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次世代キャンプギアを発見!埼玉・長瀞でアウトドアイベント「THE FLAPPERLAND DOORS」が成功したワケ

大自然広がる埼玉・長瀞で、アウトドアイベント「THE FLAPPERLAND DOORS(ザ・フラッパーランド・ドアーズ)」が2021年5月下旬に初開催されました。テーマは「外遊びで町おこし」。長瀞とアウトドアが見事に調和し、多くの人々が訪れてにぎわいを見せていました。逆境にめげずに見事に成功させた主催者の思いを、イベントで見つけたトレンドギアとともに紹介します。

長瀞町の中で、アウトドアにどっぷり浸かれるイベント開催

ここでしか買えないギアや、貴重なアクティビティ体験

フラッパーズランド
自粛で多くの人が疲弊している中、新たな風を吹き込んだイベント「THE FLAPPERLAND DOORS」。埼玉・長瀞で、2021年5月22日に初めて開催されました。 35ものアウトドアブランド・セレクトショップが集う出展コーナーや、長瀞を流れる荒川でカヌーやカヤックなどが体験できるアクティビティコーナーと、ふらりと訪れた人がアウトドアを始めたくなるような仕掛けがたくさん。 長瀞の大自然を生かした町内周遊型となっているこのイベントは、ある町職員が発起人となっています。

アウトドアの力で、長瀞町に活力を。

主催者は、町職員の小林さん。ただしイベントは「個人開催」。

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今回のイベント主催者の一人である小林将也さんは、町役場に勤めています。THE FLAPPERLAND DOORSは、小林さんが立案し、当日に会場案内を担当した20人ほどのスタッフも基本的に町職員で構成。ですが、このイベントは、町の事業ではなく、有志による実行委員会が町の補助金を受けながら開催しました。 大きな川と青々とした山に囲まれた美しい自然環境や、アクティビティの充実、都内からのアクセスの良さなど、住んでいれば分かる長瀞町の良さを実感しながら、なかなか知られていない現実を痛感していた小林さん。近年はコロナ渦で、町の活気もますます失われていました。 「豊かなフィールドと町を、多くの人々でにぎわすことができないか」
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そこで目をつけたのが、コロナ禍。同じく主催者で、普段から一緒に仕事をしている町職員の緑川さんと力を合わせ、手探りながら、長瀞の活性化のために立ち上がりました。 小林さんが一番苦労したのが、「運営の費用です」。会場の場所を借りたり告知をしたり、何をするにもとにかくお金が必要。 当初は入場料を設定しようかという話もありましたが、町や国の補助金を活用。なんとか資金を集め、入場料は無料に。「とにかく多くの人に、気軽に長瀞町に立ち寄ってもらいたい」。その思いを貫きました。
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小林さんら実行委員の頭を悩ませたのが、都心部を中心とした新型コロナ感染者の増加。開催可否を迫られ、一時は中止も考えました。「そもそも自粛疲れを癒し、長瀞町に活気を取り戻すことを目的として、1年間かけて積み上げてきた計画をここで頓挫できない」という強い想いが打ち勝ち、開催に踏み切りました。 出展者全員には、PCR検査を実施。当日は出展者・入場者全員に検温・消毒を行って連絡先をもらい、一通りの検査を終えた人にはリストバンドを配布し、イベントの関係者と来場者をしっかりと管理しました。
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当日は想像以上の大盛況!午前10時半から開始するイベントにもかかわらず、午前8時半ですでにお客さんの姿がちらほら。約1,500人が訪れ、町全体が会場となっているため、ほどよい距離を保ちながら楽しめるように。 「イベント名にもある通り、多くの人にとっての長瀞町を知る入り口=『DOORS』となり、今後遊びに来る機会が増えて欲しいと思っています」。小林さんは開催に手応えを感じた表情で語ってくれました。

イベントの見どころピックアップ!

アウトドア界を牽引するブランド・ショップが立ち並ぶ出展ゾーンで、注目のアイテムをピックアップ!アウトドアのトレンドを押さえたいなら、要チェックです。

①中国の最新トレンド!テントブランド「Pre tents」

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入れ替わり立ち替わり、お客さんが絶えないブースとなっていたのは「Pre tents」。今、注目を集めている中国のアウトドアブランドです。手がけているのは、主に1〜2人用の山岳向けテント。どのテントも1〜2kg前後という圧倒的な軽さや持ち運びやすさに加え、定番のものとは異なる独特なポール使いのデザインが魅力です。「人と被りにくいテントが欲しい」というソロキャンパーを中心に、じわじわと人気を誇っています。 詳細はこちら:Pre Tents

②優しい味わいと、使い勝手の良さが人気「山のうつわ」

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軽量でスタッキング可能なだけでなく、国産天然木の風合いの良さが登山を愛する人々から評価を得ている「山のうつわ」。520ml・360ml・240mlの3つのサイズの器がセットになったこのアイテムは、職人によって一つ一つ手作りされています。合計重量は210gと、登山でも邪魔にならない重さ。持ちやすさと断熱性の高さが、使い勝手の良さにつながっています。山のうつわは、正午までにほぼ完売。登山家に限らず、アウトドア好きならこの良さが分かるはず。 詳細はこちら:山のうつわ

③移動までアウトドアを楽しむ「VESGRIDE FLIP」

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キャンプに行くまでの過程も楽しみに変えてくれる、理想のバイクがありました。それがホンダのスクーター・ベンリィをベースにした「VESGRIDE FLIP」です。景色が身近になり、風や太陽をより感じられるのがバイク移動の良さ。アウトドアシーンになじむお気に入りの愛車であれば、楽しさもひとしおです。 「VESGRIDE FLIP」は、パーツの一部にコーデュラナイロンが使用されており、どこかレトロチックな優しいデザイン。パイプとコーデュラナイロン部分は購入時に好きなカラーにカスタムできるため、自分だけの一台を作り上げられます。 詳細はこちら:VESGRIDE

アウトドアで長瀞町がますます元気に!

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「THE FLAPPERLAND DOORS」は、長瀞町の自然を舞台に、買い物やアクティビティ、地元の観光や食事を堪能できるイベント。2回目の開催の具体的な予定はないものの、小林さんは「次回は規模を拡大して、さらに長瀞町を盛り上げたい」と意気込んでいます。長瀞町がアウトドアとともにさらなる発展を遂げるのを、編集部でも注視して行きます。 公式はこちら:THE FLAPPERLAND DOORS


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