2020年イチオシはコレ!インスタで話題のアウトドアショップ「mmf」を訪問!
2020.02.06キャンプ用品
インスタグラムで全国のキャンパーの間で話題になっている名古屋のアウトドアショップ「MMF」。オーナーの山口さんに直撃取材し、人気の秘密を調査してきました。MMFが2020年に注目しているイチオシのギアを伺ってきたので、最後まで要チェックです!
制作者
わんころ
キャンプ歴5年、年泊数30泊程度。現在は映像制作メイン。
Instagram → @wan_korori
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インスタで話題のショップ「MMF」に突撃訪問!
アウトドア熱が高まっている東海エリア。その火付け役の1つとされるのが、名古屋市内のアウトドアショップ「maunntenn maunntenn Factory (MMF)」。実物を見る機会が少ないガレージブランドやヴィンテージの品々が並ぶ店内で、オーナーの山口さんに直撃訪問してきました!
店舗を始めたきっかけは、ノリ!?
━━━ MMFを始めた理由を教えてください。
山口:始めたきっかけは、本当にノリです(笑)。働いていた会社を退職して、全く違う仕事をしようと思っていたときに、ショップが開けそうな物件の前をたまたま通りかかったのがきっかけでした。MMFを始めたのは、2年半ぐらい前。退職から1カ月半で店舗の内装も全部自分たちでやり、買い付けを始めました。
━━━ インスタグラムで話題になっている人気店のイメージがあったのですが、フットワーク軽く始めたんですね!
山口:もともとはノリで始めたので、副業程度にしか考えていませんでした。そんなに売れなくてもいいから、自分の好きなものや使いたいものだけを置いて、共感してくれるお客さんとゆっくりお話ししながら、自分が良いと思ったものを買ってくれたら楽しいよねって。そうしたら、意外や意外、実際にオープンしたら東京や大阪など、遠方から多くの方にお越しいただけています。
━━━ もともとキャンプはしていたのですか?
山口:昔から好きだったんですけど、「純粋にキャンプを楽しみに行く」という趣味を始めたのは5年ぐらい前です。それまでキャンプは、登山やツーリングといったアクティビティのついでにやるものだと思っていました。それが、どうやら「キャンプをしにキャンプ場に行くのが流行ってるらしい」と。どういうことだと、実際に行ってみたら、見事にハマってしまったんです(笑)。
常識や流行にとらわれず、自分の好きなようにギアを使ってほしい
━━━ 自分の好きなものを置いているということですが、品ぞろえはどういったコンセプトなんですか?
山口:もう20年以上前ですけど、もともと古着屋で働いていました。アメリカにもちょこちょこ買い付けに行ったりしていたので、当時から古いものが好きだったんです。ただ、現在の店舗でヴィンテージ一色っていうのもそんなに好みじゃないので、「みんな好きなものを使えばいいじゃん」ということで、新品もビンテージも両方扱うショップにしています。新品もビンテージも扱うお店、意外と少ないんですよ。
山口:あと、いわゆるヴィンテージショップは、敷居が高い。どうやって選べばいいのか、年式など、みなさん考えてしまいますよね。でも、自分は、全然気にする必要ないと思っています。そういったことを考え出すと、キャンプ道具は周りと全部同じ。ファッションも全身ベージュかオリーブ、みたいな感じになってしまいます。それでは、面白くないですから。なので、自分の好きなように、ヴィンテージものと新品を組み合わせて使っていただきたいですね。
ガレージブランドのギアは、キャンパーが実践の中で生み出した道具
━━━ 新品の中でも、ガレージブランドの取り扱いが多いのも特徴的ですね。
山口:大前提として、取り扱っているガレージブランドのアイテムは、自分自身がすごく好きなものです。ガレージブランドの人たちは、本業があるにもかかわらず、ほぼ毎週キャンプをしています。その実践の中で生まれた道具たちなので、そこはやっぱり感じるものがありますよね。なので、ビジネスライクな関係というよりは、ブランドのファンであり、共感できる仲間という感覚です。お金稼ぎに走ってしまうと面白くなくなってしまうと思うので、僕はオーダーの催促も絶対しません。それぐらい好きだし、頑張ってもの作りを続けてほしいと思っています。
山口:加えて、名古屋近郊では、ガレージブランドのアイテムを実際に目にしたり、手に触れたりという機会がほぼありません。なので、名古屋近郊の方に、実物を見て触ってもらいたいというのもガレージブランドを多く扱っている目的の1つです。
2020年MMFのイチオシ商品はコレだ!
アシモクラフツ takibi_no_asi
2019年、MMFで特に売れた焚き火台。収納時と展開時の見た目に注目しがちですが、一番のポイントは、燃焼効率の高さ。
持ち運びしやすく、見た目も良くて、燃焼効率も良いという非の打ち所のない焚き火台です。
【基本情報】
収納サイズ:32×30×1cm
素材:ステンレス
重量:約4kg
コールマン キャンピングオーブンスモーカー
コールマンのガソリンストーブにぴったりはまるヴィンテージのオーブン。使い勝手もよくて、収納もコンパクト。カラーリングもレトロでおすすめです。
【基本情報】
使用サイズ:約30.5×30.5×30(h)cm
収納サイズ:約30.5×30.5×8.5cm
重量:約3.5kg
MMF別注 焚き火エプロン
MMFでも人気の高いSuolo(スオーロ) GrizzlyエプロンのMMF別注バージョン。収納力が抜群な上、耐熱、防炎生地を使用しているので、焚き火や火器の周りでも安心して着用できます。
【基本情報】
カラー展開:カーキ、オリーブ
NORAs オラオラs
発売初日から、ほぼ完売するほどのペースで売れているのが、NORAsのオラオラs。アルコールストーブやレギュレーターストーブにフィットするULミニテーブルです。アウトドアイベント「フィールドスタイルジャンボリー2019」で初公開したのですが、イベント中に完売してしまうぐらいの人気商品でした。
材質は、ホワイトオークの柾目(まさめ)を使っていて、反りや収縮にも強くなっています。カバーも耐久性に定評のある特殊素材のX-PACを使っていて、シンプルながら細部までおしゃれに仕上がっています!
【基本情報】
本体材質:ホワイトオーク柾目
ケース材質:X-PAC
OIGEN ホットサンドメーカー
直営店以外は、まだ取り扱い店舗が少ない岩手の南部鉄器メーカー「OIGEN」のホットサンドメーカー。無骨な見た目もさることながら、内側に模様や仕切りがないので、きれいに焼き上げられます。
【基本情報】
サイズ:37.3×13.5×6.2cm
重量:1.48kg
材質:鋳鉄
2020年もMMFから目が離せない!
オーナー山口さんの「自分がほしいものを集めた」という言葉どおり、こだわりが詰まったラインナップ。他の店舗ではなかなか見ることのできないものばかりなので、遠方からMMFを目的に名古屋に来る人が多いというのもうなずけます。2020年はさらに面白い取り組みを考えているようなので、今後のMMFにも要注目です!
【店舗情報】
住所:名古屋市昭和区白金2-14-5
営業時間:
[平 日] 12:00〜20:00
[土日祝] 10:00〜19:00
定休日:木曜日