エンタメを取り戻せ!アウトドアフェス「FUJI & SUN」が2021年に開催できたワケ【取材】
ジャーナル スタンダードが「FUJI & SUN'21」会場で販売する"大人好みの空調服(TM)"とは!?【取材】
2021.05.11ライフスタイル
5月15日(土)と16日(日)開催のキャンプフェス「FUJI & SUN'21」。会場ではジャンルレスな音楽ライブのほか、物販も楽しめます。中でも注目は人気セレクトショップ「ジャーナル スタンダード」。フェスのオフィシャルTシャツを制作するほか、オリジナルの空調服(TM)を販売します。ディレクターの松尾忠尚さんに、会場で販売するアイテムの特徴を教えてもらいました。
制作者
hinata編集部 中西優花
編集長。出版社にて月刊メンズファッション誌の編集を経て、hinata編集部へ。外で最高のお酒を飲むために、手軽なおつまみ作りはお任せあれ。キャンプと野球観戦をメインに、好きなものは広く深く。アウトドア以外にファッション、料理、美容など多ジャンルに興味あり。
Instagram:@yukantoi
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もくじ
キャンプフェス「FUJI & SUN’21」とは?
5月15日(土)、16日(日)の2日間、静岡県富士市の富士山こどもの国で開催される「FUJI & SUN'21」。富士山の麓でキャンプをしながら、音楽、映画、アクティビティを楽しめるキャンプフェスです。2019年に初めて開かれ、フェス、キャンプ好きから音楽マニアまで、幅広い層に好評を博しました。
当日は、会場内にある3つのステージでの豪華ライブのほか、地元の名産品が集まるフード販売やオリジナルグッズの販売も。「hinata×ペンフィールド」のコラボショップも出店するなど、音楽以外のコンテンツも盛り沢山です。
「ジャーナル スタンダード」がブースを出店
「FUJI & SUN'21」ではオフィシャルTシャツを制作
▲「FUJI & SUN'21」のオフィシャルTシャツ
会場内の「サンエリア」には、地元・静岡の食材を使ったフード販売をはじめ、さまざまな物販ブースが登場。hinataもアウトドアブランド「ペンフィールド」とコラボしたスペシャルショップを出店し、音楽ライブ以外のコンテンツも充実しています。
出店ブランドの中でも注目なのが、国内に26店舗を展開する人気セレクトショップ「ジャーナル スタンダード」。オリジナルブランド「LASKA(ラスカ)」の新作の空調服(TM・ファン付きウェア)などを販売するほか、「FUJI & SUN'21」のオフィシャルTシャツを制作・販売します。
大人好みのセレクトが光るショップ、ジャーナル スタンダード
▲ジャーナル スタンダードの松尾忠尚ディレクター
ジャーナル スタンダードは、オリジナルブランドのほか、国内外から集めた選りすぐりのファッションアイテムを販売しています。長く愛用できるスタンダードな洋服を中心に、旬のアイテム・ブランドをほどよくミックスした、洗練されたセレクトが高感度な大人を中心に人気。
今回はジャーナル スタンダードを統括するディレクターの松尾忠尚さんを取材。ジャーナル スタンダードにおける「アウトドア」との向き合い方や、「FUJI & SUN'21」の会場で販売する新作アイテムについて話を聞きました。
イチ押しは「空調服(TM)」と「FUJI & SUN'21」オフィシャルTシャツ
新作を持っていくのに絶好の場が「フェス」だった
▲会場で販売するLASKA(ラスカ)の空調服(TM)
——今回「FUJI & SUN'21」に出店するに至った経緯からお聞かせください。
松尾:ジャーナル スタンダードのオリジナルブランドである「LASKA(ラスカ)」から、新しく空調服(TM)を発売するのですが、「風を送って涼しくする」というアイテムの特性上、フェスでの販売は相性が良いのではと思いました。ちょうどそのタイミングで「FUJI & SUN'21」のお話をいただき、出店を決めました。
——なるほど。たしかにフェスで重宝しそうなアイテムですが、「ジャーナル スタンダード」と「空調服(TM)」という組み合わせが少々意外です。なぜ発売を決めたのでしょうか?
