車中泊キャンプの魅力や注意点を解説!初心者におすすめの18アイテムも紹介
車中泊キャンプはテントを使わないため、手軽にアウトドアを楽しめる人気のキャンプスタイルです。本記事では車中泊キャンプの魅力をはじめ、注意点や初心者におすすめの18アイテムを紹介します。キャンプをゆっくり楽しみたい人は、参考にしてください。
車中泊キャンプとは
車中泊キャンプとはテントを使わず、車の中で宿泊するキャンプスタイルを指します。一般的なキャンプとは違いテントの設営・撤収の作業がなく、荷物の持ち運びも少ないことが魅力です。そのため、キャンプ初心者や作業に時間や労力をかけたくない人にも適しています。
車中泊キャンプの魅力
1
荷物を持ち運ぶ手間がない
2
テントを使わないため設営・撤収が楽
3
作業が少ないから時間にゆとりがある
4
車のドアをロックできるため安全
5
天候に左右されにくい
テントで宿泊するより手軽にキャンプを楽しめるため、車中泊キャンプに興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
荷物を持ち運ぶ手間がない
車中泊キャンプは荷物を持ち運ぶ手間がないことが魅力です。多くのキャンプではテントの設営場所まで歩いて行くため、荷物を運ぶ作業が発生します。
駐車場に車を止めた場合でも道具が多いと2~3往復することもあり、それだけで疲れてしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、車中泊キャンプは寝泊まりする場所まで車で移動するため、荷物を運ぶ必要がなく体力の消耗を抑えられます。
テントを使わないため設営・撤収が楽
車中泊キャンプはテントを使わないため、設営・撤収が楽に終わります。キャンプの中でもテントの設営は難易度が高く、特に初心者は苦労するポイントです。キャンプに慣れた人でもある程度の手間はかかるので、テントの設営・撤収に費やす労力や時間をカットできることは大きな魅力といえます。
作業が少ないから時間にゆとりがある
テントの設営や荷物の運搬が少ないことで、時間にゆとりがあります。そのぶん食事をしたり遊んだりするなど、キャンプライフをより楽しめることが魅力です。また、撤収のときも手間取らず、チェックアウト時間に焦らずゆっくり過ごせます。体力の消耗も抑えられることも、車中泊キャンプの大きなメリットです。
車のドアをロックできるため安全
就寝スペースである車のドアをロックできるため、テントに比べて安全に過ごせることも魅力です。キャンプは自然に囲まれた場所が多く野生動物に遭遇する可能性もありますが、車中泊であればその心配がありません。また、しっかりとドアをロックできることで、防犯対策にもなるので安心して就寝できます。
そのため、女性だけや子ども連れでキャンプする人にも車中泊キャンプはおすすめです。
天候に左右されにくい
車内を居住スペースにするため、天候に左右されにくいことがポイントです。雨が降ると足場がぬかるみテントを設営する難易度がグッと上がります。また、雨風が強すぎるとテントが設営できなくなり、キャンプを中止せざるおえません。
しかし、車中泊キャンプであれば、ある程度の悪天候下でも車内で安心して過ごせます。万が一、キャンプを中止するほど天候が悪くなっても、プランを変更して近場の屋内で楽しめる観光施設や食事スポットなどに気軽にアクセスしやすいことも魅力です。
車中泊キャンプに必要なアイテム
ここからは、車中泊キャンプに必要なアイテムを紹介します。
車内で使用することに適したおすすめの製品もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
マット
車中泊キャンプでしっかり睡眠を取るためにマットは欠かせません。車のイスを倒して居住スペースを確保する際、車種により凹凸ができてしまう場合があります。寝転がったときに背中に違和感があると睡眠の質が落ちるので、段差を減らす対策が必要です。
たとえば、クッションやタオルケットを車内スペースの段差のすき間に詰める方法が考えられるでしょう。一方で、厚手のマットがあると簡単に居住スペースの質を高められるため、用意するなら車中泊用につくられたマットを選択するほうがおすすめです。
そこで、ここからは車中泊キャンプに適したアイテムを紹介します。わずか数分で設置できるマットと、居住スペースを広く確保できるマットを厳選したので、ぜひチェックしてみてください。
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寝具
就寝時は車のエンジンを切る必要がありエアコンに頼れないため、タオルケットや毛布などの寝具が必要です。寒い季節はもちろん、宿泊場所の標高が高い場合や日中との寒暖差がある場合は夏でも肌寒く感じます。そのため、季節にかかわらず寝具を用意しておくと良いでしょう。
