キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
カラフルなテントサイトコーデ

【脱・アースカラー宣言】個性派サイトが復権!?みんなのこだわり&成功の秘訣を拝見

2022.08.04ノウハウ

カーキやタンなどのアースカラーのギア類が主流になっています。とはいえ、そろそろマンネリを感じだしている人も多いかもしれません。そこで今回は、カラフルなアイテムをうまく取り入れているキャンパーにお話を伺ってみました。柄物やレアなアイテムでテントサイトが個性爆発!技アリコーデを参考に、あなたもキャンプを楽しんでください。

簡単そうで実は難しい?カラフルコーデの楽しみ方

アースカラーなギアを中心としたテントサイトが主流になっています。さまざまなブランドからもミリタリーテイストのアイテムが続々と登場し、手軽におしゃれなコーディネートが楽しめるようになってきたのはうれしいところ! その一方で、カラフルなギアを愛する「脱・アースカラー」なスタイルも増加中!?今回は人とは少し違う、自分だけの個性的なテントサイトを作り上げている6人の達人に、こだわりやコツなどを聞いてみることにしました。

レアな「フィールドキャンディ」はレアな「キャンプ車」とコーデ

レトロな配色が特徴のフィールドキャンディ製テントでアピールする@mabocampさん。隣に駐車しているのは、スズキの旧車・マイティーボーイ!どちらもなかなか見ることのないレア品ですが、どのようなこだわりが詰め込まれているのでしょうか。

個性派テントはカスタマイズで唯一無二に!

——テントサイトで一番のポイントを教えてください @mabocampさん:なんと言っても、キャンプ場でも一際目立つフィールドキャンディのテントです。実は、Aフレームテントを自分で改造してパップテントにしています。そのおかげか、ものすごく周囲の視線を感じますが、 知らない人に話しかけられることも多くて楽しい時間を過ごしています。
—— コーディネートのコツを教えてください @mabocampさん:テントが派手なので、テント内にレイアウトする他のギアや隣に駐車する車も、負けないくらいカラフルにしてバランスをとっています。 —— レアなピックアップ車にもこだわりを感じます! @mabocampさん:1986年製のマイティボーイ(スズキ)です。オークションで格安の車体を見つけて、自分で修理したりペンキでカラーリングしたりといろいろ楽しんでいます。長距離や高速道路も意外と楽しく走れますよ! カラフルなアイテムが好きな@mabocampさんですが、見た目だけではなく実用性もしっかり考慮した物選びを意識しているのもポイント。テイントサイトのコーディネートも、ムダを省いて必要最低限のギアでカラフル&おしゃれに仕上げることを意識しています。

主役以外は引き算を意識。メリハリの効いた遊び心あるサイト作り

ネイタルデザインのストライプ柄ギアをアイポイントに据えた@tomo_campgramさんのサイト。友人とお互いのギアを持ち寄ったデュオキャンプですが、二人ともネイタルデザインが大好きなので、カラフルな印象のテントサイトに仕上がりました。

キーアイテム以外はあえて地味テイストで

—— ストライプ柄がスパイスになっていますね @tomo_campgramさん:友人と自分が好きなネイタルデザインのカーミットチェアが、テントサイトのキーアイテムです。とはいえ、無計画に配置すると派手なだけのサイトになってしまうので、他のギアはできるだけモノトーンやウッドの物で統一するように心がけました。チェアが目立つかっこいいサイトに仕上げられたと思います。 —— カーミットチェアを手に入れたきっかけは? @tomo_campgramさん:王道ギアなのでずっと狙っていました。とはいえ、とくにネイタルデザインの物は人気で手に入れられず…。そんな折、再販のタイミングで奇跡的に購入できました。オンラインストアの再販スタート時間ちょうどにカートインできたので、とても思い出深いです!
—— ワンポイントコーデの秘訣と楽しみ方を教えてください @tomo_campgramさん:全体的にカラフルにしすぎると、他のキャンパーから注目されることが多くなるので少し恥ずかしい気がします。写真映えは間違いないので、ワンポイントにカラフルなギアを配置するのがいいのではないでしょうか。

カラフルなUFOみたい!?主役は子どもにも人気のワンポールテント

レインボーカラーのワンポールテントを主役にした@kiharayuさん。使っている人があまりいないめずらしいテントを探した結果、こちらのイギリスブランド「BOUTIQUE CAMPING(ブティックキャンピング)」にたどり着きました。他のインテリアやギアの色使いも相まって、唯一無二の空間が演出されています。

テントもインテリアも徹底的にカラフルに

—— 一番のポイントは、やはりテントでしょうか? @kiharayuさん:その通りです!カラフルでかわいいいテントは、イギリスのコットンテントブランド「BOUTIQUE CAMPING」のワンポールテントです。めずらしいギアが欲しくて、いろいろ探して個人輸入で手に入れました。 —— どのようにサイトのコーディネートを楽しんでいますか? @kiharayuさん:100%コットン生地のテントなので、夏場は暑く感じることもあります。そんな時はサイドをロールアップして、UFOスタイル(自称)に。この形にするとさらに目立ちます!
カラフルなテントサイトコーデ

