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Jeepの上で飛行機を眺める女性

“Jeep女子”キャンパーが急増中!?女性に人気の2車種をオーナーに取材!

荒野で砂埃をあげながら、ときにぬかるみをものともせずに力強く走る四駆―。そんなJeepの固定観念が今、変わりつつあります。変革の主人公は「Jeep女子」。近年はSNS上でもじわじわと仲間の輪を広げており、キャンプなどのアウトドアの愛好家はもちろん、街乗りメインに考えている女性にも支持されるように。その理由を取材して分かったのは、無骨なJeepのイメージを裏返す2車種の存在でした!

無骨=Jeepではなくなっている!?

Jeep=ラングラー=男性の固定イメージは今や昔?

Jeepと言われて、キャンパーがまっさきに思いつくのが、キャンプ場でおしゃれなキャンプサイトに停めてあることが多いWRANGLER(ラングラー)。丸型のヘッドライトに、台形のホイールアーチと特徴的なフロントグリルの伝統的なデザインは冒険要素が強く、Jeep=男性の乗り物と考える人が多数派だったかもしれません。

実は女子の所有者が増えている!?

しかし、その無骨なイメージは今や昔。Instagramでのハッシュタグ「#Jeep女子」「#ジープ女子」がじわりと近年増えています。今ではそれぞれ合計で10,000投稿ほどされており、全国各地で愛車とともにアウトドアや有名スポットの観光を楽しむ女性オーナーたちの姿が多数投稿されています。 桜やコスモスの中に停められた華やかな車両に、熱く語られるJeep愛。さらに調べると「ジープ女子会」を楽しむグループもあるなど、所有者の活発な様子が見て取れました。

女性受けする車種があった!

インスタで存在感#レネゲード女子の意見

女性の所有者が特に目立つのが、丸目のフロントランプやバッテンマークのテールランプがかわいらしさが際立つ小型SUVの「RENEGADE(レネゲード)」です。「別の車種を考えていたけど、かっこよくも、かわいい見た目にひとめぼれした!」という女性オーナーが続出。Instagram上でも「#レネゲード女子」の投稿も盛り上がりを見せています。
実はレネゲードの人気が高いのはデザインだけではありません。ラングラーより一回り小さい小型SUVのレネゲードは、住宅街やキャンプ場に入る手前の小道などでも小回り抜群。福祉系20代の@saki8260さんは「女性でも運転のしやすいちょうどよい大きさ。かわいい見た目などもあって、私が求めていた車はこれ!」と購入を決めたそうです。

「街中で運転しやすいスモールSUV」(レネゲード)

今回の取材で、Jeep女子の中でも購入前は「Jeepといえば、ラングラー」「ラングラーといえばオフロード」のイメージで、街乗りのことは特に気にしていなかった人がいたのは事実。レネゲードに乗る@saki8260さんもそのうちの一人でしたが、「燃費については16km/Lで走ることもあり、そんなに問題がなかった」とのこと。 またコンパスとレネゲードともに、パーキングにギアを入れると、自動でサイドブレーキがかかり、アクセルで自動解除してくれるのも、女性に喜ばれている機能。「坂道発進もサイドブレーキのボタンをポチッと押してからアクセルを踏むと、車が下がることもなくスムーズに登れるので助かります」(@a.olllllllo.hiさん)。

レネゲードについて詳しく知りたい

安心してアウトドアに出かけられるCOMPASS

小型SUVのレネゲードがデザインで女性ファンを増やしているのに対して、それに比べて安全に運転できる機能性で支持を得るようになった上位モデルが「COMPASS(コンパス)」。

360度の運転サポート機能で運転も安心

「外国車ということもあり、性能や装備はシンプルかと思っていましたが、実際は国産車に負けないぐらいで満足です!」 Instagramで積極的に#Jeep女子を投稿する20代の会社員@risa_log_1207さんが購入後に良い意味で期待を裏切られたのが、コンパスの運転サポート機能とセーフティセンサーでした。 コンパスは車両の360°全方位の安全を監視するサポート機能を備えているのが特長。他の車輌に急接近した場合にセンサーで感知して警報やブレーキで衝突を防ぐ前面衝突警報や、車線を逸脱した場合に警告ランプやハンドルへの振動で注意を喚起する車線逸脱警報、後方を監視するリアバックカメラなど、安心して運転できる機能が充実しています。 安全をサポートする機能の数は実に約70点あり、多くのJeep女子から「運転の心配なしに遠出できる」「子供を乗せても安心」と受け入れられていました。

Compassについて詳しく知りたい

女性オーナーに聞いた「乗って分かったJEEP」

女性にありがたい機能も多数

「コンパス女子」の20代会社員@risa_log_1207さんは、キャンプなどのアウトドアを楽しむために四駆を条件に車を探し、切れ目のコンパスの格好良さにひかれて購入した一人。 「他の車がスタックしているような砂辺や山道もすいすい走れ、実際は街乗りでも走りやすい」と大満足。さらにシートヒーターがついているので、寒い冬も暖かく快適に乗れ、寒がりな女性でも快適に過ごせる点を評価していました。

「荷物の多いファミキャンにも十分な積載」

また多くのJeep女子が指摘するのが、レネゲードとコンパスともにシートがフラットになり、荷物の積載でも特に困らない点。Jeepの車種の中では小型の分野になりますが、ファミリーキャンプでも十分な積載ができるそうです。 レネゲード女子の@a.olllllllo.hiさんは「リアシートが前面に倒せるので、コストコでの大量の買い物でも、IKEAでの大型の家具の買い物でもジャンジャン詰めてへっちゃらですよ」。さらに「さらにトランクルームを開けてレジャーシートを敷いてご飯が食べれば、それだけで、プチピクニック気分」と、意外なトランクの活用法も教えてくれました。
またレネゲードを購入してから2人の子供たちとキャンプに行くようになったという@re_jeep_ne25さんは「ファミリーキャンプはルーフキャリアを活用すれば攻略できます。ルーフキャリアがまた似合います!」とのことでした。

女性をよりアクティブに

さらに、レネゲードを購入した@saki8260さんは「泥や水が似合うJeepを買ったことをきっかけに、キャンプを始め、アウトドアの楽しさを教えてもらいました」。このように女性に受け入れられやすい機能やデザインだけでなく、街でもアウトドアでも女性をよりアクティブにさせてくれることで、「購入後によりJeepへの愛着が深まった」との声を多く聞けました。

まとめ

丸目のデザインが女性に人気の「レネゲード」と、運転を支援する機能が充実した「コンパス」。Jeep女子への取材を通して、女性のオーナーが増えている理由には、この2車種の存在が大きく貢献していることがわかりました。さらにJeep女子の活動が目立つようになることで、ますます女性ファンが拡大していきそうです!

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