寝具の中でもアウトドア用につくられた寝袋は車中泊にも重宝します。レイヤーを使いわけてオールシーズン使用できる寝袋と、ジャケットとしても使用できる汎用性の高い寝袋を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ゆったりとしたサイズ感のオールシーズンに対応した寝袋です。3つのレイヤーを組み合わせて使用でき、
気温に応じて調整しやすいため快適に寝られます。洗濯機に対応しており、清潔に保ちながら長く使えることもポイントです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅200×奥行き90cm
- 収納サイズ(約):52×29×38cm
- 重さ(約):4.9kg
- 快適温度(約):アウトレイヤー+ミッドレイヤー+フリース/-5℃、アウトレイヤー+フリース/5℃、ミッドレイヤー+フリース/12℃
- 付属品:収納袋
寝袋のひざ下部分を外して
ジャケットとしても使用できる2way仕様です。寝袋のときは足先までスッポリと収まることで、しっかり温まります。火の粉にも強いコットン製のため、焚き火を楽しむときにも重宝するおすすめのアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅216×奥行き66cm
- 収納サイズ(約):60×25×25cm
- 重さ(約):2.7kg
- 推奨使用温度(約):5℃~
- 付属品:収納バッグ
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カーテン
車中泊では窓ガラスにより車内の様子が外から見えるため、プライベート感を確保できるカーテンを用意しましょう。視界を遮るものがないと、外からの視線が気になりリラックスしづらい場合もあるでしょう。また、カーテンを取り付ければ、夜間に車内の光が漏れることで周囲の人に迷惑をかけてしまうことを防止できます。
折りたたみ式の置き型タイプのカーテンでも車内の様子を隠せますが、外に光が漏れる場合もあるのでしっかり窓ガラスを覆えるタイプのものがおすすめです。なお、窓ガラスをすき間なく覆うことで夏は日差しを遮り、冬は冷気をブロックして車内の温度変化を抑えることもできます。外気温の影響を受けにくいため、車内で過ごしやすくなることもポイントです。
以下では、マグネットで簡単に装着できるカーテンを紹介するので、車内の四方の窓を囲えるサイズを考慮しながらチェックしてみてください。
車窓の
金属部分にマグネットで手軽に装着できるカーテン。紫外線カット率99.8%の遮光生地により日差しを防ぎ、プライベート空間を確保できます。小さめのタイプなので車窓のサイズに必要な分だけを購入しやすいこともポイントです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅70cm×奥行き0.2×高さ52cm
- 付属品:-
幅260×高さ90cmと広範囲をしっかりカバーできるカーテンです。高級感のある厚手の生地が採用されているため遮光力に優れています。
高い実用性をそなえながら価格がリーズナブルなので、カーテンを試してみたい人にもぴったりです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅260×高さ90cm
- 付属品:フック、クリップ
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LEDランタン
真っ暗になる夜間でも視界を確保できるように、車内を照らすライトが必要です。車には室内灯もありますが使い続けるとバッテリーが上がってしまうため、個別にライトを用意しましょう。なお、車中泊キャンプには電気の消費が少なく光量の調整のしやすいLEDランタンがぴったりです。
次からは調整できる光量の幅が広く、モバイル機器への充電機能もそなえたおすすめのLEDランタンを紹介します。光量の強さやデザインが異なるので、ぜひチェックしてみてください。
USB充電と単1形アルカリ電池に対応したLEDランタンです。暖色・昼白色・白色に切り替えられ、光量を無段階で調整可能なので好みの明るさにできます。
USB機器への給電にも対応しているため、使い勝手も抜群のアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):直径10.22×高さ18.9cm
- 重さ(約):0.68kg(電池含む)
- 明るさ(約):暖色/20~490ルーメン、昼白色/30~820ルーメン、白色/50~1,300ルーメン
- 点灯時間(約):暖色/16~270時間、昼白色/11~210時間、白色/6~174時間
- 充電時間(約):6時間
- 付属品:ハンガーフック、Micro USBケーブル(50cm)、専用充電池
オイルランタンのようなデザインをしたおしゃれなLEDライトです。土台を外してつり下げることもでき、
