小川張りもトンネルもおまかせ！変幻自在な「ジップタープ」プロジェクトが進行中

これまでアレンジ力の高いタープの多くは、ループ数を増やすことで張り方に多くのバリエーションを確保していました。でも、2024年2月発売予定で開発が進んでいるこちらの「ジップタープ」は、タープに2カ所のジッパーを付けることでさらにバリエーションが増え、設営の簡単さも大幅にアップ！ ジッパーがあることでフルクローズにしたとしても簡単に出入りができたり、ハーフクローズにして開放感のある空間づくりができたりと、これまでにないタープの張り方が楽しめます。ありそうでなかった発想は、まさに「コロンブスの卵」。しかも無骨な上級感をキープしながらタープ初心者でも張りやすいというのも憎い！ さっそくその変幻自在ぶりから見て行きましょう。

百聞は一見にしかず。アイデア次第でいかようにも張り方が変えられるジップタープの設営例を紹介します。ジッパーがいかにいい仕事をしているかにも注目してください。

通常はテントとタープを用意して、2つを連結させる「小川張り」が、1枚で実現。テントとして張っている部分とタープ部分の境目がジッパーです。これなら小川張りに欠かせないセッティングテープも不要！

シェルター風の「ステルス張り」もご覧の通り。ひと味違うのが、サイドのジッパーを開けて開放的にできること！日差しは避けたい、でも風は通したいという夏などに最適です。

オプションの専用ポールを使えばまさかの「トンネル」も実現！タープの面積をめいっぱい使って広々と過ごせます。

A張りからジッパーを開いて庇をつくれば、開放感のあるリビングがサッと完成！

フルクローズの「ティピ―テント風」にも。通常のタープなら出入りに困るところですが、ジッパーがあればそんな心配は無用。もはやこれはテント？

A張りフルクローズからこんなアレンジも。周囲のキャンパーから注目を集めること間違いなし！

2カ所のファスナーをより便利に使えるよう、ループは23個、ファスナー近くに取り付けられた輪っかは4つ。これにより、平面はもちろん、木などの地形を生かした張り方の自由度もアップします。 また、ファスナーで出入り口をつくる際は、生地をぐるぐると巻いて輪っかに紐で留めれば、そのつど巻き上げたりしなくてもオープンした状態がキープできるという工夫も。

ループにランタンをかけることも可能。ループが多ければ、張り方だけではなく、内部の快適性も自分好みにアレンジできます。もちろん、あまりに重たいものをかけるとタープが倒れたり破れたりすることもあり得るので常識の範囲内で！

短い時間を過ごすタープとしてだけならともかく、宿泊するテントとして使う場合に気になるのが耐水性。急な雨の場合でも安心して過ごせるかどうかは重要なセレクト基準です。 一般的なタープ選びの目安となる耐水圧が1,500mmと言われているところ、こちらは耐水圧3,500mmとその倍以上！これは豪雨にも耐えられる数値で、ちょっとやそっとでは雨漏りの心配もありません。グランドシートをきちんと選べば、悪天候でも快適に過ごせるはず！

サイズは2展開で、3.5m×3.5mのソロ用と、4m×4mの2人用。ソロ用は、一般的には3m×3mのものが多いのですが、やや大きめにすることでフルクローズでもゆとりのある空間を実現。ハーフクローズなどのアレンジ時も無理なく楽しめるサイズ感です。

一張りでこれだけの変化が付けられるジップタープは、かなり画期的。「タープが苦手」という人も、ジップタープならいろいろな張り方に挑戦できそうです。応援購入サービスMakuakeで2023年11月29日(水)まで応援購入を受付中なので、気になる人は早めにチェックを！ 詳細はこちら：Makuake