キャンプめしを劇的に変えるインスタント食品・調味料の選び方！時短化と脱マンネリ化が両方叶う！

ソロキャンプでもグループキャンプでも、テント設営や薪割り、趣味のアクティビティなど、キャンプ場に着いたらやるべきことがたくさん。そうした時間は楽しいものですが、それにプラスして手の込んだ料理を作ろうと思ったら、あっという間に日が暮れてしまいます。「もっと簡単に、凝ったキャンプめしが食べられたらなあ…」。こう考えている方も多いのではないでしょうか。

アウトドアショップのスーパースポーツゼビオ・エルブレスが今夏より展開する「キャンプめし」コーナーには、各店舗ごとにプロ顔負けのインスタント食品や調味料が勢ぞろい。おいしいキャンプめしを手軽に楽しみたいキャンパーたちを後押ししています！

今回は、スーパースポーツゼビオ ドームつくば学園東大通り店(茨城県土浦市)を訪問。マネージャーの髙石宗敬さんに話をうかがいました。髙石さんはアウトドア用品を担当して10年以上のベテランスタッフ。自身もキャンプの際にインスタント食品を重宝しています。コーナーの開設以来、お客さんがよく手に取るという人気商品について聞きました。

キャンプでよく使われる万能調味料といえば「アウトドアスパイス ほりにし」や「マキシマム」などが有名ですが、近年、他の食品メーカーやアウトドアブランドもオリジナル商品を続々と発売。アウトドア業界はまさにスパイス戦国時代。 キャンプめしコーナーのなかでも、スパイスの品ぞろえは圧巻です。出汁のきいた和風のものから数種類のハーブを配合した洋風のものまで、商品によって個性はさまざま。バーベキューの味付けを焼き肉のタレからスパイスに変えるだけで本格的な味わいが楽しめるので、キャンプめしを進化させたいなら、まずはスパイスから手に入れるのがおすすめです。

つくば学園東大通り店の一番人気がこちらの「フィスタ アウトサイドハーブスパイス」。アウトドアの達人である快適生活研究家の田中ケン氏と、スパイスの定番・ギャバンがコラボして生まれた万能スパイスです。肉はもちろん魚やパンに振りかけても、素材の味をグッと引き立たせてくれます。コンパクトサイズで持ち運びも楽ちん。

原材料には産地を分けた3種類のコショウと、唐辛子やオレガノなど厳選した14種類を使用。塩やしょう油の粉末も調合しているので、食材に下味をつけることも可能。粗めのガーリックが食欲をそそります。

スパイス研究家兼タレントの印度カリー子さんがプロデュースする初心者向けのスパイス専門店「香林館」。こちらの「スパイスかんたんじゃ〜ん♪」シリーズは、使い切りで本格カレーが作れるスパイスセットです。サバやほうれん草、キーマなど食欲をそそるカレーが各種展開されていますが、髙石さんのおすすめは濃厚な風味で人気のバターチキン。

スパイスセットよりもっと簡単なのが、湯せんで温めるだけのレトルトカレー。ゼビオのキャンプめしコーナーには、日本各地のご当地食材を使ったものや、有名店監修のものなど、一風変わったレトルトカレーが豊富にそろっています。

お次は、お湯で茹でるだけで簡単に調理できる中華麺。お腹が空いたときにサッと作ってすぐに食べられるため、アウトドアでは重宝する食品です。写真の「みうら食品 鳥中華」は乾麺なので、生麺と違って常温で1年間保存ができます。食べなかった場合、そのまま次回に持ち越せるのもキャンプめしとして優秀なポイント。

外気がグッと冷え込むなかで、鍋をつついて体の中から温まるのも秋冬キャンプの醍醐味です。インスタント麺のスープを鍋の味付けに使うというのもひとつの手。食べ終わったら、余ったスープで麺を煮込めば完璧です。

つくば学園東大通り店では、インスタントラーメンだけでも20点近くのラインナップが。優しい味のあっさり系から、豚骨やしょうゆが効いたガッツリ系までさまざまです。1食ずつ複数買いして、食べ比べを楽しむユーザーも多いそう。

日本バーベキュー協会がプロデュースした「バーベキュー ショーグン ウマミ」シリーズは、キャンプめしの醍醐味である肉料理を手軽にワンランクアップさせてくれます。こちらは3種類あるソースのうちのひとつ、旨味バーベキューソース・スモーキースイート味。食欲をそそる甘さとガツンとした旨味が口の中に広がります。化学調味料を一切使用していないので、ファミリーにもおすすめ。

料理に不慣れだったり、他の作業に時間をかけたかったりで「一度に何品も作れない！」という人は、調理済みの缶詰をいくつかストックしておくと便利です。おつまみやご飯のお供になる副菜として、食卓を華やげてくれます。

缶詰と同じく人気なのが「炊き込みご飯の素」。「イチから下ごしらえするのは面倒な秋の味覚が、キャンプ場で手軽に味わえる！」と、9月は栗ご飯や松茸ご飯が特に人気でした。自然の中で季節の食材を楽しむのは、キャンプでこそ味わえるぜいたく。冬に向け、今後はインスタントの鍋スープなどの品ぞろえも充実する予定です。

インスタント食品であってもおいしいものが食べられる時代。本格的な調理に挑戦するのもアリですが、いちど最新のお手軽キャンプめしを試してみてはいかがでしょうか。いつもの肉にこだわりのスパイスやソースをかけるだけで、さながらプロの味付けに。 「お座敷スタイルで炊き込みご飯に挑戦してみよう」「アメリカンなバーベキューをやってみよう」など、新たなキャンプの楽しみ方のヒントが見つかるかもしれません。スーパースポーツゼビオでキャンプ用品の買い物をする際は、ぜひキャンプめしコーナーにも足を運んでみてください！ 【店舗情報】 スーパースポーツゼビオ ドームつくば学園東大通り店 住所：茨城県土浦市中村南6-12-18 電話：029-843-6610 営業時間：10:30～20:00