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無骨さが男心を鷲掴み!「ミルジュアリー」にこだわるアウトドアショップ「TRUNK ZERO」

千葉県市川市の住宅街に佇むアウトドアショップ「TRUNK ZERO」。アウトドアとお酒好きな店長がこだわり抜いた、無骨で男らしいギアがずらりと並ぶショップです。オープン1周年を迎えたお店には多くのキャンパーが集っていると聞き、hinata編集部が真相を確かめに行ってきました!

「TRUNK ZERO」ってどんなお店?

追求したのは「ミルジュアリー」というテーマ

hinata編集部が訪れたのは、千葉県市川市のバス通りに面するアウトドアショップ「TRUNK ZERO(トランク ゼロ)」。店長の清水慎哉さんの掲げるテーマ「ミルジュアリー」を追求したギアが所狭しと並ぶ、無骨なギア好きにはたまらないショップです。
「なかなか手に入らないガレージブランドのギアが、ちょくちょく入荷されている」と口コミでも話題。都内からのアクセスも良好で、出張ついでにお店を訪れる地方のお客さんも後を絶たないそうです。
清水:お店、入って来にくくなかったですか? ━━━ え!全くそんなことなかったですよ。入りにくそうにした方がよかったですか…。 清水:99%のお客さんが男性なので、女性だけですんなり入ってきてもらえてビックリというか(笑)。 ━━━ 店外から見ているより店内に入ってからの方が男性の人気がうなずけますね。これは「ミルジュアリー」というお店のテーマに紐づくのでは…!? 清水:ご明察の通りです!僕がお店のテーマとして掲げているミルジュアリーとは、ミルスペックとラグジュアリーがあわさった造語です。アウトドアって、米軍っぽいゴツめのミリタリー感という印象が強くて、そこから脱却したかったのと、ラグジュアリーな感じを掛け合わせたかったので、ミルジュアリーを追求し始めたんです。
━━━ (ぐるりと見渡して)店内の一貫性がすごいですね!実際にお店に訪れるのは、ミルジュアリーを求める男性キャンパーということになるのでしょうか? 清水:もっぱら30代〜40代の男性が多いかな。キャンプにはある程度の経験や知識があって、「次のステップに行きたい」とか「手持ちのギアに満足できなくなってきた」なんていうお客さんに来ていただいています。中には、ギア購入を目的としているわけではなく、お酒好きの私のためにお酒を持ってただ飲みに来るお客さんもいます(笑)。

幼少期から触れてきたアウトドアの世界

「家族でキャンプも、ボーイスカウトもやってきた」

━━━ 清水さんはきっとお酒好きなんでしょうが、趣味もいろいろありそうですね。 清水:キャンプもそうですし、アウトドア全般というのがしっくりくると思います。幼い頃から家族でよくキャンプに行っていたし、ボーイスカウトにも所属していました。アウトドアを特に嫌だなと思ったこともなく、純粋に楽しかった記憶しかないので、今でも好きでこうして仕事にもしています。 ━━━ それは素敵ですね…!アウトドア以外にも、何かハマっていたことなどはありますか? 清水:高校生くらいから、BMXやスケボーなんかにも熱中していました。いわゆる、ヨコノリってやつです。最近はヨコノリしている人たちも最近はキャンプをするようになってきているので、今でもつながっている当時の仲間と一緒に行けるのはうれしいですね。

