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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
次のテント、どれにする?
「そろそろ初心者からステップアップしたい」「家族で行くために大きいテントに買い替えたい」「子供が大きくなったからソロキャンプを始めたい」。
キャンプを始めてしばらくすると、気になってくるのがテントのスペック。理由はさまざまですが、特にキャンプで一番大きな買い物になるテントは、失敗のない良いものを選びたいですよね。今回は、そんな悩めるキャンパーにおすすめしたい、絶対に外さないテントをシーン別に紹介します。
そろそろテントをアップグレードしたい…。セカンド向けテント3選
最初に買ったテントを長く使っていると、初心者の頃には分からなかった意外な落とし穴や不満点がだんだんと見えてくるもの。「値段が高かったり、ちょっと組み立てが複雑だったりしても、もっと良いものが欲しい!」。そんなセカンドテントをお求めの方にぴったりなのが次に紹介する3つのテント。その良さをじっくりと解説します。
①スノーピーク トルテュライト
テントをワンランクアップさせるなら、やっぱり選びたくなる人気ブランドが「スノーピーク」。おしゃれなキャンプがしたいという方には、レイアウトの幅が広い4人用ツールームテント「トルテュライト」がおすすめです。ドーム型で圧倒的に広く、タープいらずのツールーム仕様!同じくスノーピークの6人用ツールームテント「ランドロック」などど比較すると横幅が広いため、レイアウトの自由度もより高くなっています。インナーテントをつけてキャンプに、単体で使ってバーベキューにと活用方法は無限大です!
【基本情報】
商品名:トルテュライト
使用時サイズ:580×360×205(h)cm
収納時サイズ:70×18×20(h)cm
重量:18.5kg
定員:4人
②ogawa グロッケ8
グループキャンプを楽しむことが多い方には、老舗ブランドogawaの4人用モノポールテント「グロッケ8」。ogawaのテントは、一つ持っておけば安心な一生モノです。カップルや夫婦など2人でのキャンプでは広々、ファミリーやグループなど、4人でキャンプする際にも大きすぎずほどよい8平米。
サイドの立ち上がりは72cmもあり、モノポールのティピータイプで天井も高いため、中に入ってみると驚くほど広々として快適です。天井、下部どちらにもベンチレーターがついており、夏でも涼しく過ごせます。下はメッシュパネルにもできるうれしい仕様。オプションでハーフインナーをつければ、リビングと寝室でスペースを分けられ、さらに快適な空間になります。
【基本情報】
商品名:グロッケ8
収納サイズ:約76×28×28cm
重量:フライ/約5.4kg、グランドシート/約1.2kg、ポール/約2.0kg
定員:4人用
付属品:張り綱(1.5m×9本、3m×1本)、アイアンハンマー(1丁)、スチールピン(25cm×15本、20cm×5本)、グランドシート(1枚)、収納袋
③ニーモ・イクイップメント ワゴントップ4P
カップルや夫婦、親友同士など、ペアでキャンプを楽しむ方におすすめしたいのが、ニーモの4人用テント「ワゴントップ4P」。ポールを側面で交差させる独自の構造で、生地が横にピンと張られるため、中は驚くほど広くて快適。ユニークなデザインですが、設営は初心者でも驚くほど簡単です。オールシーズン対応なので、冬キャンプにも挑戦できます。各面に開閉可能な大型のメッシュベンチレーションが設置してあり、もちろん夏でも快適!定番デザインにはもう飽きてしまった方のセカンドテントにぴったりです。
【基本情報】
商品名:ワゴントップ4P
重量:12kg
定員:4人
家族みんなでキャンプするなら?ファミリー向けテント3選
大自然の中で思いっきり遊ぶ子供達。それを眺めながらくつろぐ大人たち。ラグジュアリーな雰囲気の中でキャンプすることを夢見る家族におすすめしたいのがこちらの3点。キャンプが初めてでも、これらを持っておけば間違いありません!
