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ランタンの灯りに照らされた料理

キャンプサイトを彩るおしゃれで優しい明かりが欲しい!

キャンプサイトを照らすランタンの灯りには、様々な種類のものがあります。燃料もガソリン、灯油、ガス、ロウソク、電池など用途によっても色々ですが…雰囲気で選ぶなら暖色系の暖かく静かにともる灯油(パラフィン系)ランタンがお勧めです。決してキャンプサイトを昼間のように明るく照らすものではありませんが、テーブルなどに置きロマンティックな光でムード満点なキャンプの食卓を演出してくれます。今回は、普段使いでは自宅のインテリアとしても素敵な空間を優しい灯りで彩ってくれるハリケーンランタンをご紹介します。

ハリケーンランタンとは?

木につるされたハリケーンランタン
レトロな形でアウトドアから自宅のインテリアまで幅広く人気を集めている「ハリケーンランタン」。ヨーロッパの各国が軍用として採用してきた名作ランタンです。 火を灯すと、暖かい空気と新鮮な空気と混ざり合い、サイドのパイプによって炎が灯るバーナー部へと運ばれるという構造。つまり、2つの空気の混合でさらに燃焼効率が高められ明るく光るというわけです。これが100年以上変わらない完成されたデザインとなっています。とっても可愛らしいくて素敵ですね。 構造上、非常に風に強く、暴風雨の中でも安全に使えることからその名前の由来になっているのだとか…屋外での使用を前提としたキャンプには引っぱりダコというのがよくわかります。電気事情の良くない国では今なお生活の灯りとしても使用されています。
トライポッドにつるされたハリケーンランタン
サイトの目印としてトライポッド(ものを吊るすための三脚)に吊り下げる人もいればテーブルランタンとして、食材を彩る灯りとしても大人気です。
ランタンの灯りに照らされた料理
食材がひときわ美味しそうに見えますね。 複数のランタンを一箇所に吊るせば、素敵なランタンツリーの出来上がり。
灯りがともされたランタンツリー
この優しい灯り…見ているだけでも癒されると思いませんか?

灯油の特徴は安全性の高さ

灯油燃料の灯りは非常に安全性が高いと言われています。とりわけキャンプではガソリンやガス燃料といった、揮発性の高い燃料が使用される場合が多いですが、灯油は揮発性が低く着火性も実は、他の液体燃料と比べると格段に低いため爆発することがありません。
灯りがともされたハリケーンランタン
キャンパーの中には、年代もののハリケーンランタンを集めるコレクターもいます。
灯りがともされたハリケーンランタン
キャンプメーカーでは、近年、電池式LEDのハリケーンランタンも発売しているので、オイルや灯油はちょっと…という人でも手軽にこの灯りを手にすることが出来ますが、100年以上の歴史を考えるなら、ここは敢えて灯油を使用して、100年前から現代に至るまで実用としての明るさを人々に与え続けたこの灯りを体験してみてはいかがでしょうか?普段の食卓の真ん中に置くだけでもいつもの夕食が豪華なディナーに見えてくるかも知れませんよ。 もちろんキャンプサイトでは、優しく可愛くキャンプの夜を盛り上げてくれることうけあいです。 ドイツFEUER HAND 社製LANTERN (フュアハンドランタン)4,500円税別
※画像で掲載している商品の一部は、絶版のため購入不可のものもあります。

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