制作者
石原空子
今は2人の子どもを連れ、友人ファミリーとのグループキャンプがメイン。そろそろソロデビューをしたいと思い、着々と準備中です。焚火を使ったダッチオーブンを使った料理に挑戦中です。
Instagramアカウント:@takakoumino
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キャンプでのお茶タイムは最高の癒し
この商品を開発した老舗のお茶屋さん「大島清吉商店」の社長・大島崇嗣さんは大のキャンプ好き。キャンプには必ずお茶セットを持参し、奥さんのお料理と合わせたり、モーニングティーの時間を楽しんだりしています。もっと手軽にキャンプでのティータイムを楽しんでもらえるように、2015年に「CAMP TEA」というお茶のティーパックを発売しました。
そして新たに発売されたのが、より深くティータイムを楽しめるようにと開発された「茶こし」。どんなところにこだわりや魅力があるのか紹介していきます。
試行錯誤のすえ生まれたシェラカップ型茶こし 「TEA BOY」
キャンプでお茶を入れる醍醐味はどこにあるのだろう?
社長が新商品の開発に際して抱いた思いは2つ。「自身のライフワークとも言えるキャンプにさらなる付加価値をもたらしたい」「当たり前にあるものを利用しながら、古来からのお茶の飲み方をアップデートしたい」というものです。そこで目をつけたのが、キャンパーなら必ず持っていると言っても過言ではないシェラカップ。これを使って「究極にシンプルな日本茶のスタイル」の実現を目指しました。
お茶は通常、茶葉をティーポットや急須に入れて湯を注ぐことで、茶葉が開いて香りや味わいが抽出されます。社長は「お湯の中でゆらゆらと揺らめきながら茶葉が香りを広げていく過程を見られるようになれば、ティータイムがもっと豊かになるのでは」と考え、シェラカップに茶葉を入れてお湯を注ぐアイデアを思いつきました。
そして、そんなゆったりとした時間が取れるのもキャンプならではです。
苦悩の末に見つけた形と素材
アイデアは浮かんだものの、いざ実現するには試行錯誤の連続。最初にできたプロトタイプは、工作機械でシェラカップに穴を開けただけのもの。時間もコストもかかった上に、側面に穴がなかったため、茶こしを出し入れするとサイドから湯があふれてしまいました。
突破口が見えたのは、2017年の開発着手から3年後の2020年。急須の中に入っていた茶こしと、マグカップなどに使われていたステンレス製のストレイナーがヒントとなりました。茶葉をこす専用のメッシュを持つ工場と二人三脚で試作を繰り返すこと、半年。ようやくシェラカップに最適な茶こし「TEA BOY(ティーボーイ)」が完成しました。
こだわったのは、どんなシェラカップにも合う絶妙なサイズ感
直径10.8㎝(全体17.7㎝)、深さ4.5㎝というサイズにもこだわりがあります。これはノーマルシェラカップにもビッグシェラカップにも使えるサイズで、口径約11cmから13cm程であれば、シェラカップだけでなく、さまざまなカップに使用できます。
口径が広いので、茶こしとしてだけでなく、お米をとぐ、麺類や野菜の水切りザルとして使うなど、キャンプシーンで幅広く活用できる万能プレーヤーとなりました。
【基本情報】
商品名:シェラカップ型茶こし(シェラ茶こし)TEA BOY
サイズ: 直径10.8㎝(全体17.7㎝) 深さ4.5㎝
材質:ステンレス
価格:2,750円(税込)
詳細はこちら:大島清吉商店オンラインショップ
緑茶でも紅茶でも。自分だけのティータイムを満喫しよう
テントを張ってひと息つく瞬間。はたまた焚き火の光を眺めながらゆったりと過ごす夜。そして、ひんやりとした空気の中で淹れる朝の一杯。そんなシーンを塑像する時、多くの人は「コーヒー」をイメージすることでしょう。でも、この「シェラ茶こし」があれば、緑茶や紅茶、ロイヤルミルクティーやチャイなんかも楽しむことができそうです。
SNS上ではもうすでに、多くの人がおうちやキャンプ場で「シェラ茶こし」を使って思い思いのティータイムを楽しんでいる様子。気になる人はぜひ手に入れて、自分ならではの使い方を発見して見てください。
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