出典:Instagram(@tomo_campgram)

夏場のUFOスタイル
—— カラフルなテントサイトの成功の秘訣は? @kiharayuさん:テントに負けないように、インテリアや装飾にもできるだけカラフルなアイテムを選ぶようにしています。そのおかげでいつもキャンプ場では子どもたちに大人気。めずらしくてわくわくするのか、みんな興奮した様子で中に入ってきてくれます。 テントに合わせてカラルフなタープもオーダーした@kiharayuさん。次はカラフルな陣幕の製作も検討中です。どんどん進化するテントサイトに期待大!

ロッジ型テント&ビンテージアイテムでやわらかな雰囲気を

レトロな雰囲気のロッジ型テントを楽しむ@dapple_bornさん。ウォールナットの色を基調としたコーディネートに、カラフルなビンテージカーテンがポイントに!

個性強めのアンティークアイテムを掛け合わせ

—— カラフルなテントサイトを楽しむ秘訣はどのようなものでしょうか? @dapple_bornさん:テントに負けないド派手な柄やカラーのギアを多く使っていますが、いずれもアンティーク物でそろえているのがポイントです。 —— レトロなテントが印象的です @dapple_bornさん:こちらはパジャマムーンのラクーン5というテントですが、幕の色や配色、間取り、入口の位置、窓の場所などを自分好みにオーダーした一品。とにかくカラフルなビンテージテントなので、初張りの時はとても勇気が必要でした。
—— 次にチャレンジしたいスタイリングはどのようなものでしょうか? @dapple_bornさん:ビンテージテントの中にもう一つのビンテージテントを張る「カンガルースタイル」にチャレンジしたいです。キャンプギアのほとんどは自作かカスタマイズしているものなので、次はビンテージな円卓の自作も検討しています。

自作ラグがポイントのポップなお座敷スタイル

小さな子ども連れのため、チェアを使わないお座敷スタイルにした@ hi__inkさんのテントサイト。目が覚めるようなカラーのテントに手作りのラグを組み合わせた、唯一無二のコーディネートです。

赤のアイテム多様で個性を主張

—— テントサイトの中で一番のポイントになっているギアは何でしょうか? @hi__inkさん:カラフルなサイトを楽しみたい気分だったので、スパゲッティヤーンを編んだ自作ラグをポイントにしてコーディネートしました。 —— カラフルなコーデを楽しむためのコツを教えてください @hi__inkさん:ラグの他にも、赤色のギアを多めにレイアウトして元気が出るサイトにデザインしました。テントもレインボーカラーで派手なので、子どもも迷わずに帰ってこられます。 —— 他にはどのようなスタイルでキャンプを楽しんでいますか? @hi__inkさん:最近はビンテージなテントを張るのがマイブーム。ビンテージのアイテムやアンティークな道具を組み合わせるのがとても楽しいです。

お手本にしたい!チャムスのうまい楽しみ方

キャンプギアのほとんどをチャムスの「赤」でそろえた@nuts_72kさんのサイト。赤ばかり使うとアクが強くなってしまいそうですが、嫌味なくスタイリッシュにまとめられているのも特徴です。

赤色を引き立てる周辺ギア選び

—— チャムスのアイテムを引き立てるコツはありますか? @nuts_72kさん:チャムスのキャンプギアは赤色がほとんど。なので、その他のアイテムは、赤色と相性のいいベージュやライトなウッドデザインの物を意識して選んでいます。 —— テントやタープもチャムスで統一しているのですね @nuts_72kさん:ワンポールタイプの「ブービーハウス」と、タープは「ブービーT/Cタープウイング」です。
—— どのようなきっかけでチャムスのキャンプギアが好きになったのでしょうか? @nuts_72kさん:2年ほど前に友人と一緒にキャンプを始めました。そのとき「好きなブランドのギアだけでそろえたい」と相談して、チャムスを選ぶことに。今では毎シーズン魅力的なアイテムを発表するチャムスにどっぷりハマっています。 アースカラーのギアに比べて汚れやダメージが気になりやすいのが悩みとも言いますが、まだまだチャムス愛は止まりそうにありません。狙っていたオーガナイザーテーブルも手に入れたので、次のキャンプが楽しみだそうです。

脱アースカラーで自分だけのキャプを楽しんでみよう!

今回は、個性派なテントサイトのコーディネートを楽しんでいる6人のキャンパーに、こだわりや成功の秘訣を聞いてみました。流行のアースカラーをあえて外すかっこよさに憧れる人も多いはず!みなさんも自分のキャンプにマンネリを感じたら、こんなカラフルでハッピーな気分が楽しめるスタイリングを試してみてはいかがでしょうか?


あわせて読みたい記事