"ジャケ買い"キャンパー続出のポータブル電源。オーナーに聞いた、圧倒的女性支持率のワケ
キャンプのハードルを下げるだけでなく、楽しみ方の幅も広げてくれるポータブル電源。しかし、世に流通する電源たちは、見た目もスペックも千差万別。「自分に合う1台」がよくわからず、高価な買い物だからとなんとなく手を出せていない人も多いのでは?今回は、人気のポータブル電源「BLUETTI」で快適なキャンプライフを送る女性オーナー3人が、「ソロ」「デュオ」「ファミリー」それぞれの視点で、使い勝手を本音レビューします。
やっと見つけた「わたしの1台」
たくさんありすぎるポータブル電源
ドライヤーがなく、夜は冷えやすい。「不便を楽しむ」のがキャンプとは言うものの、実際に体感するとやっぱり…。なんて経験は、特に女性なら誰しもあるのではないでしょうか。キャンプ場で過ごす際のそんな「負」を解消してくれる役割を果たしてくれるのがポータブル電源です。キャンプのハードルを下げ、人気を押し上げた要因の一つでもあります。
ただ、人気アイテムゆえに、シーズンごとに新商品が次々に飛び出し、種類は豊富。実際の使用感がイメージしづらく、なかなか購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか。
おしゃれと機能性を両立するブランド「BLUETTI」
サイトや自宅にも違和感なくなじむパステルカラーの風貌で、いわゆる「ポータブル電源」のハードなイメージを覆したのが「BLUETTI(ブルーティ)」。ソロキャンパーでも気軽に持ち運べる小型サイズから、家電や小型ガジェットまで幅広く使えるファミリー向けの超大容量サイズまで、幅広いラインナップで、女性を中心に支持を得ています。
「商品の説明書を読んでも、SNSのクチコミを追っても、なんだか“もやもや感”が残って、購入には踏み込めない」。そんな人のために、BLUETTIのポータブル電源を愛用している女性キャンパー3名に徹底取材。「ソロ」「デュオ」「ファミリー」と異なるキャンプスタイルながら、それぞれに合う電源をチョイスし、快適なキャンプを満喫していました。
ポータブル電源でキャンプはもっと楽しく、快適に。
ファミリーで個性的なおしゃれキャンプを楽しむ星野さん
バリ風のインテリア雑貨などを取り入れ、おしゃれで個性的なファミリーキャンプを楽しんでいる星野さん。キャンプ歴は10年以上で、本格的な冬キャンプやSUPなど、家族一緒に思う存分、外遊びを楽しんでいます。使用するポータブル電源は超大容量の「AC200MAX」。ドライヤーや調理家電など最大16点の電気製品に同時給電できます。一般的なスマートフォンは126回、ノートパソコンであれば26回も充電が可能。電子レンジやヒーターまで、あらゆる家電に対応します。自然災害が起きた際のライフラインとしても機能する、というのもお気に入りポイント。
InstagramやYouTubeの投稿が一般的になり、スマートフォンだけでなく、カメラやLEDライトなど、キャンプでも意外と増えたガジェット類。前日に準備するのは正直面倒です。ポータブル電源さえ充電しておけば、準備も楽ちん。何かと荷物が多く、出かける準備に時間がかかるファミリーキャンプとの相性は抜群。家電なども使えるので、ファミリーキャンプが充実すること間違いなしです。
BLUETTIの大容量ポータブル電源「AC200 MAX」
使える家電の例
- スマートフォンの充電(15W)…約126回
- ノートパソコンの充電(49W)…約26回
- 電子レンジ(1,000W)…約1.6時間
- 電気ヒーター(1,500W)…約1.1時間
【基本情報】
容量:2,048Wh
定格出力電力:2,200W
使用サイズ:440×296×387.5mm
充電温度:0〜40℃
放電温度:-20〜40℃
重さ:28.1kg
サーキュレーターもバッテリー切れ知らず。オールシーズンで活躍
夏場は冷房、秋から冬にかけては暖房器具のサポート役として活躍するサーキュレーターは、もはやキャンプの必需品になりつつあります。ポータブル電源があれば、夜通しバッテリーに気を使わず使用可能。
外でのご飯が充実!調理家電をフル活用できる
ポータブル電源と調理家電を使えば、おいしいキャンプ料理が出来上がり。レシピによっては時短もでき、設営に遊びにと、何かと時間に追われがちなファミリーキャンプにはぴったりです。
子どもが遊んでいる間は、コーヒーメーカーを使ってまったりひと息。
