スモークウッドの種類や使い方を紹介!これであなたは燻製マスター
お庭キャンプしながら燻製に挑戦してみた! 子どもが意外にはまった理由とは?
2020.05.17キャンプ料理
気軽に外出ができない中で、自宅でアウトドア気分を楽しむ「おうちキャンプ」は、家にいながら非日常を体験できる家族の楽しみ。ファミリーキャンプを愛する我が家では、子ども2人がキャンプ料理の回数を重ね、興味をもち始めています。そこで今回は燻製に挑戦。「子どもが食べたい!」という定番から意外な食材まで、「お庭キャンプ」をしながら燻製をしました。
制作者
望月純子
キャンプ歴6年のママキャンパーです。ファミリーキャンプを楽しんでいますが、最近はソロキャンプを目論み中。トリパスプロダクツの焚火台「グルグル・ファイヤー」を愛用し、キャンプ飯作りに没頭しています。
もっと見る
おうちキャンプは室内からお庭へ
外出の自粛が求められていた中で、多くの家庭が親しんでいる「おうちキャンプ」。ただ室内にテントを張るだけでは子供も飽きてしまうので、普段のファミリーキャンプでも使うアウトドアアイテムを庭に置き、「お庭キャンプ」でのキャンプ料理に挑戦。大人のイメージがある燻製料理ですが、子供も一緒になって大盛り上がり。その様子を報告します。
燻製の用意はいたってシンプル
準備したもの
・燻製器
・燻製をする際食材をのせる網
・スモークウッドまたはスモークチップ
・炭
・アルミホイル
・トング
燻製に必要なものは、いたってシンプル。木を破片状にした「スモークチップ」とアルミホイルがあれば、家にあるフライパンや鍋でも簡単に燻製ができます。燻製器も、ダンボールから、専用のものまで、さまざまな商品があり、ホームセンターでも気軽に手に入ります。
まずは家にある調理器具で試してみてから、本格的な燻製器を試してみてはいかがでしょうか。我が家では夫が1年前に突然に注文し、大きすぎるあまりにキャンプ場に持っていけなかった燻製器を久しぶりに使用。線香のようにゆっくり燃えるスモークウッドを使って挑戦します。
▼hinataの家にある調理器具でできる燻製の特集はこちら
▼本格的な燻製器についてはこちら
【2024年】燻製器おすすめ28選!野外料理研究家のイチ押しと簡単な自作方法も
キャンプで燻製を成功させるためには、燻製器選びと燻製のコツを押さえましょう。今回は、野外料理研究家のベアーズ島田キャンプさん監修のもと、プロ目線での失敗しない燻製器の選び方を徹底解説します。気になるアイテムやおすすめの食材もピックアップ!
子どものリクエストで準備した食材
・チーズ
・ピーナッツ
・枝豆
・ベーコンブロック
・煮卵(あらかじめ前の晩から仕込んでおき、燻製は煮卵の状態からスタート)
・ラーメン!?
燻製の食材選びは子どもたちのリクエストした食材を準備。まだお酒を飲まないものの、渋い食材が並びます。ラーメンは子どもの発想ならでは。どんな味になるのか楽しみです。
子どもと一緒にいざ燻製にチャレンジ!
燻製は作り方も簡単
①食材の表面に水分がついている場合は、キッチンペーパーで取り除き、なるべく乾いた状態にしておきます。水分がついたままで燻製を始めてしまうと、煙の成分と水分が反応し、苦味などがでてしまう場合があります。
②スモークウッドに点火し、燻製器の下段にセットします。ここは大人の出番。
③網の上に食材を置いていきます。枝豆、ピーナッツのように細かいものはアルミホイルの上にのせます。
④燻製器のふたをしめ、1時間半〜2時間ほど待ちます。途中段階でスモークウッドに着けた火が消えていないか?などチェックすることをおすすめします。
燻製器に興味津々の子どもたち。リクエストした食材で燻製を作ります。スモークの薫りに誘われて、子どもたちは、燻製の出来具合が気になり何度も見に来ます。燻製器を倒したりしないように、大人が見張っているようにしましょう。
子供たちと一緒に作った燻製が完成
時間がたてば、でき上がりです。燻製器の扉を開ける時のドキドキ感がまた楽しみです。でき上がりの燻製はこんがりといい色です。子どもたちも「おいしそう」と大喜び。完成した燻製は、煙の薫りが付きすぎるため、外気にふれさせて味を落ち着かせることがおいしく食べるポイントです。
燻製ラーメンの味はいかに!?
燻製ラーメンの材料
・レトルトラーメン
・水
・燻製ベーコン
・燻製煮卵
・燻製枝豆
・燻製チーズ
完成してから燻製を盛り付け
①鍋にお湯を入れ、レトルトラーメンをゆで、付属のスープをつくります。
②ラーメンが完成したら、ネギのほか、燻製したベーコンと煮卵、枝豆、チーズを盛り付けます。
燻製ができ上がったら、ラーメン大好きな我が家の子どものリクエストで、燻製ラーメンを作ります。ここは、子どもたちに活躍してもらいます。子どもたちは「大好きなラーメンを燻製にしたらどうなるのかな?」と好奇心いっぱいで、実験のように料理。火を使う作業は、大人がよく注意して子どもを見守ります。
お庭キャンプをしながら燻製を実食
チーズは、コクがあり深みのある味わい。表面が硬く、中がほどよく柔らかい食感もいいです。子どもの受けもとてもよく、おやつ感覚で食べています。枝豆、ナッツは、大人味のおつまみ。大人はビールと一緒に。「最高だわ~!」と、家族全員が笑顔になります。
子どもたちが作った燻製ラーメンからは、スープの香りを凝縮したような濃厚な香りが漂います。ベーコンと煮卵の燻製の深みのある味わいが加わり、家族みんなで「ラーメンに合う!」と驚き。病みつきになりそうです。スープがいっそうおいしくなり、あっという間に完食。いつものレトルトラーメンとは一味違う、燻製ラーメンでした。
燻製でお庭キャンプも大盛り上がり
子どもと一緒に作った燻製料理は、皆で楽しみながら作った分、愛情もたっぷり。お庭キャンプの雰囲気も相まって、おいしく感じました。キャンプ料理にはまり、別の料理にもチャレンジしたいと意気込む子供たち。皆さんもぜひ、燻製にチャレンジしてみてください。