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【取材】外にでるきっかけを作るショップ「efim」で、わくわくするアイテムを見つけよう

東京都多摩市のアウトドアセレクトショップ「efim(エフィム)」。ここには、遊び心があって、デザイン性の高いアイテムが多くそろっています。思わず外に出たくなってしまう「efim」の魅力的なアイテムには、どのような想いが込められているのでしょうか。hinata編集部が人気の理由を掘り下げてきました!

外へ出かけたくなるショップ「efim」を取材!

多摩市にあるアウトドアセレクトショップ「efim」

キャンプやガーデニングなど、外で使うギアを集めたセレクトショップ「efim」。「Enjoy fully in my life」(人生をとにかく楽しむ)をコンセプトに、店内には見ているだけでもわくわくするアイテムを多く並べています。実は、おしゃれブランドが一堂に会する合同展示会「モンタージュ」の主催者の一人が展開しているショップ。入る前から魅力が分かる「efim」には、どのような想いがこめられているのでしょうか。その魅力を探るべく、実際にお店に行ってオーナーの篠崎さんにお話を聞いてきました!

外に出たくなるアイテムを集めた素敵なショップ

外に出るきっかけ作りがしたい

━━━━店内を見渡してみるだけでも、ユニークで気になるアイテムがたくさんあります。注目の展示会「モンタージュ」の主催者の方のお店ということで気になっていたのですが、おしゃれな雰囲気の店内でとてもわくわくしています。篠崎さんは、モンタージュのようにさまざまな取り組みをしていますが、なぜこのようなアウトドア向きのショップを始めたのですか? 篠崎さん:ショップの運営やコンサルをしていて、アパレルやインテリアを扱っていました。ただ唯一扱ったことがなかったのがアウトドアの分野。昔から僕は外遊びが好きで、アウトドアをやりたいなと感じたので始めました! ━━━━自分がアウトドアを好きだったことがきっかけで、お店を始めたのですか? 篠崎さん:そうですね。外に出ることって、とても楽しいじゃないですか。だけど今の時代、日本人が外に出ないことを心配しています。ネットがある今は、外に出る必要がなくて、家にこもりがちになるけれど、それではさみしいし、物も売れなくなってしまいますよね。このお店を僕がやることで、少しでも外に出るきっかけを作りたかったんです。 ━━━━「外にでるきっかけを作る」という言葉は、hinataの「きっとそとが好きになる」とも共通する思いがあるように感じ、とても親近感が沸きます。 篠崎さん:外遊びをしたことがない人でも、「このアイテムかわいい!」と商品を手にとることで、外に一歩出ようとするきっかけにしてほしいです。外に出る理由作りのために、この店をやっています。

お店の想いを体現したオリジナルアイテム

━━━━そうやって少しでも外に出ようと思う人が増え、もっとアウトドアを楽しむ人が多くなるとうれしいですね。お店のアイテムにもそういった想いが反映されているのですか? 篠崎さん:お店には、外に出るきっかけとなるような想いのあるアイテムをそろえています。お店のオリジナルのアイテムも展開しているのですが、うれしいことにお客さんにも人気で。「buffalo project」は最近始めたオリジナルのシリーズで、今おすすめです!
━━━━なぜバッファローをモチーフにしているのですか? 篠崎さん:バッファローは見かけによらず、仲間が敵に襲われたら助ける優しい動物なんだそうです。自分もバッファローのような気持ちを大事にしたプロジェクトができたらいいなと思って始めました。金物の街である新潟県の燕三条で作られているステンレス製品なのですが、この品質の良さをお客さんにも手軽に体感してほしくて、リーズナブルな価格で提供しています。 ━━━━ 外に出るきっかけを手軽につかめるように考えられた優しさですね。デザインもかわいいので、これをきっかけにアウトドアに興味を持つ人も出てきそうです。 篠崎さん:デザインのかわいさは意識していますね。他にもオリジナルで出しているもので、自社ブランドのBOUNDARY LINEというシリーズがあるのですが、これは外に出ることを自然に感じて楽しんでほしいという思いでデザインしています。
━━━━まさにこのお店の思いが詰まっているんですね。シェラカップの取っ手部分がカラフルになっていて、とてもかわいいです! 篠崎さん:これは、この店でも販売しているパワーコードをまいています。靴ひもにしたり編んでアクセサリーにしたり、多種多様な使い方ができるギアです。手軽に使ってもらいたいので、価格にもこだわりました。

