背負子(しょいこ)おすすめ11選!登山や釣りでも活躍!自作できるって本当?
「背負子」というアイテムをご存知ですか?重たいものやリュックに入らないような荷物をくくりつけて背負える運搬道具で、登山では定番アイテムのひとつです。最近ではキャンプや釣りで使われることも増え、スタイルに合わせてカスタムしたり背負子の自作に挑戦する人も!この記事では背負子の使い方や選び方、おすすめの背負子や背負子の自作について紹介します!
背負子(しょいこ)とは?
背負子(しょいこ)とは、荷物を括り付けて背負う運搬道具。リュックに入らない大きなものや不定形のものを運ぶことができるのが特徴で、農作業の道具としても古くから親しまれてきました。「二宮金次郎の像が背負っているアレ」といえば思い浮かぶ人もいるかもしれません。
この背負子、今では登山用のアイテムとして幅広く使われており、さまざまなメーカーから販売されています。登山だけでなく釣りやキャンプでも大活躍!テントやシュラフなどの大きな荷物や薪などを運搬するのにも便利です。
背負子の選び方
背負子にもいろいろなタイプがあり、自分のスタイルに適した背負子を選ぶのが大切。どのようなポイントに注意して背負子を選べばよいのでしょうか。
素材・重量をチェック
背負子を選ぶときに素材や重さは重要なポイント。もともと背負子といえば主に木や竹で作られているものでしたが、現在販売されている背負子は金属素材が主流。特にアルミ素材は軽量で背負いやすいため、軽さや丈夫さを重視する人におすすめです。
耐荷重をチェック
用途に合わせて適切な耐荷重の背負子を選びましょう。日帰りのアクティビティなど荷物が軽い場合は耐荷重15〜20kg程度、宿泊を伴うアクティビティでテントやタープなど重量のあるアイテムを積む場合は耐荷重50〜60kg程度のモデルを選ぶのがおすすめです。
付属アイテムをチェック
背負子の付属アイテムもチェックして、使いやすいモデルを選びましょう
- キャスター:重い荷物を引くことができ、シーンに応じて使い分けられる
- ウエストベルト:背負子を体に密着させることで荷物の揺れを軽減し肩への負担が分散される
- クッション:フレームが身体に当たることを防ぐ。通気性の高いクッションがおすすめ
- 小物入れ:こまかなアイテムを収納しておくことができて便利
キャスター付きであれば荷物を引いて運搬することもできて便利ですが、そのぶん背負子そのものが重くなってしまいます。どの付属アイテムもやみくもに付いていればいいというわけではなく、必要に応じて取捨選択するのがポイントです。
背負子のメリット・デメリット
背負子のメリット・デメリットを紹介します。どのようなシーンで使えばよいか、自分のスタイルに合うかどうかを検討して背負子を選んでみてください。
背負子のメリット
- 運ぶものの形状を問わず、テントなど大きなものを運べる
- 手で持つには重いものも運べる
- 両手が空くので安全に行動できる
背負子のデメリット
- 慣れないと背負うのが難しい
- 折りたためないと場所をとる
- フレームの形状によって身体が痛くなることがある
背負子はリュックと違ってフレーム状で硬いため、背負うのにコツが必要です。また、重い荷物を運べるとはいえ自分が背負える重さにも限度があるのでまずは小さな荷物を背負うところから始めて背負子に慣れていくのがよさそうですね!
おすすめ背負子11選
多種多様なスタイルの背負子を紹介します!重さや耐荷重、付属品の有無などチェックしてみてくださいね!
モンベルにも背負子がある!
背負子といえば登山…登山といえばモンベル…、ということで日本が誇るアウトドアブランドモンベルからも林業用背負子が展開されています!
登山用バックパックの背面システムが採用されており背負い心地も快適。アルミニウム合金製で、軽くて丈夫です。コンテナやバッグなどのオプションパーツを装着することで使い方の幅が広がります。
林業用とされていますが、背負い心地の快適さからアウトドアに使用しているユーザーも。ぜひチェックしてみてください!
背負子の自作にチャレンジ!
さまざまなメーカーから背負子が販売されていますが、なかにはオリジナルの背負子を自作しているユーザーも!ここからは背負子の自作方法について紹介します。
キャリーとベルトで簡単自作背負子
キャリーカートとキャリーベルトをそれぞれ購入して組み合わせることでオリジナルの背負子にアレンジすることができます。いちから背負子をつくるのはちょっとハードルが高くても、この方法であれば簡単ですね!
たとえばこのようなキャリーカートに、以下のようなベルトを組み合わせてみるのはどうでしょうか。
(※組み合わせの適合性、安全性を保証するものではありません。カスタムは自己責任でおこなってください。)
昔ながらの木の背負子
インターネットで探してみると、昔ながらの木の背負子を自作している人も!おおまかな行程はこちら。
- 背中に当たる部分の枠を組む
- 荷物を置く底の部分を取り付ける
- 背負うためのベルト、背当てを付ける
キャリーベルトやクッション、すのこなど
市販品をうまく組み合わせてもよし、縄を編んで背当てをつくるなど
昔ながらの製法にこだわるもよし、自分の身体にフィットするサイズの背負子を作ってみるのも楽しいかもしれません。
背負子で大きな荷物もらくらく運搬!
背負子があればテントやタープなどの大きな荷物、薪などくて不定形の荷物も背負って運ぶことができてとても便利ですね!登山用のアイテムというイメージが強かった背負子ですが、アウトドア全般で大活躍しそう!
販売されている背負子から好みのものを選ぶもよし、自作にチャレンジするもよし、アウトドアシーンでぜひ背負子を取り入れてみてください!