2020年の大本命!昨年バカ売れした人気テントがさらに進化!?【櫻井店長になんでも聞いて!vol.1】
2020年の新作テントが、続々と店頭に並び始めるこの季節。大型のアウトドア専門店「エルブレス名古屋」の店長に2020年新作テントの大本命を教えてもらいました!このテントがあれば、夏場のキャンプもラクラク過ごせる!?その魅力を詳しく紹介します!
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
武山店長から櫻井店長へバトンタッチ
武山店長の辛口ジャッジ!は惜しまれつつ終了
エルブレス名古屋みなと店の武山店長に、キャンプ初心者の疑問をズバッと解決してもらう「武山店長の辛口ジャッジ」。武山店長の人柄と詳しい商品知識によって、第16弾まで続いた人気企画です。しかし今回、武山店長の異動に伴い、惜しまれつつも連載終了となりました。第16弾までお付き合いいただきありがとうございました。以下、武山店長よりメッセージが寄せられています。
武山店長:hinata読者のみなさん、今まで辛口ジャッジ企画をご覧いただきありがとうございました。いろいろな企画をさせていただきましたが、記事を読んだ方が、店頭に来て声をかけていただけるとやはりうれしいもので、1年半楽しませていただきました。今後も、エルブレス名古屋みなと店をよろしくお願いします」
新連載「櫻井店長になんでも聞いて!」スタート!
武山店長の後任は女性の櫻井店長。櫻井店長も深い商品知識と話しやすい人柄で、質問するにはうってつけ!そこで、hinataのInstagramストーリーで、櫻井店長へのキャンプ用品にまつわる質問を募集します!普段から疑問に思っていること、不安なこと、購入に迷っているものなど、ざっくばらんにご質問ください。櫻井店長が丁寧に答えてくれるはず!
【プロフィール】
名前:櫻井店長
アウトドア歴:8年
キャンプスタイル:登山、ソロ
今回1発目は、「2020年新作テントの中で、これからキャンプデビューを考えている人におすすめのテントは?」という筆者の質問に答えていただきました!
2020年は、あのシリーズの新作テントに注目!!
櫻井:このカラーのテント、キャンプ場で見かけたという方も多いと思います。コールマンの「ダークルームテクノロジー」という機能を搭載したテントで、昨年、発売直後からすさまじい人気が出ました!今年の新作ツールームテントは、さらにパワーアップして使い勝手が上がっているので、2020年の本命テントになるのではと個人的に注目しているんです!
━━━ それは、かなり期待できそうですね!!
櫻井:名前は「タフスクリーン2ルームハウス / LDX+」。同じモデルで一回り小さい「MDX+」の2サイズ展開になります。より広々としたリビングスペースの確保をするなら、「LDX+」がおすすめですね。今回は、この「タフスクリーン2ルームハウス / LDX+」について、詳しくレビューしていきたいと思います。
【基本情報】
- 使用サイズ:610×365×220(h)cm
- 収納サイズ:直径36×75cm
- 使用人数:4~5人用
- 重量:20kg
ダークルームシリーズの魅力をおさらい!
櫻井:まずは、昨年から発売されたダークルームテクノロジーシリーズの特徴をおさらいしましょう。一番の特徴は、名称のとおり、寝室が暗いことにあります。実際に寝室に入ってみましょう。
━━━ 完全に閉めると本当に真っ暗!店頭の明かりがほとんど入ってきません。
櫻井:暗いということは、太陽光をシャットアウトしているということで、その分涼しく過ごせるということ。夏場のキャンプは本当に暑いです。暑すぎて寝苦しい夜になったり、朝日が強すぎて、汗をダラダラかいた状態で嫌な目覚めをしたりと、睡眠の質に悩まされます。そんな悩みを解決した画期的な機能が、ダークルームテクノロジーです。
━━━ ダークルームテクノロジー、恐るべし!これだけでもかなり画期的だと思いますが、さらにパワーアップしているという新作「タフスクリーン2ルームハウス / LDX+」のレビューをさっそくお願いします!
櫻井:また、大きなメッシュ窓や空気口も付いており、中の空気が循環する仕組みになっています。フレッシュな空気が常に入ってくるので、より涼しく快適に過ごせます。
ポイント1. 大型テントなのに設営しやすい!
