福原さん
出典:PIXTA
【プロが伝授】冬のお手軽デイキャンプで活躍する「ポップアップテント」の選び方
「冬もテント泊を楽しみたい」とは思うものの、寒さが厳しい冬に屋外で寝ることにハードルを感じる人も…。そんなとき、まずは公園でポップアップテントを使うデイキャンプからスタートしてみるのはいかがでしょうか。寒さ対策しながら手軽にテントで過ごす楽しさを満喫できるかもしれません。そんなアウトドア遊びを叶えるべく、アウトドア専門店スタッフに、ポップアップテントの選び方を教えてもらいました。
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
家族に「外で寝るのはちょっと…」と言われてしまったら
冬はキャンパーに多くの悩み抱えさせる季節でもあるはずです。一緒に楽しみたい家族に「冬は屋外で宿泊したくないかな…」なんていうふうに言われることも少なくはありません。
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そこでhinataが提案する解決方法の一つが「デイキャンプ」。
暖かな時間帯だけアウトドア気分が満喫できるので、冬でも楽しみやすいアウトドア遊びだというわけです。手軽な「ポップアップテント」を活用すれば、くつろぎスペースを構築したり冷気を防いだりと、冬のデイキャンプを充実させてくれるはず!
そこで今回は、アウトドア専門店スタッフに「おすすめのポップアップテント」を教えてもらいました。
家族でデイキャンプを楽しんでいるパパキャンパーだからこその、本当に活躍するアイテムを厳選!あわせて、ショップがある徳島県の「おすすめデイキャンプスポット」も紹介します。
エルブレス ゆめタウン徳島店
福原淳夫さん
徳島県鳴門市在住。入社12年目。徳島県鳴門市在住。入社12年目。10年前から積極的に楽しんでいる登山のほか、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツにも傾倒。この数年は子ども(中学生と小学生)と一緒に楽しむ、近所の公園でのデイキャンプがお気に入り。
▼冬のデイキャンプで快適に遊ぶコツを知りたい人はこちら
冬のデイキャンプを快適にするポップアップテント
ここからは、数ある中から福原さんが冬のデイキャンプにもおすすめのポップアップテントを厳選。コストパフォーマンスの良さでファミリーキャンパーに人気のブランド、「ホールアース」から種類別に3張り紹介します。
フルクローズにもなる!「ラッキーフルクローズサンシェイド」
風の侵入も防ぐ「フルクローズタイプ」のポップアップテントです。
ワンタッチで設営でき、休憩中に冷たい風にさらされることなく快適に過ごせます。天候に優れて風が少なく、日光を取り込みたいときにはオープンにすればOK。開いた面はレジャーシート代わりにもなるので一石二鳥!
フルクローズすれば瞬時にプライベート空間がつくれます。高さが113cmあるので幼児なら立ったままでの着替えも可能。
ポリウレタン防水加工済みの耐水圧1,000mmの幕体が採用されているので、少しの雨なら大丈夫。UPF50+と紫外線カット率も高く、冬も降り注ぐ紫外線対策にも効果的です。
ポップアップテントの最大の魅力は、慣れれば1分とかからず設営・撤収できること。
まずは小さく円形に丸まっているテントを開き、フレーム先の固定されている部分を外すせばあら不思議。あっという間にテントの形ができあがります。撤収はその逆の手順となり、ひねりながらたたむことで平らになります。
収納時は(約)幅58×奥行58×高さ6cmと薄くコンパクトに。車の空きスペースなどに難なく収納できるので持ち運びも楽々!