車内の雰囲気を格上げしてくれます。明るさの無段階調整はもちろん、モバイル機器への給電機能も搭載したハイスペック仕様です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅15.3×奥行き15.3×高さ29.1cm
- 重さ(約):0.83kg
- 明るさ(約):20~1,000ルーメン
- 点灯時間(約):7~100時間
- 充電時間(約):4時間
- 付属品:収納ケース、ミニポーチ、充電アダプター、充電ケーブル、Sビナー
車中泊キャンプにあると便利なアイテム
ここからは、車中泊キャンプにあると便利なアイテムを紹介します。
テーブル
ポータブル電源
IHコンロ
クーラーボックス
ポータブル冷蔵庫
快適性に直結するアイテムを厳選したので、使用するときのイメージをしながら参考にしてみてください。
テーブル
車内で使えるコンパクトなテーブルがあると便利です。車のシートや車内用のマットはクッション性があり不安定なため、そのままものを置くとこぼしたり倒れたりするリスクがあります。しかし、テーブルがあると安定させることができ、食べ物や飲み物を置いても安心です。また、調理するときにはキッチンスペースとしても活用できるため、テーブル一つあればさまざまな場面で重宝します。
なお、就寝スペースが狭くならないように、車内で使用するテーブルは場所を取らない折りたたみタイプが良いでしょう。次からは車中泊にちょうど良い、折りたたみ式のコンパクトなテーブルを紹介します。
収納時は1枚の板のようになる、折りたたみ式のテーブルです。必要なときにサッと出して使え、必要がないときは
厚さ3.5cmまでスリムになるため収納する場所を取りません。また、ナチュラルな竹の素材が車中泊をおしゃれにしてくれます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅50×奥行き30×高さ21.5cm
- 収納サイズ(約):50×30×3.5cm
- 重さ(約):1.65kg
- 耐荷重:20kg
ソロにぴったりな天板の大きさながら、
折りたたみ時は7×6×4cmまでコンパクトになる人気のローテーブルです。0.7kgと軽量なため手軽に持ち運びできます。耐荷重は30kgと優れており、さまざまなシーンで重宝するアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅40×奥行き29×高さ12cm
- 収納サイズ(約):7×6×4cm
- 重さ(約):0.7kg
- 耐荷重:30kg
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ポータブル電源
ポータブル電源があると車中泊キャンプの過ごしやすさがグッと上がります。冬の寒い時期であれば電気毛布をつなげて暖かく過ごすことができ、食事にこだわりたければIHコンロをつなげて焼いたり煮込んだりする調理も可能です。また、パソコンやゲーム機の充電にも使えるため、電力を気にせず車中泊キャンプをより楽しめます。
家電を気軽に使用できると快適性や娯楽性を一気に高められるので、ポータブル電源は車中泊キャンプにおすすめです。とはいえ種類が豊富かつ日常で使用する機会が少ないため、どちらの製品が良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。次からは、1泊程度の車中泊キャンプにちょうど良い、厳選した人気のポータブル電源を紹介します。
コンパクトな設計ながら最速1.8時間で充電できるポータブル電源です。電気毛布なら約14時間使える容量をそなえており、寒い冬シーズンにも重宝します。車中泊キャンプの快適性を高めながら、防災アイテムとしても使える人気のアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅34×奥行き26.2×高さ25.5cm
- 重さ(約):11.5kg
- 容量(約):1,002Wh
- 充電時間(約):1.8時間
- 出力ポート:AC×3、USB-A×2、USB-C×2、シガーソケット
12個の出力ポートをそなえた汎用性の高いポータブル電源。
省電力モードを搭載しており、使用していないときの電力消費を抑えられます。電気毛布なら約15時間使い続けられる容量を持っており、車中泊キャンプで頼りになるアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅35×奥行き29.5×高さ18.8cm
- 重さ(約):13.1kg
- 容量(約):1,024Wh
- 充電時間(約):4.1時間
- 出力ポート:AC×6、USB-A×2、USB-C×3、シガーソケット
IHコンロ
調理を楽しみたい人や温かい料理を食べたい人は、ポータブル電源とあわせてIHコンロを用意すると良いでしょう。火を使わないため安全性が高く、火力のコントロールが簡単で調理しやすいことが魅力です。
