キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
カズッシュさんのキャンプフォト

【キャンプの輪】白のカリスマが語る。「ちゃんと白い」ギアに囲まれた、清潔感あふれるキャンプスタイル

2021.04.12ノウハウ

キャンパーが知り合いのキャンパーを紹介する好評連載「キャンプの輪」。今回のキャンパーは、年40泊のキャンパー、純白キャンパーのカズッシュさん(@kazsh)です。白カズさんこと、カズッシュさんが語る白ギアでそろえたキャンプの魅力に迫ります!

【キャンプの輪】No.27 カズッシュさん

△名前:カズッシュさん △Instagramアカウント:@kazsh △キャンプ歴:約8年 △1年のキャンプ数:約40泊

カズッシュさんのキャンプスタイルへのこだわり

━━━━カズッシュさんを前にして聞くまでもない質問ですが、形式上聞かせていただきます。ずばり、カズッシュさんのキャンプのこだわりは? カズッシュさん:白くて、モダンなギアを使うことです! ━━━━カズッシュさんと言えば「白」ですよね!白くてモダンなキャンプギアを集める中で、基準みたいなものはあるんですか? カズッシュさん:あります。それは「ちゃんと白い」かどうかですね。 ━━━━というと…? カズッシュさん:白いキャンプギアを集めていく中で分かったんですが、同じ白にも色々な白があるんです。青みがかった白や、黄色がかった白…、そんな中でも私は「真っ白」が好きで、そこが白いギア選びの基準のひとつになっています。 ━━━━まったく色味がかっていない、ど真ん中の白。それがカズッシュさんの言う、「ちゃんと白い」という白なんですね。

カズッシュさんが、白いキャンプギアを集めはじめたきっかけ

━━━━白いキャンプギアを集めた目を引く写真で、すっかり有名キャンパーになられましたが、白いキャンプギアへのこだわりのルーツは何だったんですか? カズッシュさん:私は昔から特別、白が好きというわけではなかったんですよ。白いキャンプギアを集めだしたきっかけは、キャンプを始めたばかりの頃、手にしたノルディスクの白いテントとの出会いでした。自然の中での張り姿が凛としていて、鮮烈な印象だったんです。 ━━━━そうだったんですね。当時、ノルディスクのような白いコットンテントって他にありませでしたね。
カズッシュさん:そこから、徐々に白いキャンプギアをなんとなく集めだして、ある日インスタグラムで、コップやカトラリーなどの白い小物を集めた写真を投稿したら、いつもより大量のいいね!をいただいて、ますます白いギア集めが加速しました。 ━━━━カズさんの白いキャンプギアフォトは思わず、いいね!押したくなってしまう力がありますね。白の魅力って何なんですかね?
カズッシュさん:自分でも考えたことなかったですね。しいて言うなら、清潔感ですかね。思い返すと、昔から清潔感のある物や場所が好きでした。「汚いけど料理は美味しいお店」と「綺麗だけど料理はまずいお店」、どっちを選ぶかと聞かれたら、迷わず後者を選びますね(笑)。 ━━━━そこまでですか!(笑)ものすごく清潔感を大事にしていますね! カズッシュさん:あとは、生活感の無い空間も好きで、白いキャンプギアでサイトを構成すると、そういう自分にとって居心地のいい場所が作れるんです。これも大きいかな。 ━━━━「清潔感」と「生活感の無さ」は大事なテーマなんですね。カズッシュさんの写真が人気なのは、そこに共感する方がそれだけ多いということですね。

カズッシュさんの愛用キャンプギア

YETIの「LoadOut GOBOX(ホワイト)」

━━━━数々の白いキャンプギアを収集してきたカズッシュさんですが、そんな中でも特にお気に入りのアイテムを3つ教えていただけますか? カズッシュさん:1つ目は、クーラーボックスで有名なイエティの「ロードアウトゴーボックス」ですね。まず、気に入っている点は、「ちゃんと白い」こと。このイエティの白が自分の理想の白なんです。 ━━━━確かに、これは「ちゃんと白い」ですね。
カズッシュさん:あとは、タフで防水性がとても高いことですね。カメラや、プロジェクターなど、デジタルガジェットをキャンプ場に持ち込むことが多いんですが、このボックスに入れておけば、雨に打たれても濡れる心配がありません。あとは車に積載するときに小物が裸で置かれているのが嫌なので、それを防げる点でも満足しています。収納のテトリスはブロックを大きくすると整理整頓しやすいです。 ━━━━テトリスのブロックを大きくするという発想は目からウロコです。なんだか、ごちゃついた自分の車の荷台が恥ずかしくなってきました。

