【後編】オールドイエローがかわいい！有名ブランドの気になる2020年最新作

人気ブランド「キャプテンスタッグ」のアイテムは全部で約3万点。毎年100〜200点の新商品を開発しています。数多くある新作の中で、hinata編集部が来場者の注目を浴びていたアイテムを紹介します。

キャプテンスタッグの2020年の新作は、これまでのカモフラ柄か全面リニューアルした、自然と調和する黄色が特徴的な新ラインナップの「キャンプアウトシリーズ」。可愛らしいカラーが女性の心を引きつけます。

同シリーズは、テントやチェア、バーベキュー用品からバッグまで幅広く取りそろえられています。これからキャンプを始める方は、このシリーズで集めるのも統一感があって良いですね。

ブランド担当者の方に注目アイテムを聞いてみると、最近はカラーバリエーションが豊富な食器類が人気とのこと。コップやお皿、水筒で、赤、青、黄色などの自分が好きなカラーを選べるのはありがたいです。女性が気軽に使えそうで、より華やかにキャンプが楽しめそうですね。

新商品ではないですが、担当者の方のもう一つのおすすめアイテムが、ミニサイズのグリル「カマドスマートグリル」。幅200×奥行125mmのかわいい見た目ながら、ダッチオーブンを乗せた調理も大丈夫です。「これはソロキャンプに持っていきたい」と考えたら、ワクワクしてきます。

収納時はフラットに収まってくれるので、テーブルなどの間に入れて持ち運びできます！

イスカからの新アイテムは3点。キャンプ で定番のシュラフから、登山に役立ちそうなアイテムまで、いろいろとご紹介します。

イスカ注目の新作は、ダウン量の配分を新しくしたシュラフ「アナザー360X」。これまで人気の高かったダウン量280g(最低使用温度2℃)と450g(同-6℃)の間を要望するユーザーの声に応え、360g（同-2℃）のシュラフが登場。コンパクト性も考慮すると、登山用というよりもキャンプで長く使えるシュラフとなっています。 シュラフの縫い目部分の構造も変更。保温性を多少下がりますが、25,000円とお手頃な価格を実現しました。これからキャンプ を始めたいと思っている方々が、より手を出しやすくなりますね。

こちらはすでに販売されている人気シュラフ「パトロール600」のブラックバージョン！登山アイテムは少し派手なカラーが多く、モノトーンカラーは少ないイメージ。今回はユーザーの要望から、そのイメージを覆すブラックカラーの販売を予定しているようです。センター部分にはジップが取り付けられ、シュラフの出入りがより楽になりました。

次に注目なのがこちらのストレッチスパッツ！シューズの上から被せることで、登山で足元から泥や雪が靴内に侵入するのを防いでくれます。

シュラフを圧縮するコンプレッションバッグは、今回新しく楕円形にデザインされています。これはザックの底面にフィットするための工夫で、現行の円柱形よりもザックの中で幅を取らないんです！ザックの中により多くのアイテムを収納できるので便利です。

同じくシュラフメーカー「ナンガ」で注目のアイテムは、エコを意識したシュラフ「ECO-BAG」。使用しているダウンには回収＋再洗浄したリサイクルダウンを、生地やファスナーは廃材を再利用した素材を使用し、さらに羽毛が潰れやすい部分には化繊素材も封入しています。 シュラフは通常、体の重さが加わる腰より上部の羽毛が潰れやすく、それが保温性低下の原因となります。羽毛が潰れやすい部分に反発性の高い化繊素材を使うことで保温性も維持でき、寝袋の本来の機能が保てるとのことです。

ナンガはシュラフだけでなく、最近は難燃性の帽子や、ロゴ入りTシャツなどなど、アウトドアアパレル系のアイテムも充実させています！

ナンガのシュラフは永久保証が有名ですが、生地の破損で修理に出す前にダウンが抜けていくのを防ぐシールを新発売！修理に出す前に、傷を最小限にとどめたい時には、このシールを持っておくと便利！

近年のキャンプ人気の高まりを受け、各ブランドの2020年の新作は初心者や女性に手に取ってもらえるように工夫したデザインや機能が目立ちました。各ブランドの魅力的なアイテムを手に入れ、快適でおしゃれなアウトドアライフを楽しみましょう。