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キャンプへ持っていく荷物を減らすコツは?ソロキャンパーから術を学ぼう!

2019.03.20ノウハウ

キャンプにはまると、どんどん増えてしまうキャンプ用品。キャンプは荷物が多くなればなるほど、車への積載が大変になってしまいます。少しだけでも荷物を減らせたら...というお悩みを持っている方は必見!今回、ソロキャンパーさんから荷物を減らすテクニックを教えてもらいました!

ソロキャンパーから荷物を減らすコツを学ぼう!

キャンプにハマると、便利なギアを見つけるたび、買いたい衝動にかられることが多くなります。そして、その物欲に負けるとキャンプ用品はどんどん増えてしまいます。キャンプ用品が増えると、車への積載が大変になるだけでなく、詰め切れなかった場合、せっかく買ったギアも家に置いていく羽目に...。そんな悲しいことにならないように、キャンプへ持っていく荷物を減らすためのテクニックをソロキャンパーから学びましょう! 今回は、インスタグラムで1,000人以上のフォロワーを持つ、キャンプ場までの交通手段や性別が異なる3名のソロキャンパーさんに注目!気になる荷物事情を伺いました!

オートキャンパー 近澤 柳さんの荷物削減術!

キャンパープロフィール

◇名前:近澤 柳 さん ◇キャンプ歴:5年〜6年 ◇性別:男性 ◇交通手段:車 近澤さんは「不自由は自由だ!」をテーマに、いかに不便な中で楽しく、快適に遊べるかを研究しながらソロキャンプをしています。山でのビバーク(緊急野営)を想定したキャンプを研究されているため、キャンプ場でのキャンプではなく、山の中で野営をするキャンプを主としています。限られたギアを駆使して創意工夫しながら、毎回テーマを持ってソロキャンプを楽しまれています。

キャンプに持っていく持ち物リスト!

近澤さんが1泊~2泊でキャンプをする際の持ち物です。(3泊以上する場合は、着替えや食料が増える。) 【近澤さんの持ち物一覧】 ・軍幕又は、DDタープ ・サーマレストマット ・モンベルシュラフ#0(冬季のみ) ・ブランケット ・ハリケーンランタン、ヘッドライト ・ナイフ、斧、ノコギリ、ナイフシャープナー ・火口用ポーチ ・ソーヤ水洗浄 ・飯盒、ケトル、チタンマグ、シェラカップ ・ペーパー類 (除菌用、トイレ用、キッチン用) ・小物類 (グローブ、雨具、コンパス、パラコード) ・その他、食料、酒、タオル、着替え etc. DDタープはタープとしても、テントとしても使用ができる設営アレンジ自在のギアです。テントとタープ2つを持っていくと荷物になってしまいますが、DDタープ1つでかさばるギアが半減!近澤さんのキャンプスタイルにもってこいのセレクトに脱帽です。

荷物を減らすコツやテクニックは?

近澤さんが実際に行っている、荷物を減らすコツやテクニックをご紹介します! ・何にキャンプギアを入れて持っていくかを決める。例えば30L~40Lのバックパックと決め、それ以上は持っていけないよう制限をかける。実際にキャンプへ行き、使わなかったものは、次回から持っていかない。これを徹底する。 ・焚き火で調理する。直火不可で、焚き火台の使用が必須な場合は、なるべく軽量でコンパクトな焚き火台を持っていく。調理器具を減らすために、料理メニューはあらかじめ決め、事前に準備をしておく。できる限り飯盒で調理する。ダッチオーブンやスキレットがなくても、飯盒が一つあれば煮る、焼く、蒸す、茹でる、全ての調理が可能。 ・灯りは、焚き火やヘッドライト、ハリケーンランタンを使用する。ハリケーンランタンはなくても良いが、かっこいいため持っていく。 ・ランタンスタンドや焚き火ハンガーなどは、落ちている木を利用し、代用する。 極限まで荷物を減らす事も大切ですが、無理をせずに好きなギアは使えば良いと、近澤さんは語っています。

ツーリングキャンパー ノリさんの荷物削減術!

キャンパープロフィール

◇名前:ノリ さん ◇キャンプ歴:約10年 ◇性別:男性 ◇交通手段:オートバイ ノリさんは、バイクならではの積載と軽量化を考慮したソロキャンプをしており、ツーリングをしながらキャンプ場へ向かうことを楽しまれています。インスタグラムの投稿写真からは、四季折々の美しい自然の中でキャンプをしている様子をうかがうことができます。

キャンプに持っていく持ち物リスト!

