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VAN WAN LIFE集合写真

犬連れバンライフのお祭り!【VAN WAN LIFE inメッツァRVパーク】

犬と車中泊のイベント「VAN WAN LIFE」。岐阜で大人気を博し、認知度を上げているイベントがついに関東初上陸!2024年6月1、2日、会場となったメッツァRVパーク(埼玉県飯能市)に#hinataいぬ部も取材でお邪魔してきました!犬連れバンライファーたちの車内レイアウトやワンコ垂涎のマーケットをレポートします。

まるで犬好き・クルマ好きの文化祭!

2024年6月1日、朝9:00過ぎ。会場のメッツァRVパークへ向かうと、すでに多くのバンライフカーが集まっていました。隣接する森にはVAN WAN LIFEの旗が海賊旗よろしく掲げられ、お祭りの幕開けを待っています。 今回はRVパークが会場のため、イベント初の車中泊もOKに。車中泊参加30台、マーケット19店舗と、ほぼ満席に近い形で開催されました。
VAN WAN LIFEの旗
毎回イベントに掲げられてきたVAN WAN LIFEの旗。この下に仲間が集い、どんどん増えていっています
クルマだけのイベントやワンコだけのイベントは世の中にたくさんありますが、「VAN WAN LIFE」はその両方が楽しめるいいとこどり!さらに、出店者は運営みずからがセレクトして声掛けをし、世界観を統一しているのも特徴です。 「DIYとバンライフって、とても相性がいいと思うんです。なので、DIYやアンティークをキーワードに、手づくりを楽しむ文化祭みたいな世界観を継続しています」と、主催者のTake(@vw1303take)さん。

はるばる三重県から「おっかけ」来場者も!

10:00になって開場すると、ワンコ連れの参加者が続々と入ってきました。 関東近郊の参加者が多いものの、運営メンバーに岐阜県や愛知県の人がいるとあって、出店者やそのお手伝いには東海圏や関西圏の人も。さらに、一般来場者の中にも「VAN WAN LIFEが大好きで、三重県からこのイベントのために初めて埼玉県に来ました」というお客さんが!愛されているイベントなのがよくわかりました。
VAN WAN LIFEの来場者
三重県からイベントとともに埼玉初上陸のゲンタ君(@raitan.nerotan.gensan・左)とジェシーちゃん(@jessie_pomeranian2021・右)。R.DOG WEAR(@r_dot2020)の帽子でかわいいペアルック
ワークショップやイベントグッズもあり、会場全体に不思議な一体感が生まれていた空間は、まさに犬好きとクルマ好きの「文化祭」という風情。VAN WAN LIFEグッズはまるでチームグッズのようになっていて、着けているだけで見知らぬ人同士でも「仲間感」がありました。
VAN WAN LIFEのブース
VAN WAN LIFEのブースでは缶バッジのガチャガチャやイベントオリジナルグッズがずらり。人間もワンコもこれを着ければチームVAN WAN LIFEの仲間!

#hinataいぬ部のメンバーにも会えました

会場では、#hinataいぬ部に登場してくれたりんたろう君(@_rintarogram_)や、こうめちゃんと心花ちゃん(@bushu_baikaso_gr)にも会えてびっくり!写真でしか知らなかったコたちに直接会って、もふもふさせてもらえる日が来るとは…。 取材をしてきた筆者にとっては、文化祭でもあり、同窓会でもあるような懐かしい気分に。犬連れのキャンパーやバンライファー同士は繋がっていることも多く、あちこちで再会を喜ぶ声も聞こえ、改めてワンコのパワーを感じたのでした。
ポメチワのりんたろうくん
ハイエースの「ばんじろう」で日本全国を旅するりんたろう君ファミリー。夏のトレードマークであるサンバイザーですぐわかりました!
ジムニーの中にいる甲斐犬
甲斐犬のこうめちゃん(左)と心花ちゃん(右)は出店者として参加。手作りのスリップリードが好評!
カートにのっている柴犬
こちらは「hinata見てますよ」と言ってくれた、mugi_and_rin(@mugi_and_rin)さんの愛犬、麦ちゃん(左)と凛ちゃん(右)

