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肉焼き

手放し調理で焦げ知らず。自動に回転して肉も魚も焼いてくれるBBQ道具が予想以上だった!

※本記事には一部プロモーションが含まれます

キャンプ料理であこがれる、肉をグルグルとまわしながら焼くバーベキュー。そんなキャンパーの気持ちを察してか、自動で回転しながら肉や魚などの食材を焼いてくれる調理器具が続々とリリースされています。今回はその中でも単3電池3本ですぐに使える「自動回転式BBQ用丸焼きロースター」に注目。hinata編集部が実際に使用してみた様子をレポートします!

実は難易度の高い「焼き魚」「塊肉」

塊肉

出典:PIXTA

大自然の中で味わう肉や海産物は、ただ焼くだけでも特別においしいもの。凝った味付けをせず、シンプルにバーベキューの食材として選ぶ方も多いのではないでしょうか。しかし、実際に焼いてみると、肉は「表面だけが焦げて中が半焼け」、魚は「ひっくり返すときに網からきれいに剥がれず身がボロボロ」と意外と難しかったりします。 「勝手に良いタイミングでひっくり返してくれるバーベキューの達人が欲しい…」。そんな方にぴったりなアイテムを、hinata編集部員が実際に試してきました!

使うのは「自動回転式BBQ用丸焼きロースター」

そこで活躍するのが、グリルの上でグルグルと食材を回しながら焼く調理器具。今は、自動で回転しながら肉や魚を焼いてくれる「自動回転式BBQ用丸焼きロースター」を使用。「お肉をひっくり返すタイミングをはかる必要もない」という触れ込みですが 果たしてうまく焼けるのか、実際に使って試してみます。

まずは組み立てから

同梱されている部品
自動で回転させるために使う動力は、単三電池3本。乾電池は付属していないので、別途購入する必要があります。
組み立てている様子
組み立てにかかった時間は5分ほど。一緒に入っていた説明書を確認しながら、初めてでも1人で簡単に組み立てられました。

フックを固定

フックを固定している様子
ネジを締めて、棒をかけるためのフックを固定します。バーベキューグリルの側面に固定して使うことを想定しているようですが、今回は焚き火台を使用するため、尾上製作所の「マルチハンガー」を使用。 固定する場所が円柱だったので、きちんととめられるか心配しましたが、ギュッとネジを締めればグラつきもありません。あとは、食事を固定した棒をフックにかけるだけです。

いざ調理!

味付けはシンプルでOK!

ナイススパイス
塩や簡単なスパイスだけでも十分かもしれませんが、今回は大阪市内の人気カフェ「cafe&food LDK」が開発した「NICE SPICE(ナイススパイス)」を使用。岩塩やスパイス、ハーブなど16種類がブレンドされており、ほんのりエスニックなバランスの良い味わいが特徴。今回は、焼く前に食材にまぶしておきます。 【基本情報】 商品名:NICE SPICE(ナイススパイス) 内容量:30g 原材料名:岩塩・ホワイトペッパー・ブラックペッパー・ガーリックパウダー・砂糖・醸造酢粉末・コンソメ・フライドオニオン・レモンピール・クミン・バジル・セロリパウダー・ローズマリー・パプリカパウダー・山椒・オレガノ 価格:480円(税込) 購入はこちら:ストアを見る

お肉を串に固定してスイッチオン!

味付けされた塊肉
分厚くカットされた牛ステーキを銛先のように二股になった串に刺して固定。食材が固定された棒をロースターの台座のフックにかけてスイッチをオンにします。焚き火調理の場合は遠火でじっくりがおすすめですが、今回は炭火。炭から10cmほど離したところにお肉がくるようにセットします。

お肉をひっくり返す必要なし

炭火の上で焼かれている塊肉
普段のバーベキューであれば、お肉の焼き加減を確認しながら、ひっくり返す必要がありますが、5秒で1回転ほどのスピードでグルグル勝手に回転して焼いてくれるので、お酒を飲みながら眺めていられます。
焼き上がっているお肉
火力にもよりますが、5分ほどで両面がきれいに焼きあがりました。中までしっかり火が通った肉が好みであれば、様子を見ながら、あと1〜2分追加で焼きます。

焼き上がりはムラなし!コゲなし!旨さあり!

焼き上がった肉
焼き上がった状態のお肉を確認すると、いつもの網焼きにはない焼き上がり。焼いている間常に回転しているため、一部が焼けすぎていたり、焦げていたりということはありません。網や鉄板でやりがちな、ひっくり返せば真っ黒…なんてこともありません。宙に浮かせている状態なので、余分な油も落ちています。 焼き上がった肉を切る前に少し休ませると、肉汁が逃げにくくなります。3分ほど炭火の近くで保温状態で置いておくか、アルミホイルで包みましょう。
焼き上がったお肉を切っている様子
焼き上がった塊肉を切ってみると…見事なミディアムレア!個人的には、レアで止めるつもりでしたが、思っていたより早く火が通りました。もちろん火力によりますが、網や鉄板で調理するのと、手間や時間はそう感じません。 表面は脂が落ちてさっぱりとした印象でしたが、しっかりと肉汁の旨味が閉じ込められていました。

さらに豪快!焚き火で焼き上げる調理法も!

焚き火で焼いた塊肉
別日では焚き火調理にも使用してみました。塊肉が煙の香りをまとって、燻製のような味わいに。一緒にキャンプに行ったメンバーには高評価でした。炎があがる分、炭火で焼くときよりも遠火で調理するのがおすすめです。

変わり種バーベキューとしては面白い

魚も肉もきれいに焼けるというのはもちろんですが、自動でクルクルと回っている食材を見るのは面白く、みんなで動画を撮影していました。いつもの鉄板や網を使ったバーベキューも良いですが、自動回転式BBQ用丸焼きロースターは、手間なし、失敗なしでした。お肉を上手に焼く自信がなかったり、仲間とアトラクション的に楽しみたかったりする人にはおすすめです。

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