のフックで複数調理

キャンプ羽釜3合炊き(左)と焚き火鍋18cm
▲キャンプ羽釜3合炊きと焚き火鍋18cm
焚き火ベースsoloは、同じく新作の「焚き火鍋18cm」と、ヒット作の「キャンプ羽釜3合炊き」を2つ同時に吊るせます。焼き網も2枚付属。鍋料理のできあがりを待っている間に、火床の半分は網の上に鉄板を置いて別の焼き料理も。フックのついたポールがあることで、ソロ用の焚き火台でありながら、複数の料理が効率的に楽しめるようになっています。

家では味わえない新鮮な感覚とは?

ほうとう風の鍋料理
堤さんは今回、焚き火鍋18cmに合わせて、山梨名物ほうとうをイメージした鍋料理に挑戦。カット済みの大根と人参が入った豚汁の具セットに、豚肉、ネギ、電子レンジであたためてきたカボチャ、乾麺、ほうとうの汁の素を手際よく投入。待つこと10分。鍋の木蓋をはずせば、湯気とともに、野菜の色が鮮やかな鍋が完成しました。 ここで堤さんは気づきます。「普通の料理と鑑賞を兼ねた焚き火台だったら網の上に鍋を置くと思うのですが、鍋を吊るすことで、炎の鑑賞も同時に楽しめるのはいいですね!」。 ソロキャンプ用でありながら、一般的に販売されている35〜40cmの薪が丸々入ったことも好印象。お酒が入っていると、薪を割るバトニングでけがをするケースも多いので、堤さんにとっても見逃せない点です。

憧れのベーコン干しが手軽に

ベーコン燻製を楽しむ堤さん
▲ベーコン燻製を楽しむ堤さん
焚き火台でのベーコン干し
堤さんが「前々からやってみたかった」という、野営的なベーコン干しが手軽にできるのも、フレーム一体型の焚き火ベースsoloならではの特徴です。 市販の薄切りベーコンを遠火でじっくり2時間ほどあぶり続け、脂が落ちてカリカリになるまで我慢したところで、「そろそろ」と一口。さらに生搾りレモンサワーでリセットして、また一口。「…………」。キャンプの至福の瞬間をベーコンとともに噛み締めます。
焚き火鍋で料理をしながら、ベーコンを燻製
▲焚き火鍋で料理をしながら、ベーコンを燻製
「これは安くて簡単だけど、最高のキャンプのつまみですね。焚き火だけでも十分に燻製ぽくなるのですが、薪にスモークチップをかければさらに深みのある味わいになります。焚き火ベースsoloはフックも2つ付いているので、次は一から自分で仕込んだベーコンもちゃんと作ってみたくなりますね」
便利なSカン
▲肉の塊や魚もかけられるフックが2つ付属

開発陣も想定していなかったシンデレラフィット!

シンデレラフィットしたフライパン
実は、堤さんが焚き火台ベースsoloに心を射止められたのは、薪に火をつけた直後から。「それでは、いきますか…」と砂肝のパックを手にとったときでした。 油を敷いたスキレットで炒め始めて、「これは!」と驚く堤さん。ユニフレームの10インチのスキレットが、網を置く段差にすっぽりとフィット。網や五徳なしでも、安定感をもって調理ができるようになっていました。 奇跡のシンデレラフィットに、取材に立ち会っていたユニフレームの広報担当者も「これは開発時には想定していませんでした!」と興奮した様子。

収納あっての焚き火台

コンパクトに収納できる焚き火ベースsolo
フレームは分解でき、本体は折りたたみ式。別売の焚き火テーブル用のトートバッグに、テーブルとともにコンパクトに収納できるのも、ソロキャンパーにとっては重要な点です。

非日常が楽しめるワケ

「今回の焚き火ベースsoloはその名の通りソロ向けの仕様ですが、欲を言うと、もう少し長いサイズで、2人〜3人用もあるとうれしいですね。これまでトライポッドでぶらさげるのはケトルぐらいでしたが、鍋も吊るして料理をすることで、非日常の感覚がより深く味わえるのが楽しかったです」 焚き火ベースsoloが、ソロキャンプで気持ち良くお酒を飲むのに最適な焚き火台であることは、ほろ酔いの堤さんの様子からも伝わってきました。
焚き火ベースsolo
【基本情報】 商品名:焚き火ベース solo(ソロ) 使用サイズ:約46×49×高さ55cm 収納サイズ:約46×35×厚さ8cm 重さ:3.8kg 価格:14,900円(税込) 発売日:2021年9月18日(土) 詳細はこちら:ユニフレーム公式サイト ※撮影した商品はプロトタイプのため、イメージと異なる場合があります。

オーストラリアから逆輸入の画期的グリルとは?

ロングセラー「ユニセラ」を超える名品!?

タフグリル
卓上のグリルといえば、ユニフレームのロングセラー商品「ユニセラ」が有名。しかし、日本より大きいサイズの肉が好まれるオーストラリアでは「もっと大きな卓上グリルがほしい」という需要があり、より大人数に対応した卓上グリルを日本より先行して展開していました。 その機能性の高さから、ユニフレームは2021年に「逆輸入」の形で日本でも展開したステンレス製の卓上グリルこそ、「UFタフグリル SUS-TG」です。

炭火の良さを実感

輻射熱のあるタフグリル
▲遮熱板のあるタフグリル
遮熱板があることでテーブルの上で使っても、熱くならず、炭火を楽しんだ後は卓上の焚き火として使える耐久性を誇ります。
タフグリルの鉄板
▲UFタフグリル用の鉄板150(右)と鉄板 300
ユニフレームの新作グリル
▲蒸し料理も気軽に楽しめる別売のふた「UFタフグリルリッド」
別売のふた「UFタフグリルリッド」も使えば、アメリカンバーベキュースタイルの「外はカリッと、中はジューシー」なステーキを楽しめるほか、魚介類や野菜の蒸し料理も簡単。UFタフグリル用の鉄板150と鉄板 300を使えば、ただ焼くだけでなく、パエリアやアクアパッツァなど、バリエーション豊かな料理が楽しめます。

七輪と焚き火台のいいところどり!

タフグリル
お酒の次に、肉料理にはこだわりのある堤さん。「タフグリルであらためて気づいたのですが、やっぱり、最終的には炭火で焼く肉がうまいですよね。七輪と焚き火台のいいところどりをした進化系のグリルで、熱が下にいかないのも素晴らしいですね。これはお世辞抜きにほしいです」。
タフグリル
▲組み立て不要で、UFギアバッグ25にすっぽりと収納できる「UFタフグリル SUS-TG」
堤さんはタフグリルにも愛着がわいたのか、ユニフレームへの提案も。「焼肉屋のようにぴったりと中にはまる専用テーブルがあれば、最高ですね。このモデルは2〜3人に最適なサイズ感ですが、焚き火ベースsoloのように小型化して、半分サイズのソロ用も作ってほしいです。ユニフレームさん、ぜひ実現してください!」と熱望していました。
【基本情報】 商品名:UFタフグリル SUS-TG サイズ:約40×37×高さ16cm 重さ:約4.4kg 価格:12,500円(税込) 発売時期:2021年10月ごろ 詳細はこちら:ユニフレーム公式サイト

コアなキャンパーも満足させるユニフレーム品質

ユニフレームのソロ用の焚き火台「焚き火ベースsolo(ソロ)」と新型の卓上グリル「UFタフグリル SUS-TG」は、どちらもコアキャンパーも満足させる完成度の高さ。キャンプの焚き火と料理をワンランク上げるのに欠かせない新作になりそうです。
撮影協力:grn outdoor

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