おすすめの犬用ゲート20選！必要性から選び方、自作方法までを解説

まずは、犬用ゲートを設置した際に人が通りやすいかをチェックしましょう。大人であれば高さ50cm程度の犬用ゲートをまたぐことができます。しかし子どもや高齢者といった、犬用ゲートをまたぐことが難しい人が通る場所にそういった犬用ゲートを置くことは危険です。ゲートをまたぐことが難しい人が家族にいる場合はドアタイプを選ぶことも検討してください。

犬用ゲートを設置したものの、床や壁とゲートとの隙間から愛犬がすり抜けてしまってはゲートの意味がありません。ゲートを設置したい場所の広さを考慮してして、ぴったり合うサイズのゲートを選ぶようにしましょう。 伸縮式の犬用ゲートや拡張パーツをつかってサイズを調整できるモデルであればさまざまな広さの通路をふさぐことができます。愛犬がすり抜けないように設置場所の広さに合う犬用ゲートを選ぶことが重要です。

愛犬のすり抜け以外にも、愛犬が飛び越えてしまわないかどうかのチェックも重要です。犬は体高の2倍程度まで飛べるジャンプ力があるといわれているため、少なくとも愛犬の体高の2.5倍程度のゲートを設置することが必要になります。 たとえば高さ50cm程度の犬用ゲートはチワワなど体高20cm程度の超小型犬に使用すると良いでしょう。ゲートを飛び越えてしまうと思わぬ事故の原因になるため、愛犬の体格やジャンプ力に合う高さの犬用ゲートを選ぶことも大切です。

犬用ゲートは、置くだけで設置できる「自立タイプ」と突っ張り棒などでゲートを固定する「壁取り付けタイプ」の2種類が主流です。自立タイプは必要なときだけ使用したり、置き場所を頻繁に変えたりする場合に便利だといえます。しかし固定されていないため愛犬が飛びつくと倒れてしまう可能性があり、超小型犬や小型犬にのみ使用することが無難です。 一方壁取り付けタイプはしっかりと固定するためぶつかっても倒れる心配が少なく、全犬種に対応しています。壁取り付けタイプの方が高さも高いため、愛犬が飛び越えてしまう可能性も低く安心です。壁取り付けタイプは基本的にドアが付いている仕様なので、人が行き来しやすい点も魅力的です。

大型犬は体格も大きく力も強いため、犬用ゲートも耐久性が高いモデルを選ぶ必要があります。犬用ゲートの素材は樹脂製よりも金属製の方が耐久性が高くおすすめです。また突っ張りタイプでもしっかり固定できているか心配な場合は、ゲートを壁にネジ留めして固定することも検討してください。