SUPボードの空気入れも気軽に早く
ウォーターアクティビティの定番になりつつあるSUP。親子で楽しむ場合、人数分のボードに空気を入れるだけでも一苦労ですが、ポータブル電源があればあっという間に空気を注入できます。
ファミリーキャンプには超大容量の「AC200 MAX」
女性キャンパーの悩みをスマートに解決してくれるポータブル電源
サイトに映えるかわいいデザイン
手のひらサイズとはいかない、かつ明らかにメカとわかるポータブル電源は、キャンプサイトでもどうしても存在感が出てしまうもの。「BLUETTI」に人気が集まる大きな理由は、そんなお悩みを解消する圧倒的なデザイン性にあります。
各モデルとも豊富なカラーバリエーションで、自分のサイトになじむモデルが見つかりやすく、ギアにこだわるキャンプ巧者から好評。ファミリーでもソロでも、毎週末のようにキャンプを楽しむ女性キャンパー、marimariさんも「ひと目見てパッと引き寄せられた」と購入を決意した1人です。「よく連泊キャンプをするので電源は必須アイテム。ソロで行く時も、カメラの充電やドライヤー用に小型モデルを持っていきます」と語ります。愛用するのは、片手でも持ち運びやすいコンパクトサイズの「EB3A」。
4.6kgと軽量ながら、最大1,200Wまでの電化製品に対応する「EB3A」
使える家電の例
- スマートフォンの充電(10W)…約20回
- ノートパソコンの充電(50W)…約4.3回
- GoPro(47W)…約46回
【基本情報】
容量:268.8Wh
定格出力電力 :600W
バッテリータイプ:リン酸鉄リチウムイオン電池
重さ:4.6kg
サイズ:255×180×183mm
充電温度:0〜40℃
「あったらいいな」を叶えてくれる
キャンプ場で設営や遊び、焚き火を楽しむと気づけば汗ばんでいるもの。また、シャワーやお風呂は備わっているキャンプ場でも、アメニティーまでは整っていないケースがほとんど。ポータブル電源があれば、ドライヤーやヘアアイロンも使用できます。
キャンプ場ではオールシーズンで寒さが天敵。エリアによっては日中と夜の寒暖差が激しく、冷え性な女性にとっては準備が不可欠です。そんな時に便利なのが電気毛布。消費電力もホットカーペット(600W前後)と比べてかなり抑えめ(60W前後)なので、「EB3A」が一台あれば、寒い夜でも怖くありません。
女子ソロキャンパーならコレ!「EB3A」
車中泊に欠かせないマストアイテム
好きな場所で、好きなことをするぜいたく
誰もが憧れるバンライフ。私生活と仕事、遊びの境目が曖昧になった先の、新しいライフスタイルとして注目が集まっています。大きな視点で見れば、リモートワークやワーケーションもその一つ。ネット環境を整えつつ、電源を持ち運べるのは便利。夫婦でキャンプ・車中泊を楽しむunmahofufuのマホさんも、ポータブル電源「EB70S」を車内でのPC作業や調理に活用しています。
もともとは災害対策用に購入したポータブル電源ですが、今では車中泊の欠かせない相棒に。コーヒー豆を挽く電動ミルやホットプレートにつないで、調理の時間を短縮したり、PCで動画の編集をしたり。自宅の延長のような感覚でアウトドアを気軽に楽しむための、頼もしい存在です。
使える家電の例
- スマートフォンの充電(10W)…約60回
- ノートパソコンの充電(50W)…約12回
- ミニ冷蔵庫(60W)…約10時間
【基本情報】
容量:716Wh
定格出力電力:800W
重さ:9.7Kg
サイズ:320×217×222mm
保管環境温度:0℃〜40℃
キャンプでやってみたいことが増える
「EB70S」の大きな魅力のひとつが、最大12個の電化製品に同時給電できる点。「同時給電数が多い」とはつまり、同時にやれることが多いということ。「電気を使って快適な環境を整えながら、+αの作業や遊びを楽しめます。
たとえば、ホットプレートを使って焼肉をしながら、気になる煙はサーキュレーターで逃しておくなど。電源の天面はスマホのワイヤレス充電にも対応しているので、何か調べ物をする際にいちいちコードを抜き差ししなくてよいのもうれしいポイントです。
デュオや車中泊にハマる「EB70S」
自分のスタイルに合ったポータブル電源を選ぼう
容量やデザイン、サイズが幅広いラインナップでそろうBLUETTIのポータブル電源。女性キャンパー3人のリアルな意見を踏まえ、自分だけの一台を選びましょう。