なお、ガス式のカセットコンロは、万が一ガス漏れしたときに一酸化炭素中毒になるリスクがあります。また、車内は可燃性のある素材が多く引火しやすい環境なので、車中泊キャンプで使うならIHコンロがおすすめです。ここからは、実用性の高いコンパクトで人気のあるIHコンロを紹介します。
500mLのペットボトルよりコンパクトな、8段階の火力調整が付いた人気のIHクッカーです。切り忘れ防止や温度過昇防止などの機能が搭載されており、安全面にも配慮されています。10~14cmのなべ底に対応しているので車中泊にぴったりです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅18.5×奥行き19.5×高さ5.5cm
- 重さ(約):1.3kg(電源コード含む)
- 火力(約):100~800W(8段階)
- 定格消費電力(約):800W
コンパクトかつ円形デザインにより、テーブルを広く使えるIHクッキングヒーターです。
煮込みや揚げものに対応した調理ボタンをそなえており、使い勝手にもこだわっています。ガラス天面によりお手入れが簡単なことも魅力です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅28×奥行き29.5×高さ4.5cm
- 重さ(約):1.8kg(電源コード含まず)
- 火力(約):400〜1,200W(6段階) ※急速加熱時/1,400W
- 定格消費電力(約):1,400W(急速加熱時)
クーラーボックス
食材や冷たい飲み物の保存にはクーラーボックスがおすすめです。保冷剤を入れておけば冷たい状態を長くキープでき、買い出しの回数を減らせます。また、使いたいときにサッと取り出せるため、車中泊キャンプをより快適に過ごせることが魅力です。
次からは1泊のキャンプにちょうど良いサイズのクーラーボックスを紹介します。デザイン性の高いモデルと、保冷性に優れたモデルを厳選したので、ぜひ参考にしてください。
500mLのペットボトルを縦に18本収納できる、メタリックボディのクーラーボックスです。
インテリアにもなるおしゃれなデザインにより、車中泊の雰囲気を格上げしてくれます。肉や魚の食品トレーも入れやすく実用性に優れたアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅50×奥行き35×高さ35cm
- 重さ(約):4.8kg
- 容量(約):29L
- 素材:本体/ステンレス鋼、本体内側/ポリエチレン、断熱材/ウレタンフォーム
座れるほどの耐久性を持ちながら、
抜群の保冷力もそなえた人気のクーラーボックス。ワインボトルを立てたまま入れられるように設計されています。車中泊キャンプはもちろん、レジャーや野外パーティーでも活躍するおすすめのアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅41.91×奥行き35.56×高さ44.45cm
- 重さ(約):5.81kg
- 容量(約):24L
- 素材:シェル/ポリエチレン、フォーム/ポリウレタン
ポータブル冷蔵庫
より食材の鮮度を保てる冷蔵環境が欲しければ、ポータブル冷蔵庫も選択肢に入ります。時間経過により保冷力の下がるクーラーボックスとは異なり冷たいまま保存し続けられるため、より安全に食材を管理できることが魅力です。飲み物もキンキンに冷えたままにでき、夏シーズンにも重宝します。また、要冷蔵の食品も安心して持ち帰れるため、保存方法を気にせずお土産を購入できることもうれしいポイントです。
次からは冷凍にも対応した、人気のポータブル冷蔵庫を紹介します。冷凍食品やアイスも保存できるため、ぜひチェックしてみてください。
電力を抑えるECOモードと、40分で-20℃まで冷却できるHHモードを搭載した車載冷蔵冷凍庫です。-20~20℃の間で自由に温度を調整できるため、幅広いシーンで活躍します。
運転音が45dB以下と静音設計により車中泊にぴったりです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅57×奥行き32×高さ26cm
- 重さ(約):8.4kg
- 容量(約):18L
-18℃まで冷却でき、生ものから冷凍食品まで入れられるポータブル冷凍冷蔵庫です。上部の取り出し口が小さく、冷気を逃さないことで温度変化が起きにくいように設計されています。
夏のキャンプ場でも冷たいアイスを楽しめることも魅力です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅44.2×奥行き28.4×高さ39.8cm
- 重さ(約):11.5kg
- 容量(約):14L
冷凍できるクーラーボックス!ポータブル冷蔵庫の魅力とは?!
アウトドアで冷蔵庫代わりにクーラーボックスを使用するのは一般的ですが、コンパクトな本物の冷蔵庫があったらもっと便利です。外にいるのに冷蔵、冷凍、保温もできるポータブル冷蔵庫。車載できて機能性抜群なおすすめのポータブル冷蔵庫を特集します!
