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焚き火好きも納得の新たな「焚き火台」

タキビストの要望に11の機能・デザインで応えた焚き火台!シーンによって2通りのサイズに変形できる

焚き火好きの要望に11の機能とデザインで応えた組立式の焚き火台が、東京・青梅を拠点とする老舗板金加工「小沢製作所」の技術によって完成しました。「大きい」「重い」「不安定」など、これまでの焚き火台に不満のあったキャンパーを満足させる一台。2021年にマストバイな「焚き火台」の登場です。

直焚き火の感覚と都会的な便利さ=アーバンブッシュクラフト

小沢製作所は2018年、「自分たちの誇る薄板金属加工の可能性を、新しい視点で伝えたい」と商品開発のプロジェクトを始動。「バックパックで持ち歩ける、パーソナルなアウトドアギアが欲しい」と思った同社の社員が、金属加工や安全への配慮で、答えが出せると確信。全部で11もの機能とデザインを備えた組立式の焚き火台をついに完成させました。

2スタイルに変更できる利便性あるデザイン

大きな特徴の1つが、2通りの形状に変更できる組み合わせ方。同じ形のプレートが5枚で1セットになっており、4枚だけで組み立てるとコンパクトで高さのあるピラミッド型に5枚全部を使用して組み立てると、開口部が広く、地面に近いフラワー型の焚き火台として使用できます。シーンに合わせて2通りの使い方が選べるのも大きなポイント。20~30秒で組み立てられるのも、アーバン的な便利さをイメージした焚き火台ならではの特徴です。
軽量化と強度のバランス、焚き火の熱を伝わりにくくする脚部のトラス構造や、熱によるプレートの変形を抑えるための規則的な形状の通気孔を採用。細かな機能の設計から導き出された、インダストリアルなデザインも他にはない魅力です。 保管時に欠かせない付属のアルミケースも、雑誌やノート型パソコンのような感覚で持ち運べるコンパクトさとスタイリッシュなデザインに。さらに、素材のアルミ材にアルマイト処理を施すことで、汚れや擦り傷に対しても強い点も板金加工の老舗ならではの技術です。

炎のゆらめきを最大限に楽しめるにした工夫とは?

焚き火台で魚を焼く様子
プレート上面部分には、U字カットを配置。スタンドに焼き串などを立て掛けられ、魚をじっくり焼いたり、横にブリッジを組んでケトルを火にかけたりと、アイデア次第で使い方は無限大。 外気を取り込む通気孔も独自の設計で、テストを繰り返してサイズや配置を調整。さらに、ロストルの位置や、その下の開口面積を最適化し、美しい炎が立つ燃焼性を実現しました。
脚部は設置場所の地形にフィットしやすいように可動域を設け、平坦でない場所でも横転する危険性をできるだけ排除しています。

老舗の板金加工会社が開発した“安全性”

組み立て後の分解のリスクをなくすため、強固なはめこみ構造に。持ち運びやすさだけでなく、製造業の「安全第一」の視点から、落下時の危険性も考慮。できる限り軽量化を実現するため、プレート1枚の重量を細かく調整しながら、耐久性ある設計にしました。
高温度域の燃焼テストなどを繰り返した結果、ステンレス鋼の中でも耐熱温度980℃のオーステナイト系ステンレス鋼SUS309Sを使用。金属である以上は避けられない熱による膨張などの形状の変化についても、通気孔の数と配置を工夫。同じ方向に歪みが発生するように集約し、歪みと強度の低下を最小限にとどめる工夫をしました。

純国内産で作り上げたこだわりのアイテム

クラウドファウンディングサイト「Makuake」で販売中。3月15日まで応援購入できます。 【基本情報】 商品名:組立て式焚き火台スタンド 使用サイズ: [4枚組時]約195mmx約210mmx約210mm(4角形) [5枚組時]約140mmx約340mm(最大幅5角形) 重量:本体1.21kg(収納ケース0.69kg) 購入はこちら:Makuake

妥協しない老舗鉄工所の品質を

長年にわたり薄板金属の加工を生業としてきた小沢製作所。アウトドアで使う道具でも品質には妥協せず、機能やデザインも最高水準を目指して作られた遊び心あふれる大人にぴったりな「焚き火台」は、長く使い続けられるベストパートナーになるはずです。

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