小雀陣二さん
アウトドアでは即席のキッチンになるので、スペースが狭かったりと、自宅に比べて料理しにくいのは当たり前です。そんな環境でこそ、深鍋と浅鍋を同時に使えるW設計が本領発揮。収納時は重ねて一つにまとめられるので、クルマの積載スペースを圧迫しないのもうれしいところです。
ビタクラフト クックギアの「ステンレスダッチオーブンW」が、憧れキャンプ飯を身近にする理由
キャンプの醍醐味といえば食事！その中でもダッチオーブン料理に憧れる人は多いはずです。とはいえ、重かったり、メンテナンスが大変だったりと、気軽に挑戦しにくいのも事実…。そこで注目したいのが、初心者でも試しやすいビタクラフト クックギアの「ステンレスダッチオーブンW」です。今回は、アウトドア料理の第一人者「小雀陣二さん」を迎えて、同商品を選ぶべき理由を教えてもらいました。
制作者
hinata編集部
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
キャンプ飯づくりの花形といえば「ダッチオーブン」
キャンプ料理といえば真っ先に「ダッチオーブン」を連想する人も多いのではないでしょうか。普段は触れることが少ないものだけあって、強く憧れを抱く調理器具の一つだったりもするはずです。
フタの重みで水蒸気を逃さないので、食材の旨味を閉じ込めた絶品キャンプ料理が楽しめるのもダッチオーブンのいいところ。自然の中でワイルドに調理するその時間には、キャンパーなら誰もがロマンを感じることは間違いありません。
とはいえダッチオーブンは「なんだか難しそう」というイメージも
一般的な鋳鉄のダッチオーブンは、メンテナンスを怠るとサビだらけに…
そんな魅力的なダッチオーブンですが、一般的な鋳鉄製のものは使用前にシーズニングが必要だったり、サビにも気をつけなければならなかったりと、多くの手間暇をかけなければいけないのも事実です。さらに、重さが10kgを超えるものも多く、キャンプ場に持ち出すのも一苦労。
それらのネガティブなイメージも手伝って、キャンプでのダッチオーブン料理に二の足を踏んでいる人も多いのではないでしょうか。
アウトドア料理のプロが推薦する「ビタクラフト クックギア ステンレスダッチオーブンW」
「もっと手軽で簡単にダッチオーブン料理を楽しみたい！」そんなキャンパーにおすすめしたいのが、今回紹介するビタクラフト クックギアの「ステンレスダッチオーブンW」です。
面倒なお手入れから解放されたり、軽くて持ち運びやすかったりと、まさにキャンプ向きのキャラクター。さらに独自の「全面5層構造」や、「W設計」で料理の幅が広がるうれしいメリットも備えているのです。
小雀陣二さんがおすすめ！
そこで今回はアウトドア料理の第一人者・小雀陣二さんが、「おすすめポイント」を詳しく紹介！プロならではの視点で、ステンレスダッチオーブンWを使うべき理由を教えてくれました。
小雀陣二(こすずめ・じゅんじ)
数々のアウトドアメディアやイベントで活躍するアウトドアコーディネーター。アウトドア料理教室の講師やレシピ本の執筆も手掛け、『ダッチオーブン極楽クッキング』『焚き火料理の本』『キャンプ料理の王様』などの著書も多数。キャンプ料理だからこそのおもしろさや手軽さも伝わる絶品レシピが人気。また、神奈川県三崎町のカフェ「雀家 suzumeya」のオーナーも務める。
一台二役の「W設計」で、キャンプ飯の幅が広がる！
機能性が上がって荷物も減らせることから、キャンパーにも人気の「一台○役」ギア。それをダッチオーブンで実現しているのが、ステンレスダッチオーブンWです。
深鍋と浅鍋、2種類の鍋をそれぞれ使い分ければ、一台で二役の大活躍。キャンプ料理のレパートリーが広がったり、時短につなげられたりと、その恩恵は無限大です。小雀さんのように、複数の絶品キャンプ飯を効率よくつくることも可能なのです。手際よく食卓を彩ることができるので、お腹を空かせたキャンプ仲間も大満足間違いなし！
独自の「全面5層構造」で料理がおいしく仕上がる！
ステンレスダッチオーブンWには、独自の「全面5層構造」が採用されているのもトピックです。