櫻井:大きなテントは設営が不安ですよね。他のツールームテントに比べて設営難易度がどうか、実際に設営しながら解説していきます。
櫻井:これは、コールマンのテントに標準装備されている「アシストクリップ」。このクリップを差し込むと、ポールとクリップが抜けにくくなるので、大きなテントでも立ち上げの難易度がグッと下がります。
櫻井:ポールを持ち上げて、テントを立ち上げていきます。設営のコツを抑えておけば設営もスムーズに行うことができますよ。ただし、テントを立ち上げるのは単純に力がいるので、ひとりで難しい場合は、無理せず2人で持ち上げることをおすすめします。
櫻井:ほとんどの工程を1人で設営することができました。大きくて高さもある分、女性ひとりで組み立てるのは少々難しいかもしれませんが、2人で設営すれば、比較的容易に設営できると思います。
櫻井:立ち上げが容易な一番の理由は、このフレーム構造にあります。2本のポールを十字にクロスさせる構造になっているので、片方のポールを持ち上げればテント全体が立ち上げるようになっています。昨年モデルとはフレーム構造が変わっているのですが、格段に設営しやすくなっています!ポールがクロスしているので、風に対する強度も上がっています。
ポイント2 テント内の明るさ調整が可能に!
櫻井:昨年と大きく変わった点として、このルーフシートが付属しています。昨年モデルでは、ルーフシートはなく、リビング全面がダークルームテクノロジーで暗くなっていたので、常に真っ暗。しかし曇りの日などは、逆に光を取り入れたいですよね。そこで、このルーフシートを着脱することで、リビングスペースの明るさの調整を行うことができるようになりました。
写真上:ルーフシートなし
写真下:ルーフシートあり
━━━ たしかに、ルーフシートのあるなしでテント内の明るさが全然違いますね。
櫻井:設営のタイミングで、ルーフシートを付ける・付けないという選択ができるので、天候に合わせて快適な方を選べばOKです。
ポイント3. 広々スペースで開放感がさらにアップ!
櫻井:リビングスペースで両手を広げてみても、この広さ!4〜5人程度であれば、十分すぎるほどのスペースがあります。私が住んでいる社員寮の部屋より広いかもしれません(笑)。
櫻井:実際にチェアとテーブルを並べてみても、全く窮屈さはありません。高さがあって、両サイドもかなり垂直に立ち上がるので、スペースを無駄なく使用できます。
━━━ たしかに、ワンポールテントだと、見た目は大きくても、隅がデッドスペースになってそこまで広く感じないのですが、このテントは本当に広々使うことができますね。
櫻井:チェア4脚、テーブル1脚入れても、これだけ前後にスペースができるので、クーラーボックスやキッチンスペース、収納棚など、すべてをテント内に入れることもできます。フロントの入り口を付属のキャノピーポールで立ち上げれば、さらに屋根のスペースを広げることも!
━━━ 展開次第でいろいろな張り方やアイテムのレイアウトが楽しめそうですね!
櫻井:リビングスペースの3面は、メッシュ窓にしたり、巻き上げたりと調整も可能。3面すべてを巻き上げると、テント内にもかかわらず開放的に過ごせるのでおすすめです!
━━━ 天井が高いことも相まって、テントの中にいるとは思えないほどの開放感!快適なスペースを確保しながら、外の景色を存分に楽しめるのはかなりうれしいですね!
ここは注意!収納サイズはかわいくない!
━━━ 魅力たっぷりの「タフスクリーン2ルームハウス / LDX+」ですが、注意点などはありますか?
櫻井:重量と収納サイズについては注意が必要です。重量は約20kg。正直、女性がひとりで持つにはかなり大変です....。持ち運びは、2人で協力することをおすすめします。
櫻井:通常のツールームテント(写真左)と比べると、収納サイズが一回り大きくなりますね。車での持ち運びを前提に考えるのであれば、あまり気にしなくても大丈夫ですが、決して安くはない買い物なので、実物を購入前に見ておくのがおすすめです。実際の重量や収納サイズに限らず、実際に見てみたいという方は、エルブレス名古屋みなと店までぜひお越しください。
エルブレス名古屋みなと店で選べば間違いなし!
櫻井新店長のおすすめテント「タフスクリーン2ルームハウス / LDX+」は、ゴールデンウィークや夏休みの7月8月に家族でキャンプへ行くなら、ぜひ検討したい一品でした。店頭では、「タフスクリーン2ルームハウス / LDX+」以外にも、2020年新作テントがズラリと並び始めています!ぜひ店頭で、さまざまな新作テントをチェックしてみてください。また、櫻井店長への質問も随時募集していくので、奮ってご質問ください!
【基本情報】
名称:エルブレス 名古屋みなと店
住所:愛知県名古屋市港区砂美町1-5
TEL:052-665-2081
営業時間:
[平日] 11:00〜20:00
[土日祝] 10:00〜20:00