スチール製のペグが6本と砂袋が4個付属するので、しっかりと地面に固定することもできます。
【基本情報】
- 使用サイズ:(約)W190×D117×H113cm
- 収納サイズ:(約)W58×D58×H6cm
- 重さ:(約)1.1kg
- カラー展開:マルチ、ブルー
- 価格:3,989円(税込)
軽量性&収納性を重視するなら!「ハッピープチハウス」
こちらもワンタッチで展開できるポップアップテント。
約880gとフルクローズタイプに比べて軽く、収納サイズも(約)幅55×奥行55×高さ5cmと一回りコンパクトなのも特徴の一つ。ボトム生地が前に40cmせり出していて、レジャーシート代わりに使えます。
寒さを感じるシーンではテント内に、日向ぼっこがしたいときはせり出した部分に座ってくつろぐのもおすすめです。
こちらも耐水圧1,000mm(PU防水加工)の63Dポリエステル記事が採用されているので、公園でのデイキャンプにもぴったり。UPF50+で気になる紫外線対策にも有効です。
【基本情報】
- 使用サイズ:(約)W150×D120×H110cm
- 収納サイズ:(約)W55×D55×H5cm
- 重さ:(約)880g
- カラー展開:マルチ、ブルー
- 価格:3,289(税込)
【番外編】持ち運びもラクラク!「カプセルシェルター 1人用」
こちらは、ポップアップテントと同様のひねってたたむ構造が採用された「カプセルシェルター」です。
大人1人が横になれる(約)幅200×奥行67×高さ67cmのサイズを確保。折りたためば(約)幅55x奥行55x高さ3cmと、ハッピープチハウスよりさらにコンパクトに収まります。
側面にはメッシュ生地を採用し、重さは約750gと軽量。シェルター内にはランタンフックや、小物が入るポケットも備えます。コットの上に乗せてベルトで固定できるので、タープと併用してミニマルなソロキャンプに使用したりと、可能性を秘めたアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ:(約)幅200×奥行67×高さ67cm
- 収納サイズ:(約)幅55×奥行55×高さ3cm
- 重さ:(約)750g
- カラー展開:オリーブ
- 価格:4,980円(税込)
福原さんおすすめ!徳島県でデイキャンプが楽しめるスポット
デイキャンプなら手軽にアクセスできる公園やビーチを選ぶのもおすすめ!そこでここでは、福原さんが居住する徳島県にあるおすすめのスポットを紹介してもらいました。
いずれもポップアップテントでデイキャンプが楽しめる場所ばかりですよ!
遊具や炊飯棟のあるデイキャンプ場も!「鳴門ウチノ海総合公園」
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鳴門市のウチノ海に隣接した広さ約20ヘクタールの総合公園です。
ウチノ海を目の前に眺めながら散策したり、県内最大級の芝生広場でデイキャンプをしたりと、ゆったりとした時間を過ごせます。炊飯棟が設けられているデイキャンプ場では、バーベキューを楽しむのもOK。船を模した大型の遊具は子どもたちに大人気です。
【施設情報】
- 住所:徳島県鳴門市鳴門町高島字北679番地
- 電話番号:088-687-3175
- 営業時間:[正門]6:00~20:00 [東門]6:00~22:00 [デイキャンプ場]6:00~21:00
- 公式ホームページ ※公園でペグを打つのはNGです。ポップアップテントを使用する際は広場の端に配置してください
すぐ近くにグランピング施設もオープン!「小松海岸」
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吉野川の河口に位置する、美しい砂浜が広がる小松海岸。夏の海水浴シーズンは海の家がオープンしたりとたくさんの人で混み合いますが、冬は人もまばらでゆったりと過ごせます。
2023年6月には、徒歩圏内にカフェ併設のグランピング施設「カワウチタウン」もオープン。徳島市の中心部からも車でアクセスしやすく、季節問わずビーチ沿いでアウトドア遊びが楽しめるスポットです。
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【施設情報】
- 住所:徳島市川内町旭野
- 駐車場:普通600台(最大1,000台)
キャンプの準備は、アウトドア専門店エルブレスへ
2023年11月23日にリニューアルオープンされたアウトドア専門店「エルブレス ゆめタウン徳島店」。
冬のデイキャンプにも役立つ多彩なポップアップテントをはじめ、キャンプやレジャー、登山など、さまざまなアウトドア遊びができるアイテムを取りそろえています。
福原さんをはじめ、アウトドア経験豊富なスタッフが、プロの経験をもとに商品選びをサポート。低い棚を活用したディスプレイで商品が選びやすくレイアウトされているのもポイント!
車でのアクセスは、徳島自動車道「藍住IC」を下りて5分ほど。JR徳島駅前からゆめタウン徳島まで路線バスも利用できます。気になる人はぜひ訪れてみてください。
【店舗情報】
- エルブレス ゆめタウン徳島店
- 住所:徳島県板野郡藍住町奥野字東中須88-1(スーパースポーツゼビオ店内)
- 電話番号:088-693-0730
- 営業時間:10:00~21:00