ビタクラフト クックギアを展開するビタクラフトは、元々家庭用のステンレス多層構造鍋で有名な老舗ブランド。熱伝導性に優れる3層の「アルミ」を蓄熱性が高い「ステンレス」で挟むことで、圧倒的な熱効率の良さを実現し、鍋底から熱が全体に素早く伝わるので、食材にムラなく均一に熱を加えられるのです。
アウトドア調理では、風や安定しにくい熱源によって火加減が難しくなりがちですが、そんなストレスもこれで解決。誰もが失敗することなくダッチオーブン料理が楽しめるというわけなのです。
シーズニングいらずですぐに使える
ダッチオーブンにハードルを感じる理由の一つが「シーズニング」。一般的な鋳鉄製のダッチオーブンでは、初めて使用する際はあらかじめ油ならしの工程が必要なのです。
洗って、乾燥させて、オイルを塗って、煙が出るまで加熱して…。さらに鉄のにおいを消すために野菜クズを炒めたりと、ダッチオーブン料理を楽しむには多くの手間をかけなければなりません。それに比べてステンレスダッチオーブンWなら、面倒なシーズニングは不要。手に入れた状態のままですぐに使用可能です。
小雀陣二さん
シーズニングが不要なので、ダッチオーブンが初めての人にもおすすめです。前準備が不要なのはステンレス製ならでは。思い立ったときに手間なしで料理できるのがいいですよね。
サッと洗える＆サビにくいから、メンテナンスも楽々！
洗剤できれいさっぱり洗えるのも、ステンレス製ならではのストロングポイントです。
鋳鉄製は油膜を剥がしてしまうので洗剤を使えませんが、ステンレスダッチオーブンWなら次も気持ちよく調理が楽しめるはず。鋳鉄製に比べて焦げ付きにくくサビの心配も不要なので、使用後のケアにも余計な気を使うことはありません。
軽量で持ち運びのストレスもなし！
タフなルックスでキャンプ気分を高めてくれるのも、キャンパーがダッチオーブンに関心を寄せる理由の一つです。とはいえ、「重くて扱いが大変」なんていう難点も無視できないところ。
そこで助かるのが、ステンレスダッチオーブンWの「軽さ」です。一般的な10インチの鋳鉄製ダッチオーブンが5kg以上あるのに対し、ステンレスダッチオーブンW 10インチの場合、深鍋とフタを合わせて約3.7kgと、とても軽量に仕上げられています。女性や子どもでも持ち上げやすいので、家族みんなで調理が楽しめるはずです。
シチュエーションに合わせてサイズを選べる！
左：ステンレスダッチオーブンW 8インチ／右：ステンレスダッチオーブンW 10インチ
ステンレスダッチオーブンWは、内径20.3cm・容量3.2L(深鍋)＆1.6L(浅鍋)の「8インチ」と、内径25.4cm・容量5.0L(深鍋)＆2.6L(浅鍋)の「10インチ」がラインナップ。
ソロやデュオキャンプなら小ぶりな8インチ、ファミリーやグループキャンプなら10インチなどという具合に、キャンプスタイルやシチュエーションに合わせて選ぶのもおすすめです。「今日はどちらを使おうかな？」「この料理ならこのサイズだな」といろいろイメージするのも楽しいかもしれません。
【基本情報】
商品名：ビタクラフト クックギア ステンレスダッチオーブンW 8インチ
サイズ：[深鍋]内径20.3cm、深さ10.0cm、容量3.2L／[浅鍋]内径20.3cm、深さ5.0cm、容量1.6L
重さ：[深鍋]約1.2kg／[浅鍋]約0.8kg／[フタ]約1.4kg
付属品：ラック、スタンド、リフター、取扱説明書、オリジナルレシピブック
価格：30,800円(税込)
商品名：ビタクラフト クックギア ステンレスダッチオーブンW 10インチ
サイズ：[深鍋]内径25.4cm、深さ10.0cm、容量5.0L／[浅鍋]内径25.4cm、深さ5.0cm、容量2.6L
重さ：[深鍋]約1.7kg／[浅鍋]約1.1kg／[フタ]約2.0kg
付属品：ラック、スタンド、リフター、取扱説明書、オリジナルレシピブック
価格：37,400円(税込)
ステンレスダッチオーブンWなら「ローストチキン」も失敗なし！
ダッチオーブンでの定番料理といえば「ローストチキン」。豪華なビジュアルでキャンプ仲間の歓声必至な一品ですが、「均等に火を通すのが難しそう」「パリッと香ばしく仕上げるのが難しそう」「焦げ付いてしまいそう」と、調理にチャレンジできていない人も多いかもしれません。