ずっと夢だった「自分のお店」を持つこと

紆余曲折を経ての「へべれけ店長」

━━━ 清水さんが「TRUNK ZERO」をオープンすることになった動機やきっかけは、どんなところにあったのですか? 清水:ずーーっと自分のお店を持つのが夢だったんです。せっかくお店を立ち上げるなら、自分がとことん好きなものを集めて、それをわかってくれる人が集うお店にしたくて。今はアウトドアグッズが中心なんですけど、自分の好きなものはなんでもやろうと思っています。ゆくゆくは、ヨコノリ界隈の人が好むようなアイテムとかも考えています。 ━━━ 実際に、ヨコノリ時代のご友人がお店に訪れてくださることもあるのですか? 清水:ありますね、ふらっと来てくれますよ。あ、話をしているそばから(笑)。 (扉が開く音)
清水:久しぶり、元気にしてた?なに、出張? お客さん:お久しぶりです、やっと来れました!そうなんです、仕事ついでにあわよくばとばかりに来てしまいました。 (長野県からお仕事のついでにやってきたお客さんは、名産のりんごを片手に来店。BMX時代の友人で数年ぶりの再会。このあと数分間、話に花を咲かせました)
━━━ 店内に並んでいるギアは、他のお店ではなかなか見かけなかったり、手に入らなかったりするものばかりとお聞きしたのですが、実際はどうなのでしょうか? 清水:うちでしか取り扱っていないギアなんかも中にはあります。このテーブルもまさにそうで、うちを含む3ブランドがトリプルコラボした限定モデルになっています。このテーブルに限らず、ガレージブランドをやっている方なんかは、キャンプを通じて昔から顔見知りだったりするので、そのご縁でギアを取り扱っています。 ━━━ 波長が合うことで、どんどん輪が広がっていきそうですね。これからのラインナップもますます気になるところです。 清水:ありがたいな、と思いながら付き合わせてもらっています。夜は店内で飲みながら打ち合わせをしたり、日中もキャンプをしながら飲んで、少し仕事の話をしたり。仕事をしながら飲んでばかりいたら、いつのまにか「へべれけ店長」になってしまったんですけどね(笑)。
━━━ そういえば、清水さんの他にもう一人スタッフさんがいらっしゃいますね。 清水:そうなんです、小島(おじま)というんですが、前職がイタリアンレストランのシェフでした。面白いなと思ったのと、キャンプでイタ飯を作ってもらおうと思ったのとで採用しました(笑)。ただシフトが入れ違いなので、一緒にキャンプに行ったことはまだないんですけどね。

来て、見て、触れて欲しい

「もっと言うと、納得してから買って欲しい」

━━━ これまでお話を伺ってきて、清水さんの人柄はもちろん、お店へのこだわりや情熱が感じられ、ミルジュアリーがお好きな女性にもお店を訪れてほしいと思いました! 清水:オンラインでの購入もありがたいのですが、夢叶って構えられたお店なので、店頭で実際に見て、触れ、納得して購入して欲しいのが本音です。あとは、特に告知なしでゲリラ的に入荷したギアを発売したりするので、一期一会なギアとの出会いも、店頭ならではと思っています。たまたま行って、レアなギアがあったらうれしいですよね。

店長イチオシ!TRUNKZEROお取り扱いギア

オムニバーナー SI-57

清水:高火力で安価な灯油を燃料としている「オムニバーナー」。燃料が扱いやすく、比較的単純な構造設計を用いたキャンプにうってつけのギアです。もともと自衛隊などで活用されており、その実力は折り紙つき!本来の色(ちょっと変わったブルー)に陸上自衛隊仕様のつや消し塗装を施し、ミルジュアリーに仕上げています。
清水:扱いはとても簡単で、燃料の入ったオムニバーナーをポンピングして着火するだけ!強力な火力を誇り、調理も暖をとるのにも最適なバーナーです。20時間くらい継続して使用できるので、冬場の暖房としても活躍してくれます。

スタンレー ウォータージャグカバー

清水:スタンレーといえば、ステンレス製真空断熱ボトルが有名です。そんなスタンレーの誇るウォータージャグは、見た目は無骨でワイルドなのに繊細に考えて作られ、使い勝手は抜群にいい優れものです。
清水:このジャグ専用のカバーとして「BONFIRE GO OUTSIDE」「TRUNK ZERO」「BYCRUISE」でトリプルコラボを果たし誕生したのが、「スタンレー ウォータージャグカバー」なんです。
清水:大きいポケットには洗剤やスポンジを入れて、サイドの輪っかにはおたまやフライ返し、シェラカップといった調理器具をさしておいたり、置く場所に困る細々としたものをスマートに収納できるので、料理をするキャンパーには特におすすめしています。

カーミットチェア用座布団

清水:TRUNKZERO別注のカーミットチェア用座布団は、ポンチョライナーファブリックを使用しています。まるでソファのようなふかふかの座り心地が最高です!冬は底冷えからも守ってくれるため、カーミットチェアのユーザーには特におすすめしたいです。

取材を終えて

hinataの女子編集部員として、声を大にして伝えたいのは、決して店内への入りにくさはないということ。ミルジュアリーギアを求めるキャンパーは、男女問わず訪れてみてほしいです。都内からのアクセスもよく、ここでしか手に入らないギアがちょくちょく入荷される「TRUNK ZERO」。気になっているキャンパーさんは、実際に清水さんに会いに行ってみてください。 【基本情報】 店舗名:TRUNK ZERO 住所:千葉県市川市大野町2-112 アクセス: [公共交通機関] 本八幡駅(JR総武線)からバスで約20分 または市川大野駅(JR武蔵野線)から徒歩約10分 [車の場合] お店から約130mの距離に3台分の駐車場を完備 電話:047-727-7717 営業時間: [平日] 12:00〜20:00 [土日祝日] 10:00〜18:00 定休日:木曜日(他臨時休業有り) 公式はこちら:TRUNK ZERO

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