【雑誌発売まであと3日】飯盒×牡蠣飯で広島の味

キャンプ用の調理器具の進化に伴い、外でも作れる料理のレパートリーが増え、料理の過程や仲間との団欒のひととき、写真のSNSへのシェアなど、キャンプ飯の楽しみ方も広がっています。 「ひなたごはん」はキャンプの際に試してみたくなるようなレシピを中心に、キャンパーが実際にSNSで投稿している写真も紹介しており、冊子を片手にキャンプ飯をより楽しめる内容になっています。

牡蠣の生産量で日本一位を誇る広島県。広島を訪れるとついつい牡蠣が食べたくなります！栄養たっぷりでしかもおいしい。そんな世代を問わず愛される牡蠣ですが、キャンプで生のまま食べるには食中毒がちょっと心配。ですがご飯に炊き込んでしまえば、手軽に味わうことができます！今回は飯盒で作る絶品牡蠣飯をご紹介。

【材料4人分】 白米　2合分 牡蠣の缶詰（オイル漬け）　150g ごぼう　1/3本 人参　1/3本 生姜　1片 大葉　2枚 水　400ml 調味料A 　醤油　大さじ2 　みりん　大さじ1 　酒　大さじ1 　顆粒和風だし　小さじ1

牡蠣の缶詰に残ったオリーブオイルは、捨てずに有効利用しましょう！パンにつけたり、そのままサラダにかけてドレッシングとして使ってもおいしく召し上がれます。また、牡蠣風味のオリーブオイルとしてパスタに使うなんて楽しみ方もできますよ！

まずは、食材のカットから。ごぼうは水洗いしてからささがきに、ニンジンとショウガは皮をむいて3cm長の千切りにし、大葉は軸を落として細切りにしておきます。

次に炊飯前の準備を。ボウルに白米と水を入れ、表面をこするように優しく研いでいきます。水洗いしたら、白米を飯盒に移し、30分ほど水に浸しておきましょう。

30分経過したら、（1）のゴボウとニンジン、ショウガ、調味料Aを加えて火にかけます。火加減は弱火で。 ※水の量は、調味料を含めて2合分になるよう微調整しましょう。

吹きこぼれてきたら牡蠣を投入。強火で再度炊き込みます。チリチリと音がなり、香ばしい匂いがしてきたら火を止めます。最後に5分蒸らし、大葉を散らせば完成。

牡蠣が海のミルクと呼ばれるようになったのは、色が乳白色であるだけではありません。亜鉛やタウリンといった人間に必要不可欠な栄養素を含んでいることが牛乳と共通しているともいわれています。特に亜鉛は、大きめの牡蠣を5つから6つほど食べるだけで、1日分の量を摂取できます。ちなみに、「海のミルク」と呼ばれる牡蠣は真牡蠣という品種で、冬が旬の食材になります。対して夏が旬の岩牡蠣は、その濃厚な味わいから「海のチーズ」と呼ばれています。

今回は、広島の牡蠣飯レシピをご紹介しました！芳醇な香りとクリーミーで濃厚な味わいに病みつきになること間違いなし！雑誌発売まであと3日。次はどこのご当地料理を紹介するのか、お楽しみに。