そこで今回は小雀陣二さんが「ステンレスダッチオーブンW 10インチ」でローストチキンをつくりながら、その実力の高さを教えてくれました。
まずは、塩をすり込んだ丸鶏とカットしたタマネギやジャガイモを投入。香り付けにローズマリーも添えました。ステンレス製なので鍋ににおい移りせず、調理内容や食材を選ばずにダッチオーブン料理が楽しめるのも、ステンレスダッチオーブンWならではのポイントです。
ローストチキンを調理する際は、フタの上にも炭を置いて上面からも熱を加えるのが基本です。小雀さんによると、炭の量はフタ上3に対して鍋下1程度の割合がおすすめだとか。フタ上の炭はフチ側に寄せることで、側面に熱を伝えるのもポイントだそうです。
ステンレスダッチオーブンWなら、熱が鍋全体にスピーディーに伝わり全方向から均一に加熱できるので、一部だけが焦げたりするような失敗をしにくいのです。
小雀陣二さん
温度変化が少ないのはおいしいキャンプ飯をつくるうえで大切なポイント。アウトドアでの調理は、その日の天気や季節によって条件も変わるので、家庭のキッチンと比べると鍋の温度変化に大きな影響を与えてしまいますが、これなら熱ムラが少ないので、大人数の肉料理も上手に楽しめます。
ステンレスダッチオーブンWをおすすめする「＋α」なポイント
ビタクラフト クックギアの「ステンレスダッチオーブンW」には、ルックスの良さや高い性能に加えて、キャンパーにうれしいプラスアルファな特長も！
「IH対応」でさまざまなシチュエーションで楽しめる！
底面がフラットなデザインになっているので、IHコンロでも使用できるのがうれしいところ。
近年はオール電化の住宅も増えていますが、なかなかキャンプに行けないときもお家で使用できるので、宝の持ち腐れにはなりません。いつもの家庭料理がもっと華やかなものになること間違いなし。
五徳の形状も選ばないということは、「焚火や炭火の準備が面倒だな。今日はガスバーナーで！」なんていうお手軽キャンプにも問題なく使用可能です。
オプション付属で追加出費ナシ！
本体に加えて、熱いフタを持ち上げる「リフター」や鍋を置く「スタンド」、底に敷く「ラック」などの、ダッチオーブン料理に必要なアイテムが同梱されているのも、ステンレスダッチオーブンWの見逃せない魅力の一つです。これなら、買い足しで想定以上に出費がかさんでしまった…なんていう残念な思いをすることもありません。
また、無水ポトフやローストポーク、塩サバの燻製、焼きリンゴなど22品のつくり方が記された「オリジナルレシピブック」も付属。ステンレスダッチオーブンWを手に入れるだけで、いろいろな料理にチャレンジできるというわけです。
別売り「専用バッグ」で持ち運びも安心
アウトドア派には、別売りの「専用バッグ」(8インチ 税込5,500円、10インチ 税込6,600円)も手に入れるのがおすすめです。
ステンレスダッチオーブンW 8インチ・ステンレスダッチオーブンW 10インチそれぞれがジャストフィットする2種類を用意。クッション性のある素材が採用されているので、運搬中に起こりがちなほかのキャンプギアとの接触による傷つきなどからも守ってくれます。
また、中ぶたにはリフターやスタンドを収納できるポケットも配置。「あれどこにしまったっけ？」や「持ってくるの忘れた！」なんていう失敗も回避できます。
ステンレスダッチオーブンWがあれば、憧れのキャンプ飯が身近に！
今回は、ビタクラフト クックギア「ステンレスダッチオーブンW」がおすすめの理由を、アウトドア料理の第一人者・小雀陣二さんに教えてもらいました。
おいしくつくれてメンテナンスの手間も少ないステンレスダッチオーブンWなら、憧れのダッチオーブン料理を手軽に楽しめるはず！キャンプ飯をもっと楽しく豊かにするためにも、みなさんもぜひ手にしてみてくださいね。ビタクラフト クックギアの公式サイトでも詳しく紹介されているので、気になる人はチェック！
ナビゲーター／小雀陣二 撮影／薮内 努
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