ワンコとバンライフのグッズがそろうマーケット

VAN WAN LIFEの出店
クルマの形をした「バンぐるみ」やワンコの形の「ワンぐるみ」がつくれるショップバンぐるみ(@van_gurumi)さん。ワークショップも好評でした
マーケットには、ワンコの服や手づくりごはん、リード、似顔絵などのワンコグッズや、ナンバープレートの上から付ける「ナンバー隠し」、車中泊用のソファや棚のキット、バンライフに欠かせないコーヒーなどバラエティ豊かな出店が。 それぞれにこだわりを詰め込んだアイテムはこうしたイベントでしか買えないものも多く、みんな買い物を楽しんでいました。
Wanko食堂のごはん
Wanko食堂(@hana_l_s)さんの人間も食べられる食材でつくった、無添加・保存料不使用のワンコのご飯。冷凍で6カ月保存できるのも魅力。
犬の帽子
ムーミンバレーパーク隣接の会場、そして今回のテーマは「北欧の夏至祭」とあって…。R.DOG WEAR(@r_dot2020)さんには「あの谷の仲間」をイメージしたワンコの帽子も限定登場!まるでドレスコードのようにこの帽子を被ったワンコがたくさんいました。
帽子をかぶったチワワ
Takeさん・eri(@eri.553)さん夫婦の愛犬、そしてVAN WAN LIFEの看板娘であるこごみちゃんもお気に入り。「こごミイ」だそうです
ナンバープレート隠し
イベントなどに自慢のクルマを展示する際、ナンバープレートを隠すオリジナルの「ナンバー隠し」を販売していたナンバカクシ(@calman8papa)さん。愛車のカラーに合わせてその場でつくってもらえます。
スワネル
バンライフ用のソファやテーブルキットを販売していたSWANERU(@suwaneru)さんでは、このイベントで初登場のキットをお披露目。棚の高さを変えることでテーブルにもベッドにもなります。

おしゃれで快適なバンライフ空間がつくれる

バンライフ仕様のクルマが大集合!目の保養が過ぎる

マーケットと二大柱となっていたのがバンライフ仕様のクルマの展示。会場のあちらこちらにかっこいいバンライフカーが停まっており、出店者はもちろん、車中泊参加で全国から集まった30台のクルマも惜しげなくバックドアを開けて中を見せてくれていました。 バンライフに興味がある人ならたまらない空間。一部ですが、その様子をお見せします!
Renovan Japanのバンライフカー
まずはこちら。ひと際目を引いた真っ赤なハイエーススーパーロングハイメディックは、もと消防指揮車。キャンピングカーのオーダーメイドカスタムを請け負うRenovan Japan(@campingcar.hayato)さんの展示です。 大きなシステムキッチンが普段収納されているところは、もともとストレッチャー(担架)を入れておく場所なんだとか。消防車ならではのアイデアです。
バンライフの展示
ハイエーススーパーロングハイメディックの車内。天井が高く、天井の中央に一本、柱が通っていたためハンモックをつり下げています。ちなみにこの車両、販売もしているそう。興味がある人はぜひ問い合わせてみて
バンライフ仕様のハイエース
カフェみたいなおしゃれな空間は、トイプードルのくう太君(@ryuzzy_hiace.cafe)宅のハイエース。友人に感化されてDIYで内装をつくり込み、好きな音楽と好きな景色に包まれてコーヒーを楽しんだり、友人たちと食事を楽しんだりしています。
VAN WAN LIFEの来場者
@ryuzzy_hiace.cafeさんと愛犬のトイプードル・くう太君
運転席と助手席の間に座るトイプードル
「ぼくの特等席は運転席と助手席の間に置いてもらったバギーのベッド。ここでパパとママと同じ景色を楽しんでるよ~!」
バンライフ仕様のクルマ
こちらはトヨタモビリティ神奈川の特別仕様車「アルトピアーノ」。北欧風が好きな女性オーナーの@futa_toypoodleさんがおしゃれにカスタマイズしていました。
社内の天井収納
天井にちょっとした小物が置ける収納も自作で用意。扉付きで、ちゃんと目隠しができるのもこだわりです
バギーにのったプードル
「ぼくんちのクルマだよ!」食事中に突撃取材させてくれた、@futa_toypoodleさんの愛犬ふうた君
バンライフカーの中
THE・男の隠れ家感が漂うCALMANさんのバンライフカー。イベントの音楽セレクトも担当している彼は、ボブ・マーリーの竹製スピーカーでお気に入りの音楽を流しながらご機嫌な時間を過ごしています
最後は、スタッフでもあるCALMANさん(@calman8papa)のボンゴブローニィ。VAN CAMP JAPANのメンバーでもある彼は、イベントを開催する中で「バンライフカーをやってみたいけどこんなカッコよくできない」という声を聞くことが多かったのだとか。そこで、バンライフカーの敷居を下げよう、とつくったのがこちら。 「天井はDIYで張りましたが、それ以外は普通の折りたたみベッドやコンテナ。ありものでも、かっこいいバンライフカーがつくれるんですよ」