①ノルディスク アスガルド12.6
言わずと知れたハイブランド「ノルディスク」。買うならやはり、ワンポール(ベル型)テントの代表作「アスガルド」ではないでしょうか。コットン調の風合いが優しいアスガルドは、おしゃれキャンパーの代名詞。ポール1本で天井を支えるワンポールタイプで、中は広く快適です。生地として使われているポリコットンは、結露も少なく、生地が分厚いので熱を逃さず、特に寒い時期には重宝します。
さらに、テントの細部をよく見てみると、いたるところにブランドマークであるシロクマがちょこんと鎮座。ノルディスクファンにはたまらない心くばりです。おしゃれキャンパーの第一歩を踏み出すなら、このテントで間違いありません。
【基本情報】
商品名:アスガルド12.6
使用時サイズ:400x375x250(h)cm
収容時サイズ:114x37cm
重量:16kg
定員:6名
付属品:ペグ25本、ポール2本
②ノルディスク レイサ6
こちらもノルディスクですが、よく見る定番のコットンテントではありません。「レイサ6」と名付けられたこちらのテントは、独特のフォルムとシックな色合いで、アスガルドとはまた違ったおしゃれさがあり、人気です。大きな魅力はその居住性の高さ。インナーテントが2つも入り、さらにリビングスペースまで設けられた便利すぎる逸品。広い方のインナーを寝室に、少し狭い方は荷物置きになど、使い方はさまざまです。天井もしっかり高いため、男性でもラクに過ごせるのは見落としがちなうれしいポイント。
【基本情報】
商品名:レイサ6
サイズ: [フライシート]645 x 295 x 210cm、[テントの広さ]230 x 280 x 200cm
重量:17kg
耐水圧:[フライシート]3000mm、[グランドシート]8000mm
付属品:ペグ(40本)、ガイロープ(8本)、キャノピーポール(2本)、ポール(4本)
定員:6名
カラー:グリーン
③ogawa アポロン
横に長いドーム型テント「アポロン」は、SNSでも人気沸騰中のogawaのテントです。側面を全てオープンにできたり、前方後方どちらにもインナーテントを取り付けることができ、使い方も自由自在!広くて開放感あふれるテントを目の前に、きっと子供達も大興奮間違いなしです。普通のドームテントとの大きな違いは、天井部分にアーチ型に取り付けられた3本のリッジポール。これにより、テントが自立してくれるだけでなく、強度もアップしています。家族で使って安心できる逸品です。
【基本情報】
商品名:アポロン
使用時サイズ:435×320×205(h)cm
収納時サイズ:80×45×35cm
重量:23kg
カラー:サンドベージュ×ダークブラウン
付属品:張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋
定員:5人
子離れしたら趣味に凝る!男のソロテント3選
子供も大きくなってきて、趣味の時間が増えたというお父さんは、この機会にソロキャンプデビューしてみませんか。ファミリーキャンプとはまた違い、ゆっくりと過ごす自分だけの時間は格別です。そんな男の趣味を彩るテントも、また格別なものを選びたいもの。そこで、ファミリーキャンプから卒業したお父さんがきっと使いたくなる3つのソロテントをご用意しました!
①ニーモ・イクイップメント ホーネットストーム 1P
極限まで軽量化を目指したニーモの「ホーネットストーム 1P」。なんと800gを切る軽さにもかかわらず、機能性も抜群です。インナーテントには、風や冷気から守ってくれる通気性と耐風性に優れたブリーザブルナイロンという素材を採用。入り口はメッシュとの二重構造になっているため、蒸し暑くなってしまうことはありません。インナーテントの上部には、独自のポールクリップ「フライバーボリューマイジングポールクリップ」を使用。従来品より10%も広い居住空間を確保しています。これがあればどんなシーンでも快適に寝泊まりできます!
【基本情報】
商品名:ホーネットストーム1P
重量:760g
付属品:スタッフサック、ガイライン、リペアキット、ペグ
定員:1人
②MSR エリクサー1
ソロテントの代表格といえばMSRの「エリクサー」!見た目の良さはもちろん、居住性の良さが大きな魅力の一つです。2本のポールを2ヶ所で交差させ、さらに短いポールを天井につけることで、テントが台形になり、広々とした空間を実現しています。生地が厚手で、耐久性が高いのも特徴。丈夫で扱いやすいため、ソロキャンプが初めてでも安心です。
【基本情報】
商品名:エリクサー1
重量:2160g
定員:1名
③ザ・ノース・フェイス ストームブレーク2
イエローのフライシートが芝生に映えるこちらのソロテントは、ザ・ノース・フェイスの「ストームブレーク2」。4面メッシュ仕様で吊り下げ式キャノピー型のこのテントは、夏を快適に過ごせます。高い耐風性と耐水性を持つだけでなく、フライシート使用時の室内の結露を抑えて効果的な空気の通り道を作るハイ・ローベンチレーション構造を採用しています。雨でも過ごしやすいように、しっかり工夫されていますね。ベーシックなクロスドーム形状で、設営も簡単にできるため、初めてのソロテントにもぴったりです。
【基本情報】
商品名:ストームブレーク2
使用時サイズ:127×220×109(h)cm
収納時サイズ:56×18cm
重量:2.8kg
ただいまテント下取りキャンペーン実施中!?ゼビオへ急げ!
「次のテントに買い替えたいけど、資金がない…」「前のテントがあるけど置き場所に困る…」。そんな迷えるキャンパーさんに朗報です!大型スポーツ・アウトドア専門店「スーパースポーツゼビオ」と「エルブレス」が、テントの下取りキャンペーンを年内限定で実施中です!使わなくなったテントを下取りに出し、新しいテントを購入しましょう!
まとめ
どれも失敗ナシの優れものたちは、もうあなたをテントで迷わせません!ゼビオの下取りを活用するなどして、自分にあったシーンのテントをぜひ手に入れてみてください。