Yetiのシュラフ「FUSION DRY 1300+ M(ホワイト)」

━━━━さて、お次はシュラフです。 カズッシュさん:「イエティ」のシュラフですね。 ━━━━誤解のないように補足させていただくと、こちらはクーラーボックスのイエティとは違う、ドイツ発の同名のブランドですね。 カズッシュさん:軽量で温かい、登山家向けのハイスペックなシュラフに定評があるブランドなんですが、このシュラフを選んだ決め手は「ちゃんと白い」こと!そこはもちろんなんですが、このシュラフとの出会いで、キャンプ場で寒いと感じることが一切なくなった点もお気に入りの理由です。これまでは、灯油ストーブやガスヒーターなどを使っていましたが、いい寝袋があれば、他の暖房器具がいらないということに気づいたんですね。だから、これからキャンプをはじめる方には、あれこれ買わずに、いい寝袋を買うことをおすすめします。
━━━━これは、良いアドバイスですね。キャンプを始めたての頃はどうしても、寝袋に関して予算が低く見積もられがちですが、後々ハマると暖房やら、寝袋のランクアップをしますもんね。 カズッシュさん:ストーブなどが不要になったので、車載のテトリスもよりすっきりしました。キャンプに絶対に欠かせないアイテムですね。

GOAT STORYのスマートコーヒーメーカー「 GINA(ホワイト)」

カズッシュさん:最後は、ニューヨークの新進コーヒーグッズメーカー、ゴートストーリーのスマートコーヒーメーカー「ジーナ」です。 ━━━━デザインが美しいですね…。そして「ちゃんと白い」! カズッシュさん:そうなんです(笑)。キャンプで飲むコーヒーが好きで、思わずひとめぼれして手に入れたんですが、キャンプ場に置いたときの凛とした姿がとても清潔感があって気に入っています。あとは、Bluetooth経由で、コーヒーの粉や、注ぐお湯の量をリアルタイムで計測してスマホにデータが転送される点ですね。美味しいと感じたときのコーヒーをあとから簡単に再現できるので、いつも好みの味でコーヒーを楽しめます。 ━━━━すごすぎる…。コーヒーメーカーって、そこまで進化しているんですね。

カズッシュさんのベストキャンプ場

━━━━毎週のようにキャンプに行かれているカズッシュさんですが、特に印象深いキャンプ場はありますか? カズッシュさん:宮城県の「吹上高原オートキャンプ場」ですね。「東北のふもとっぱら」とも呼ばれている、スケールの大きいオートキャンプ場で、開放的なロケーションが気に入っています。関東からはだいぶ遠征なので、頻繁にはいけませんが、記憶に残るお気に入りの場所です。 ━━━━初めて知りました。本当に「ふもとっぱら」ぐらい広い!整った芝と周囲の山並みが美しいですね。

カズッシュさんの今後のキャンプは?

━━━━キャンプがライフスタイルの一部になっているコアなキャンパーのカズッシュさんですが、今後やりたいことや、挑戦したいことはありますか? カズッシュさん:今後も、「ちゃんと白い」モダンなギアを集めていくのは変わらないんですが、最近動画を撮る楽しさに出会ったので、どんどん撮ってスキルアップしたいですね。 ━━━━カズッシュさんらしい、「清潔感」と「生活感の無さ」あふれるスタイリッシュな動画、お待ちしてます。ありがとうございました!

次のキャンパーは?

カズッシュさんに紹介していただいた次回のキャンパーさんは誰になるのでしょうか!次回のインタビューもお楽しみに!


あわせて読みたい記事