ノリさんが1泊~2泊でキャンプをする際の持ち物です。 【ノリさんの持ち物一覧】 ・タープ(基本タープ泊) ・チェア、コット ・ローテーブル×2、、サイドテーブル ・LEDランタン×2、オイルランタン、ヘッデン ・ブランケット、シュラフ、シュラフカバー ・焚き火台、火吹き棒、パッカーズグリル ・薪割り台、薪入れバッグ ・鉈、ナイフ ・コッヘル、カップ 積載量が少ないバイクは、キャンプへ持っていく荷物が限定されてしまいます。持ち物は必要最低限のものに抑え、ノリさんの持ち物にもあるパッカーズグリルなど、コンパクトなギアを持っていくといいですね!

荷物を減らすコツやテクニックは?

ノリさんが実際に行っていることをご紹介します! ・バーナーは持参せず、調理は全て焚き火で行う。 ・荷物は減らさず、コンパクトに収納できるギアをセレクトする。 ・タープ泊する。 ノリさんはタープ泊が最大のポイントだといいます。これによりキャンプの自由度と開放感が増し、そのうえ荷物の重量が減ったそう!

ツーリングキャンパー コニタンさんの荷物削減術!

キャンパープロフィール

◇名前:コニタン*バイクとキャンプ さん ◇キャンプ歴:6か月 ◇性別:女性 ◇交通手段:バイク (ホンダ シャドウ400) 所要日数だけ決め、昼にゆっくり出発して、深夜に移動するなど、時間も行き先もアバウトな旅をしているコニタンさん。昨年2018年9月にバイクでソロキャンツー 九州一周をしたことをきっかけにキャンプにはまり、ソロキャンプ以外も含め毎週末キャンプを楽しまれています。最近はDIYにもはまり、キャンプ仲間である彼氏さんと一緒に自作のギアを作っているのだとか!

キャンプに持っていく持ち物リスト!

コニタンさんが1泊でキャンプをする際の持ち物です。 【コニタンさんの持ち物一覧】 ・テント、ハンモック ・エアマット、シュラフ、ブランケット(冬) ・チェア、コット ・LEDランタン、ヘッドライト ・ランタンハンガー×4 ・ロールトップテーブル ・焚き火台、ウィンドスクリーン ・ガストーチ、バーナー、ガス缶 ・オピネルナイフ、鍋、水用ポリタンク ・木皿(自作)、カラトリー一式、ククサ ・ネイティブ柄のランチョンマット ・調味料一式 ・レインポンチョ ・Bluetoothスピーカー ・洗顔、歯ブラシ、シャンプー、化粧品、着替え お気に入りのランチョンマットやBluetoothスピーカーなど、自分のテンションが上がるものも持っていきながらも、着替えは宿泊日数が増えても2〜3日以上の物は持たず、旅先で洗うといった工夫をされています。

荷物を減らすコツやテクニックは?

コニタンさんが実際に行っていることは…? ・バイクは車と比較すると、積載量が少ないため、ギアはとにかく小さいもの、折りたたむとかなり小さくなるものしか選ばない。 ・前回持って行き、使わなかった物は置いて行く。 ・畳むと小さくなるハンモックを使用する。畳むと350ccペットボトルくらいになるもの。夏場はテント、コット、エアマットも使用せず、蚊帳もしくはタープ、ハンモック泊で荷物を減らす。 コニタンさんは、ツーリングキャンプにしては過積載な方ですが、ギアを購入する際は、収納サイズと重さをしっかり比較するなど、とてもシビアに行っています。

まとめ

3人のソロキャンパーさんに、キャンプへ持っていく荷物を減らすコツを伺い、その中で2人以上が共通していたコツは以下の通り。 1. 一度使わなかったものは、次回から持っていかない。 2. タープ泊やハンモック泊で、テントを持っていかない。 3. 調理は焚き火で行う。 4.ギアはコンパクトなものを選ぶ。 いかがでしたか?ソロキャンパーの方だけでなく、ファミリーキャンパーの方も参考になったコツがあれば、どんどん実践してみてくださいね♪


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