ホールアースのファミリーテント2張を紹介!収納サイズからテントの細かいポイントまで解説
家族での初めてのキャンプが気になり出したら、まず選ぶのがテント。テントの種類は多くあり、どんなテントを、どんな基準で選んだら良いのか分かりにくいもの。今回は、ホールアースの代表的なファミリー向けテント2張を特集。特徴や選び方を解説しながら紹介します。自分たちにぴったりのテントを選びましょう!
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
家族でキャンプ、気になるのがテント選び
家族でキャンプを楽しもう
子どもが少しずつ大きくなり、家族での遠出にも慣れてきたころ、子どもの友人家族にキャンプに誘われたことはないでしょうか。自然に囲まれた中で、「もっと新鮮な体験をさせてあげたい」「家族で思い出をつくりたい」と思う人も多いはず。
どんな基準で選べばいいの?
キャンプを始めるうえで、まず必要になるテント。テントと一口に言っても、最近ではさまざまな種類のテントが販売されていて、ファミリー向けのテントでも何を選んだらいいかわからないという人も多いです。今回は、そんな最初のファミリーキャンプにおすすめなテントについて、選び方の解説とともにホールアースから2張を紹介します!
テント一つでリビングとテントを兼ねる「EARTH HALF KUCHEN」
持ち運びなら気にしたい!収納サイズと重さ
「EARTH HALF KUCHEN(アース ハーフ クーヘン)」は、2〜3人向けのテント。サイズが約82×25×25cm、重さは約12.95kgと女性でも1人で持ち歩ける重さです。専用の収納ケースがついており、収納すればトートバッグのように肩に掛けて持ち運べます。
リビングを兼ね備えたWルーム
「EARTH HALF KUCHEN」は、一つのテントで寝室とリビングが2つに分かれたツールームのテント。一般的なドーム型のテントは寝室のみで、リビングスペースを作るためにはタープもそろえなくてはいけません。ツールームテントならその必要はなくなります。寝室とリビングが一つのフライシートでつながっているので、テントとタープで設営を2回しないで済み、小さい子どもがいる家族には助かります。
2〜3人で快適なリビング
このテントは2〜3人向け。3人までの家族なら、十分なスペースを確保して快適に過ごせます。テントの大きさによって定員は変わるので、家族の人数とサイズ感は確認しましょう。
安心の難燃加工と雨でも楽しめる耐水性能
テントを選ぶうえで盲点となりやすいのがテントの生地。アウトドアでは、さまざまな天候に対応できる素材であることがポイントになります。「EARTH HALF KUCHEN」は、撥水の強いポリエステル製。雨が降った時など、水が生地に染み込もうとする力を抑える力「耐水圧」が3,000mmと、災害・台風レベルの降水でなければしっかり撥水してくれます。
撥水生地であるだけではなく、近くで焚き火をして火の粉が飛んできても穴があきにくく、燃え広がりにくい難燃加工も施されています。
冬でもうれしいスカート付き
テントのフライシートの下部にはウィンドガード(スカート)がついています。テントの下から入り込む冷気を抑えられるので、テント内での冷え込みを軽減できます。
吊り下げ式のインナーテント
寝室となるインナーテントは、フライシートの内側の上部にフックを引っ掛けて設営する仕組みです。デイキャンプの場合には、このインナーを使わずに広々としたシェルターとしても使え、複数家族のグループにも対応できます。
こんな人におすすめ!テント一つでリビングも寝室も兼ねる
3人家族で、最初はあまりアイテムをたくさん買いそろえられない人におすすめ。リビングスペースと寝室が一体化しているのでタープを買う必要がなく、お財布にもやさしいです。室内のような空間になるので、家にいるような、くつろぎやすい雰囲気でキャンプを楽しめます。初心者のファミリーには、人気の高いタイプです。
シンプルに寝泊りだけなら「EARTH DOME 270 Ⅳ」
収納サイズと重さ
「EARTH DOME(アース ドーム) 270 Ⅳ」は4〜5人向けのドーム型テント。収納サイズは約25×25×65cmで、重さは約8.8kg。女性でも一人で持ち運びやすい重さです。こちらも専用の収納バッグがついています。
進化し続けるEARTH DOME 270
「EARTH DOME 270」シリーズは、ホールアースのロングセラーモデル。4代目となる現モデルは、前バージョンの3代目よりも進化しています。前モデルよりも前室が広くなり、快適性が向上。家族3人なら、ゆったりと前室が使えます。
最大5人で過ごせる大きさ
寝室の定員は5人。3人家族でゆったりと使うのが理想的。大人2人、子ども3人の家族でも寝られるサイズ感で、兄弟が多くても安心です!
拡張された間口で開放感抜群
テントのフロント、サイドの出入り口は簡単に開けられるジッパー仕様。大きく開けられるので、夏の暑い時などは間口を開けておけば日差しを遮りつつも、開放感のある空間で過ごせます。
タープと連結で広々リビングをゲット
家族が4〜5人なら、同じシリーズのタープ(別売)をテントに連結させるのがおすすめ。タープがあることで日差しや雨を避けられ、広々としたリビングスペースを確保。タープの下で調理をしたり、食事をゆったり楽しめます。
難燃機能とUVカット
こちらのテントの素材も「EARTH HALF KUCHEN」と同じ仕様。雨水対策と難燃の性能ともに違いはないので、今回紹介するテント2張を選ぶうえでは、素材を気にする必要はありません。くわえて、どちらのテントにもUVカット機能と、フライシートの裏面にシルバーコーティング加工を施しているため、遮熱性効果もあります。これにより、夏の暑い日差しの下でもテント内部の気温上昇を防止。
こんな人におすすめ!シンプルに寝室を確保したい
2つ目に紹介したドーム型テント「ERATH DOME 270」は、寝室をメインとして使いたい人向き。家族が4、5人ほどならテントは寝室として使い、タープでリビングスペースを広めにとるのがおすすめです。ドームテントはペグダウンしなくても自立するので、前述した「EARTH HALF KUCHEN」よりも設営がしやすく、設営場所の傾斜や水はけが気になっても、すぐに場所を移動できるのもポイント。
ぴったりなテントで楽しいファミリーキャンプを!
ホールアースの人気ファミリーテント2モデルを紹介しました。「EARTH HALF KUCHEN」は、3人までの家族で、リビングと寝室を一つで用意したい人向き。「EARTH DOME 270 Ⅳ」は4〜5人でシンプルな寝室として使いたい人向きです。自分たちの家族に合いそうなテントは見つけられたでしょうか。ホールアースのテントとともに、初めてのファミリーキャンプを楽しんでください!