お題は「カラー統一」！ベテランキャンパーたちが挑戦する、白・黒・緑のサイトコーディネート選手権

Instagramをながめていると、統一感のあるサイトにほれぼれすることはありませんか？キャンプギアがそろってくると、おしゃれなキャンプサイトを作ってみたくなるもの。「でもどうすれば統一感を出せるの？」。今回は、そんな疑問に答えます！ 初心者におすすめなのは、カラーを統一したキャンプサイト作り。ギアの色を合わせていくだけで、グッとサイトが引き締まります。

そこで！おしゃれなカラー統一サイトはどうやって作ればいいのか、3組のベテランキャンパーに実際にチャレンジしてもらいました！用意したのは、ポータブル電源ブランド「POWER STAR(パワースター)」の新作。キャンプギアと相性の良い4色のカラーを展開しています。これを使って、それぞれしっくりとなじむキャンプサイトを作ってもらいます。

使用するのは、ブラック、フォレストグリーン、ムーンホワイトの3色。ミントグリーンは今回お休みです。サイズは300W、500W、2000Wのうち、キャンプに最適な500Wのもの。一体どんなサイトができあがるのでしょうか？ ちなみに、500Wのモデルではスマートフォンが125回〜130回、扇風機(50W)が11時間〜12時間使え、暑い時期にも活躍します。

チャレンジに参加してくれるのは、こちらの3組。

素敵な笑顔でこちらまで楽しくなりそうな、夫婦キャンパーのwakaさんと奥さん。ブラックのパワースターを使います。

渋めのスタイルが男心くすぐるソロキャンパー・BOCCAさん。フォレストグリーンのパワースターを使います。

柔らかな雰囲気がかわいらしいshihoさん。ムーンホワイトのパワースターを使います。 さて、実際にできたキャンプサイトやいかに！？

出だしから目を見張るようなキャンプサイトを作ってくれたwakaさん。しっかりとブラックで色が統一されています。

パワースターのキャンプサイトにおけるなじみ具合も上々。漆黒のサイトの中にしっかりと溶け込んでいます。

「白やグレーを多く使い、モノクロなキャンプサイトに仕上げてもいいのですが…」と言いつつ、一つ残らず、すべてのギアを黒で統一しているwakaさん。黒は色の力が強く、他の色が少し混ざるだけでそのギアが浮いてしまうのだとか。ポイントは「どうせやるなら徹底的に」。小物からガイロープまでしっかり黒で統一していくと、かなりインパクトのあるキャンプサイトができあがります。

全部黒で！とはいっても、なかには黒いアイテムが見つからないこともあるはず。そんなとき、wakaさんはギアを手作りしています。こちらのテーブルも自作のもの。無骨感のあるデザインや邪魔にならないサイズなど、色以外にも魅力が詰まっています！

この日は風の強い冬。タープと黒ギアの熱のおかげで暖かく過ごせました。夏は暑くないのかどうかについて聞いてみると「そのために全面メッシュになるテントを選びました。風が通ればしっかり涼しくなりますよ！ポータブル電源にサーキュレーターをつないで、快適に過ごしています」とwakaさん。

実際にパワースターを操作しながら「アプリと連動しているので、ちょっと離れた場所からでも操作ができるんですね！充電残量が分かるのもいいなあ。何より、アプリ画面が白黒を基調としているのが気に入ってしまいました(笑)」と、筋金入りのブラックギア好きを発揮していました。

ミリタリーチックな組み合わせが男らしいBOCCAさんのキャンプサイト。ちょっと寒々しい空も、むしろサイトを味付けする魅力になっています。

さまざまなグリーンを組み合わせてキャンプサイトをコーディネートしているのがおしゃれ。フォレストグリーンのパワースターも、うまくキャンプサイトにハマっています。

誰よりも設営するのが早かったBOCCAさん。サイト作りのコツは、ウルトラライト(UL)。まず物を厳選すること。そして、簡単に扱えるギアを選ぶことです。「キャンプでゆっくり過ごす時間を多く作りたいので、設営の早さにはこだわっています。組み立てが簡単で、本当に気に入っているものだけを持っていきます。地面を使うことで、テーブルも使わなくなりました」と、徹底されていました。

アースカラーを中心に色を組み合わせているBOCCAさん。「グリーンを中心にする場合、小物にブラウンなどアースカラーが少し混ざっても違和感がなく、おしゃれです。フィールドにもなじむ色合いなので、写真映えもばっちりです！」と語ってくれました。

BOCCAさんのキャンプサイトは、シンプルだけど過ごしやすいつくりでした。「極力ストレスをなくすことがキャンプを楽しく続けるコツです。ペグハンマーは重いから持って来ずに手頃な石でペグ打ちするけど、写真を撮るのは楽しいからポータブル電源は欠かせない。フィールドのものをうまく使ったり、文明に頼ったりしながら、一番快適なスタイルを見つけるのがおすすめです」。

「パワースターは容量が500Wと大きいのにこのサイズ感なのがいいですね。色も好みだし、このまま持って帰りたい！」とおちゃめに話してくれました。

まるで街中のカフェにやってきたかのようなshihoさんのキャンプサイト。優しい風合いに仕上がっています。

ナチュラルさ全開のキャンプサイトに、ガジェット感のあるポータブル電源を合わせるのは難しい…？と思いきや、見事にサイトの中に調和していました！

実はまだキャンプをはじめて4ヶ月ほどだというshihoさん。おしゃれなサイト作りのコツを聞いてみると「もともとインテリアにこだわるのが好きなので、普段から部屋を作る要領でキャンプサイトを作っています。家具は毎日使うものだから、デザインや使い勝手も含めて丁寧に選びますよね。キャンプギアも同じようにしっかり下調べした上で、思いきって最初から良いものを取り入れてみてください」。駆け出しながら、並々ならぬこだわりを感じました。

shihoさんのキャンプサイトはホワイトギアを中心に、ウッド系の素材を使ったものも取り入れています。「サイト作りで大事にしているのは、風合い。キャンバス地など布系のホワイトを中心に使い、木製のアイテムも多く取り入れています。色だけでなく、素材にもこだわることで、より統一感が出ますよ」。細かいテクニックまで教えてくれました！

ゆったりと落ち着いた空間に仕上がっているshihoさんのキャンプサイトで、「実はうまくできるか心配でした」とこっそり打ち明けてくれました。

「風合いという点で、ポータブル電源と上手に組み合わせられるか心配でしたが、パワースターが少しクリームがかったおしゃれなホワイトだったので助かりました。写真にこだわったり、インスタをみていたりするとすぐに充電がなくなってしまうので、もしポータブル電源の充電がなくなってしまっても、ソーラーパネルがあればすぐに発電できて安心ですね。普段のキャンプにも導入してみようかなあ」。

3組ともおしゃれなカラー統一キャンプサイトを作ってくれました。さて次はあなたの番です！好きなカラーのパワースターを選んで、キャンプサイト作りに挑戦してみてください。 撮影場所：ウェルキャンプ西丹沢