車中泊キャンプの注意点
ここからは車中泊キャンプの注意点を5つ紹介します。
1
車中泊が許可されているか確認する
2
エンジン・ヘッドライトは消す
3
ドアの開閉時の音に気をつける
4
車内の音や光が外に漏れないようにする
5
車のセキュリティアラームが作動しないように注意する
ポイントを理解しておけば無用なトラブルを回避できるため、事前にチェックしておきましょう。
車中泊が許可されているか確認する
宿泊の予約をする前に、車中泊をしても良いか施設に確認することが大切です。キャンプ場の駐車場や車の乗り入れができるオートキャンプ場でも、
車中泊が禁止されている場所があります。許可されていない場所ではマナー違反であることはもちろんトラブルの原因にもなるため必ず確認しましょう。
なお、くるま旅の公式サイトにて、トイレ・電源設備なども完備された日本RV協会公認の車中泊施設(RVパーク)を調べられます。水道の使用可否やペット連れの可否などの条件を選択して検索できるので、ぜひチェックしてみてください。
くるま旅エンジン・ヘッドライトは消す
車中泊キャンプ中はエンジン・ヘッドライトを極力消しましょう。エンジンをつけたまま長時間停車することはマナー違反であるうえ、排ガスが車内に侵入して一酸化炭素中毒になるリスクがあり危険です。一酸化炭素は無色無臭により気づかぬうちに中毒症状が現れ、最悪の場合は死に至ることがあります。車内に排ガスが入り込む原因には、排気菅が損傷している場合や遮蔽物が近くにあることで換気が悪い場合などがあるため、それぞれ注意しましょう。
また、寒さや暑さにより車のエアコンを使いたくなりますが、そのような状況になったら準備が不足している証拠です。どうしても環境に合わないときはキャンプを中止して、コテージやホテルなどに避難することを検討してください。加えて、車のヘッドライトは光量が強く広範囲に影響を与えるため、できるだけ使用を控えるよう配慮することが大切です。
ドアの開閉時の音に気をつける
ドアを開閉する音は思った以上にまわりに響くので注意しましょう。設営・撤収のときは積荷の配置を事前に決めたり、必要な荷物を一気に移動させたりするなど工夫し、何度もドアを開閉しないように配慮することが大切です。
特に夜間や早朝はまわりが静かなぶん、音がより大きく聞こえます。とはいえトイレに行くことも考えられるため、そのような場合はなるべく音を抑えるように心がけてゆっくりドアを閉めましょう。
車内の音や光が外に漏れないようにする
車中泊キャンプでは、車内の音や光が外に漏れないように気をつけてください。車は頑丈なつくりをしており閉鎖された空間のため、テント泊より音を出してしまいがちです。また、カーテンで覆った後に光が漏れていないかもしっかりチェックしましょう。
音や光に関して不快に感じる程度は人により異なるので、テント泊と同様にまわりのサイトに影響がないように配慮することが大切です。
車のセキュリティアラームが作動しないように注意する
車中泊キャンプではスマートキーを使って車内からドアをロックしないように注意してください。車にセキュリティアラーム機能が搭載されていると、スマートキーでロックした状態のまま車内のボタンでロックを解除すると大きなアラームが鳴ります。
車中泊キャンプは車内で過ごすことがメインになるため、手軽にドアを施錠できるスマートキーを使いがちですが騒音トラブルのリスクがあり注意が必要です。そのため、車中泊キャンプでは車内のロック機能を使用しましょう。
しっかり準備して車中泊キャンプを楽しもう
本記事では車中泊キャンプの魅力をはじめ、注意点や初心者におすすめの18アイテムを紹介しました。テントを使わないため手軽にキャンプができる一方で、車中泊キャンプならではの事前に準備すべき点や当日気をつけるべき点があります。この記事を参考にしっかり用意して、車中泊キャンプを満喫しましょう。
車中泊グッズおすすめ37選!4つの必需品と買ってよかったアイテムも
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車中泊を快適にするクルマ20種類!快適に過ごせる車種選びのコツも丁寧に解説
車中泊は、キャンプと同じく自然の中で自由な時間を過ごす絶好の方法。テントを立てる必要がない手軽さや車の中を自分だけの城としてカスタムできることから、車中泊が新しいアウトドアスタイルとして人気です。でも、これから車中泊に挑戦したい方からすると「どんな車が車中泊に最適なんだろう?」と悩んでしまいますよね。この記事では、車中泊に適した車種の選び方からおすすめの車種を20種紹介します。さらに車中泊をする上で、安全で快適な時間を過ごすためのポイント、さらには車中泊を快適に過ごせる必須アイテムまで解説!本記事を参考に、あなたの快適な車中泊ライフをスタートさせましょう!