夜はそれぞれにバンライフ、朝はみんなでラジオ体操

ラジオ体操をする人たち
大人になってから知らない人たちとラジオ体操。なかなかない体験!
車中泊参加者と出店者の多くは、そのまま会場にお泊り。焚き火を囲むチルタイムを予定していましたが、あいにくの天気のためにそれぞれ自分のクルマやテントで、あるいは仲間同士で集まって食事や歓談。 一夜明けて、朝は出店者のAuthentic Product Service for DOG(@apsfordog)さんが「ラジオ体操をする」というのを聞きつけて、ノリのいい大人たちが集まる集まる…。雨上がりの森の空気を吸い込みながら、飛んだり体をひねったりして気持ちのいい二日目を迎えました。
バッグに入っているトイプードル
ラジオ体操に来ていたウメモモファミリー(@umemomovanlife)のモモジロウ君。眠いね~
実は二日目は大雨の予報で、イベント終了時間が15:00から13:00へ前倒しに。本来なら10:00から強い雨になるはずが、13:00までは天気がもち、13:00になった瞬間土砂降りの雨が降る…という、奇跡的な閉会となりました。 「何かに守られてるみたいなイベントだったね」と、来場者も出店者も笑顔で解散。「またね!」と手を振って全国のホームへ戻っていったのでした。

犬との車中泊をライフスタイルに!「VAN WAN LIFE」

2022年の開始以来好評を博し、2024年の秋には通算4回目を迎えるVAN WAN LIFE。 イベント主催のきっかけは、妻のeriさんと「犬と車中泊のイベントがあったら出たいね」と話していて、探してみたけれどなかったため、「それなら自分たちでやってみよう」!と、行動に移したと言います。
チワワと車中泊のイメージ

出典:Instagram(@vw1303take)

主催者のTakeさんと愛犬のこごみちゃん。妻のeriさんと3人で気ままに週末バンワンライフを楽しんでいます
地元・岐阜県大垣市の自治体にInstagramのDMから連絡してみたところ、人口流出に悩み、「人の流れをもう一度取り戻したい」という大垣市の想いとイベントがマッチ。今では大垣市の名物イベントに成長しつつあります。 VAN WAN LIFEは、愛犬とのバンライフを提案しながら、地域活性化にもつながるイベント。そして、何よりも訪れた人に「愛犬との新しいライフスタイル」というワクワクの種を渡してくれる場所でもありました。次回は本家の岐阜県大垣市で、2024年11月3日(日・祝)に開催予定。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。 詳細はこちら:VAN WAN LIFE公式Instagram

#hinataいぬ部

飼い主もワンちゃんも「もっと外が好きになる」、みんなでつくる外遊びガイド。読者からも情報を募って、小型犬はもちろん、中・大型犬も楽しめるアウトドア情報を発信します。



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