松尾:夏場の工事現場などには欠かせない空調服(TM)ですが、これまではあくまで作業着としての側面が強く、なかなかファッションとしては身近なアイテムではありませんでした。でもここ数年「タケオキクチ」などの有名ブランドが空調服(TM)とコラボレーションするなど、ファッションアイテムとしての注目度が上がってきています。そんな中で、「長年洋服屋としてやってきた僕らが空調服(TM)を作ったら、おもしろいのではないか」と、今回の企画が立ち上がりました。
▲背中側の腰部分に、セットで販売されるファンを搭載可能。専用のフタもついているので、ファンを使わない時は通常のベストとして着用できる
——今回の空調服(TM)の特徴や魅力を教えてください。
松尾:まず「空調服(TM)」そのものの利点ですが、「着たほうが涼しい」という新感覚がおもしろいですね。あとは服の中に風を起こすので、ファンを回している時は必然的にシルエットがふくらみます。今回はベスト・シャツ・パンツの3種類を発売するのですが、そのあたりを楽しんでもらえるように、シャツは裾を絞ったバルーンシルエットに仕立ててあります。
▲空調服(TM)のシャツ。裾が二重構造になっており、内側のリブで空気を逃さないようになっている
——これはフェスだけでなく、夏場のキャンプでも重宝しそうですね。
松尾:まさにそうです。フェスやキャンプなど、一日中屋外で過ごすのにぴったりですし、服の中で風が巡る感覚は一度味わうとクセになりますよ。ぜひ会場で試着していただきたいです。
オフィシャルTシャツのデザインコンセプト
——「FUJI & SUN'21」ではオフィシャルTシャツの制作もされていますが、どんなテーマでデザインを決めたのでしょうか?
松尾:フェスのお客さんは年代・性別ともに幅広いので、できるだけ誰でも着やすいような、スタンダードなデザインがいいなと思い、カレッジロゴ風のテキストをメインにしました。ベージュ、ホワイト、ネイビーの3色で販売します。デザインがシンプルなので、色によって印象がかなり変わると思いますよ。
——松尾さんのおすすめカラーは?
松尾:僕個人としてはネイビーですね。ここ数年はベージュやブラウン、カーキなどのアースカラーが旬でしたが、一周回ってネイビーのプレッピー感が新鮮です。
「ジャーナル スタンダード」はフェスで使えるアウトドアアイテムを多数展開!
フェスにぴったりなLASKAのポンチョも販売
——こちらのポンチョは急な雨が降った時に重宝しそうですね。
松尾:これも会場で販売するのですが、空調服(TM)と同じ、ラスカのアイテムです。ブラックとネイビーがあるのですが、ネイビーはさりげなくカモフラージュ柄になっているのがポイントですね。
松尾:特に注目してほしいのが胸元のポケット。防水仕様で、スマホを入れておくのにぴったり。表地は透明のビニール素材なので、ポケットに入れたままでも画面が確認できて便利です。
毎年即完売のチャムス別注アイテム
——そのほか、「ジャーナル スタンダード」で扱っているアウトドアアイテムはどんなものがありますか?
松尾:今年で3年目になるのですが、チャムスとのコラボアイテムを販売します。中でもイチ押しはこちらのポップアップテント。今までは「ジャーナル スタンダード レリューム」という、30代後半ぐらい向けのラインから、ファミリーで使えるような3~4人向けサイズのものを発売していました。今年は20~30代向けの「ジャーナル スタンダード」から、夫婦やカップル、友人同士での使用に向いた2~3人向けサイズを発売します。フェス会場でも使いやすいサイズ感だと思いますよ。
——こちらはカラー別注なのですね。
松尾:はい。チャムスはオリジナルだとわりとレッドやブルーなどハッキリした色味のアイテムが多いのですが、うちの客層はベーシックで落ち着いた雰囲気を好む人が多いので、コラボアイテムは色別注にしています。昨年、一昨年はもう少し暗めのサンドカラーでしたが、今年はクリームっぽい明るめのカラーにしたので、「FUJI & SUN'21」の会場で使うと富士山の青と芝生の緑に映えるのでは、と思います。
KEEN(キーン)の定番サンダルを街仕様にアレンジ
松尾:KEENの代名詞、「ユニーク」の別注モデルもおすすめです。こちらもベージュ×モノトーンの落ち着いた配色にして、アッパーの素材をスウェードに変更しました。KEENらしさは残しつつ、街でもより履きやすく仕上がっていると思います。
「FUJI & SUN'21」ではジャーナル スタンダードのブースも要チェック!
——いよいよ開催が迫った「FUJI & SUN'21」ですが、松尾さんが個人的に注目するアーティストは誰ですか?
松尾:そうですね…。強いて挙げるなら「くるり」さんですかね。でも正直、僕自身フェスに参加するのが数年ぶりなので、音楽含め、お客さんと一緒に会場の空気自体を楽しめたらと思います。
※「空調服」は、セフト研究所・空調服の特許および技術を使用しています。
※「空調服」はセフト研究所・空調服の商標および登録商標です。(登録区分9,10,11,12,17,20,24類)
※「DC空調服」ロゴは、セフト研究所・空調服の登録商標です。
【「FUJI & SUN'21」概要】
日時:2021年5月15日(土)、16日(日)
会場:富士山こども国(静岡県富士市桑崎1015)
料金など詳細はこちら:FUJI & SUN'21公式サイト