【次来るブランド】北海道発「1/f SPACE」の独創的な鉄工キャンプギア
【次来るブランド】家具職人ならではの独創性!家でも使いたい「asobi FACTORY」のキャンプギア
2024.05.23キャンプ用品
大小さまざまなブランドが誕生し、今や強者揃いのアウトドア業界。取材をとおして日々膨大な情報を目にするhinata編集部が、自信を持っておすすめしたい「次来る」ブランドを紹介します。今回登場するのは、家具職人がつくるリビングでも使いたくなるキャンプギアが魅力の「asobi FACTORY」。長く使えて人と被らないアイテムを探している人はぜひフォローを!
制作者
hinata編集部 荘司めぐみ
キャンプ歴8年。月1ファミリーキャンプ目標。muracoのZIZ 5P テント愛用。
「夫婦で自分たちのキャンプ場を持つこと」を夢見る、ママキャンパー・ライター。キャンプ場の管理人経験あり。
今の目標は、キャンプ場の土地探しとドローンの資格取得です。
子連れ・犬連れキャンプと旅行が趣味で、体験をメディアやSNSで発信中。富士山の麓、静岡から国内外問わず飛び回ります!
Instagramアカウント:@meeee8926
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もくじ
「前から知ってたよ」が言える、新星ブランドをフォローしよう!
大小さまざまなブランドが存在するアウトドア業界。中には、オリジナルのキャンプギアを個人製作するところからSNSで評判が広がり、予約から数年待ちになるほどの人気アイテムを販売するブランドも。
そこで、Instagramのフォロワーが"まだ“1万人未満の「次来る」ブランドをhinataの独断と偏見でピックアップ。
新たなお気に入りブランドをいち早くフォローするチャンス!ぜひ、今のうちにフォローしておきましょう。
愛知県の家具職人がクリエイトするブランド「asobi FACTORY」
愛知県の2代目家具職人である前野さんがはじめたブランド「asobi FACTORY(アソビファクトリー)」。
元々キャンプが好きだったオーナー前野さん。子どもが大きくなるに連れてキャンプをしない期間を経て、約2年前にアウトドアイベントへ行った際、自分が知っているキャンプから大きく変化したキャンプに衝撃を受けたそう。ガレージブランドのキャンプギアを求めて何時間も並ぶキャンパーたちによる長蛇の列には、目を疑いました。
そんな衝撃から新たなキャンプの魅力や可能性を感じ、自身の家具職人ならではの技術を生かしたキャンプギアをつくるブランドを立ち上げました。
ブランド名の「アソビファクトリー」には「楽しみながらブランドをやりたい!」という前野さんの思いが込められています。
「アソビファクトリー」のアイテムは、1940〜1960年代にアメリカでブームになった「ミッドセンチュリーモダン」という、曲線などを活用したデザイン様式が取り入れられています。アウトドアだけでなく、自宅のリビングでも使いたくなる上質なデザインが魅力。
せっかくの大切なキャンプギア。「キャンプの時に引っ張り出して使うだけじゃもったいない!」という思いから、日常でも使えるキャンプギアを生み出しています。
asobi FACTORYオーナー
前野さん
ファミリーキャンパーはもちろん、人と被らない個性的なキャンプギアを使いたいイケてるソロキャンパーも、きっとハマる”ミッドセンチュリーモダン”なキャンプギア。家具職人が生み出す、他にはないおもしろいクリエイティブなキャンプギアをぜひお楽しみください!