手軽さにこだわったアイテムで、わくわくするアウトドアを

手軽さにこだわったセレクト

━━━━家で使うために買ったギアが外に出るきっかけになったりもしそうですね。セレクトするときにも、デザイン性などにこだわっているのですか?
篠崎さん:そうですね。気軽に外に出る人を増やしたいので、手軽さとデザイン性にはこだわっています。 ━━━━アウトドアのギアに手を出すのはなかなか勇気がいるので、価格やデザインに親しみやすさがあると、外に出るハードルがぐっと下がりますね。 篠崎さん:だからこそ、もともとアウトドアをやっている人からすると物足りないように感じられるかもしれません。けれど、他のアウトドアショップにはないユニークなアイテムがそろっていると思います。 ━━━━確かに、他にはないようなユニークで魅力的なアイテムがたくさんあるように感じます。 篠崎さん:カジュアルで手軽におしゃれなものを集めようと心がけています。他のお店がどんどん機能性の高い実用的なものを集めている一方、このお店のアイテムは実用性ではなくデザイン性を重視しています。デザイン性や手軽さを求める女性やファミリー層の良いきっかけを作りたいので、アウトドアブランドの機能性重視のギアではなく、インテリアのブランドが作ったアウトドア向きのギアなどを多くそろえています。 ━━━━セレクトされたアイテムにも素敵な想いが込められているのですね。そんなefimを代表する、外に出たくなるアイテムを紹介してください!

思わず外に出たくなるアイテム

篠崎さん:UCOのヘッドライトは、小さくてデザインもかわいらしく、アクセサリーとしても持ち歩きたくなるデザインです。ヘッドライトと言うとごつくて地味な印象のものが多い中で、これは色や柄もかわいく、カメラのような形なので、女性にとても人気ですね。 ━━━━これからの季節は暗くなるのも早いので、手軽に持ち歩きたくなりますね!
篠崎さん:これからの季節だと、oregonian camperのファイヤープルーフブランケットがおすすめです。このブランケットの機能がすごく、たとえバーナーであぶっても焦げ目も付きません!ポンチョとしても使えるし、女性や子供が好きそうなかわいいデザインもあって、店頭に並ぶとすぐに売り切れてしまう人気のアイテムです。 ━━━━普段も使えるブランケットが、いざキャンプで使ったときに役立つのはすごくうれしいですね。お得感があります!

人生をとにかく楽しむ「Enjoy fully in my life」

━━━━アイテムのひとつひとつに思いが込められているのが伝わってきて、とても魅力的です。自分もアイテムを見ているだけで外に出たくなりました。 篠崎さん:日本中の人が外に出るようにしよう!なんて大それたことは思いませんが、ここの辺りに住んでいる人たちに対してだけでも、外に出る仕組みを作れたらいいなと思っています。「Enjoy fully in my life」というお店のコンセプトにもつながるのですが、外に出たほうが楽しいし、気持ち良いので、周りを巻き込みながら自分も楽しみたいですね。 ━━━━「Enjoy fully in my life」という言葉、とても素敵です! 篠崎さん:「自分は誰よりも楽しい人生だった!」と思いたいので、いつまでもこうして自分の好きなことができたらいいですね。

取材を終えて

アウトドアセレクトショップ「efim」は、オーナーの篠崎さんのアウトドアへの想いと、感度の高いキャンパーに愛されるアイテムがたくさん詰まった魅力的なショップでした。みなさんも外に一歩踏み出す楽しさを教えてくれるアイテムと出会うため、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。 【基本情報】 efim 住所:東京都多摩市鶴牧1-6-6-101 公式HP:efim 各種SNS:Instagram


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