もう焦げない！高機能メスティンが誕生！ヤエイガレージがMakuakeでリリース【速報】

8A GARAGE(ヤエイガレージ)は、2019年秋に北海道小樽市を拠点に立ち上がったアウトドアブランド。ツーリングや山登り、キャンプ、スノーボードなど、道内の大自然を楽しむメンバーが、「より多くの人に自然の中で過ごす時間の豊かさを感じてほしい」との思いで設立した新生ブランドです。

メスティンは英語で「飯ごう」の意味。「煮る」「焼く」「蒸す」「燻す」と幅広く使えることから、今やキャンプや登山の愛好者だけでなく、一般の家庭でも認知度が上昇中。どのアウトドアショップでも品薄が続いています。 ただ、海外ブランド製の多くが、使用する前と後に手間がかかるのは、よく知られた話。鋭利になっているフチを紙やすりでとる必要があるなど、モノづくりが好きな日本人からすれば、精巧な商品というのが難しいのも周知の事実です。

海外ブランドのメスティンを愛用していても、炊飯でふと油断したときに焦げつかせてしまったことあるのは、 8A GARAGEのメンバーも同じ。約3カ月前にスタッフが新商品の開発について話していたときに、「やっぱりメスティンの使い勝手はいいけど、初心者には扱いづらい焦げつけやすさはなんとかならないか」というユーザー目線で開発をスタートさせました。

しかし、8A GARAGEのメンバーは開発をしているうちに、焦げないメスティンがこれまでなかった理由について気づくことなります。「メスティンは無垢の薄いアルミのため、一般的な調理器具に使われるテフロンでは、加工時に高温でベコベコになってしまって使えないのです」(ブランド代表)。 そこで、道内の加工に強い企業とタッグを組み、テフロンと同じぐらいの撥水性を持ち、食品衛生上も問題のない「ある特殊な処理」を施すことで、念願の「焦げないメスティン」を実現させました。

開発メンバーが何よりも驚いたのが、「おいしいおこげのご飯が手軽に楽しめる」ということ。炊飯してもご飯が底面にこびりつかず、するっとフタに落とせるほど焦げ知らずの実力。使い終わった後にタワシでゴシゴシと洗う手間もなく、水のない登山や車中泊でもウェットティッシュでふくだけですむ完成形ができあがりました。 8A GARAGEによると、これまでに20回ほど調理をしても、加工の効果は問題なく続いています。

焦げないことで、目玉焼きもきれいにはがれますし、よりきれいな見た目のメスティン料理ができるように。さっとふくだけで、次の料理も作れ、持ち物を減らしながらも効率的にキャンプ料理を楽しめます。

同ブランドが指摘する海外ブランド製のもう一つの弱点が、本体上部に刻まれた溝。溝があることで耐久性が高められますが、料理をするとふたがとりにくくなり、やけどの原因にもなってしまいます。スリップメスティンではふたのないフラットな形状にしつつも、ふたが締まりすぎないようにしました」。

ハンドルを固定するリベットも、一般的に流通しているトランギアのものは2つですが、3つにすることで強度を高めています。さらに、スリップメスティンは、黒色のハンドルだけでなく、数量限定でレッドハンドルのモデルも展開しています。

メスティンをもっと自由に楽しんでもらうため、こだわりのレザー製ハンドルカバーと帆布製カラーバッグも用意。おしゃれなキャンプサイトでも映えるオプションを同時にそろえています。

レザー製のハンドルカバーは、札幌でアウトドア用のレザーグッズを手掛ける人気ショップ「STEPPING STONES」が製作。革の切り出しから縫製まで、全て職人がハンドメイドで仕上げ、こちらもスリップメスティン同様に妥協のない仕上がりなっています。

帆布の専用袋は、ヴィンテージウォッシュ加工した厚手の帆布生地に、本牛革のベルトのついたモデル。全6色の展開で、お洒落にメスティンをドレスアップできます。

【基本情報】 商品名：スリップメスティン サイズ：9.5cm×16.5cm×6.4cm 容量：800cc 材質：アルミ 価格：5,313円(税・送料込み)〜 購入はこちら：Makuake ブランドの詳細はこちら：8A GARAGE公式サイト

既存のメスティンの弱点を克服し、キャンプ料理を充実させる「スリップメスティン」。8A GARAGEはこのほか、耐熱加工を施したカラフルなモデルや、彫刻を入れたメスティンも年内をめどに投入する予定です。今は撥水・撥油の加工のみ北海道でやっていますが、本体も北海道で製作し、「北海道メスティン」も視野に入れています。