アウトドア×インテリアを叶える!キャンプテーブル「グレイスフル」
「アソビファクトリー」を代表するアイテム「グレイスフル」は、ブランドコンセプトを象徴するキャンプテーブルです。
家具職人ならではの木材加工技術とミッドセンチュリーモダンなデザインを絶妙に盛り込んだテーブルは、オーナー前野さんの渾身作。キャンプシーンだけでなく、自宅のリビングでも使える上品さを持ち合わせています。
変化する仕様も魅力!天板にスノーピークのフラットバーナーをセットできるほか、オプションでアクリルプレートのテーブルに着せ替えることも可能。アクリルプレートの下には溝が彫ってあり、夜間はゴールゼロを差し込むことで、溝に沿って光が走るように輝くという仕掛けまで楽しめます。
重厚感が感じられるデザインですが、折り畳みできて持ち運びしやすく、脚が一体型で設置も楽ちん。
制作過程では、使っていくうちに味の出る木が材料であるが故の苦悩も。木が変形したり、反ってしまったりすることから、まったく同じデザインのアイテムを大量につくるのは職人として難しいそうです。そんな大変さがありながらも、一つひとつていねいにハンドメイドで作られているキャンプギアが「グレイスフル」なのです。
「グレイスフル」は幅90×奥行45×高さ約37.5〜38.5cmと、3〜4人のグループキャンプでも十分に使いやすい一方で、「ソロやデュオでも使い勝手の良い、もうひと回り小さなサイズが欲しい!」という声も。
そんなリクエストにこたえ、2024年3月末には幅60×奥行45×高さ約33.5cmの新作「グレイスフルNEO」が登場。対面で使った時に2人分の食器が十分に置ける広さは確保しつつ、幅と高さをひとまわりコンパクトにすることで、よりそれぞれのスタイルに合ったものを選べるようになりました。
「アソビファクトリー」発のイチオシアイテム!
ほかにはない唯一無二のアイテムを生み出し、販売する「アソビファクトリー」には、テーブル以外にも気になるアイテムが多数!特に注目のキャンプギアを紹介します。
日本初のポータブル休憩スペース「outdoor POD」
2023年の「レジャー&アウトドアジャパン2023」で初出展した「outdoor POD」。グランピングや商業施設、公共施設などの屋外に使用できる休憩スペースです。
丸いサウナのような空間は、まるでアート。外側にはメラミン素材の樹脂を貼り、内側にはレザー生地で製作したマットを天井部分にまで張り込んでいます。素材へのこだわりによって、モダンさと高級感を演出している点も「アソビファクトリー」ならではの魅力。
「outdoor POD」も含め、つねに海外の斬新なデザインや新しいデザインのチェックを欠かさない前野さん。そのインスピレーションが「アソビファクトリー」のクリエイティブなアイデアの数々に生かされています。
衝撃の味!オリジナルコーヒーにも注目!
「アソビファクトリー」では、天皇への献上品の製作や海外で「政府公認焙煎士」の称号を得るなど、日本を代表するコーヒーの焙煎士・川上敦久氏とタッグを組んで、ブレンドコーヒーを販売しています。一般的なブレンドは3種類程度の豆を使いますが、このオリジナルブレンドは5〜6種類の豆をそれぞれ焙煎。絶妙なバランスのとれた、香り高く雑味のない"キャンプで飲む最高の一杯"をつくりあげました。
大のコーヒー好きであるブランドメンバーも、「ブラックが飲めない人でもサラッと飲めてしまうんです」と完成品を大絶賛。コーヒー愛好家からもじわじわと注目されています。
楽しくクリエイトされる「アソビファクトリー」のアイテム
オーナー・前野さんのキャンプ仲間には、ブランドのお客さんも含まれているそう。世界でも最高峰の技術力を誇る「職人」でありながらも、堅苦しさの一切ない気さくな人柄が、ブランドの愛される大きな理由です。
今後は海外進出も予定している「アソビファクトリー」。ますます目が離せません!
今フォローすべきネクストブランド
大小さまざまなブランドが群雄割拠するアウトドア業界。取材をとおして日々膨大な情報を目にするhinata編集部が、自信を持っておすすめしたい「次来る」ブランドを紹介します。登場するブランドは、全てInstagramのフォロワーが"まだ"1万人未満。今のうちにフォローしておけば、トレンドの最先端に立てるかも!?