夏だけでは終わらない!秋キャンプデビューで買い足しておきたいアイテムとは?
一般的に、キャンプのオンシーズンは夏ですが、夏だけキャンプをするなんてもったいない!秋こそキャンプが楽しい最高の季節です。ということで、秋キャンプをしようと考えているキャンパーさんのために、より楽しむために買い足しておきたいアイテムをご紹介します。
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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秋キャンプデビュー!必要なものとは...?
夏にキャンプを満喫したけど、まだまだキャンプを楽しみたい!そんなキャンパーさんが多いのではないでしょうか?しかし、初めてチャレンジする秋キャンプ。どのようなアイテムがあるといいのかわからないという方のために、hinata編集部がぜひ買い足して欲しいと考える、秋キャンプならではのおすすめアイテムをご紹介します。
Point①寒さを防ぐ防寒着
まず、必ず用意して欲しいアイテムが防寒着。秋キャンプは想像以上に寒いものです。日中が暑いからといって、薄手の服しか持っていかないなんてことになると、寒さに震えることになります。
朝と夜の冷え込みは尋常ではありません。特に林間や高地のキャンプ場に行く際は注意が必要です。
暖かいアウターを必ず用意
日が暮れてきたら、さっと羽織ることのできるジャケットを。持ち運びや着心地を考慮して、保温性や軽量性に優れたものを選びましょう。
この時期、大抵の場所は中綿のジャケット程度で寒さをしのぐことができますが、寒い地域でキャンプをする場合や、10月後半から11月にかけてはダウン素材のジャケットを持って行くと安心です。
焚き火耐性があるとなおよし
秋キャンプを存分に楽しむのであれば、寒さをしのげる、というだけでなく、難燃素材を採用したウェアを用意するとなお良いです。秋キャンプで、必ずと言っていいほど楽しみたいのが焚き火。火の粉が多少飛んできても、服に穴が開くことはない、という安心感を得ることができます。
ジャケットだけでは、完全に安心ではありません。パンツも一緒に難燃性素材のものを選ぶことをおすすめします。
Point②秋キャンプ最大の魅力「焚き火」をグレードアップ
秋キャンプの醍醐味と言えば、なんと言っても焚き火です。夏キャンプでは暑いのでやっていないという方は、焚き火台から。焚き火台をすでに持っているという方は、さらに焚き火を楽しむことができる、グレードアップアイテムを手に入れましょう。
まずは焚き火台を
寒さが増してきたころ、おもむろに始める焚き火。まずは焚き火台を設置します。側面がメッシュになっているタイプは、燃焼効率が高く、焚き火初心者でも着火や火の調整に手間取ることがありません。
焚き火台の下には、プレートを設置するのがマナー。焚き火で発生する灰をプレートが受け止めてくれるので、キャンプ場の地面にダメージを与えずにすみます。
地面がガタガタだと、安定感がなく倒れてくる可能性もあります。留め具のついたプレートを使うと安心です。
焚き火ハンガーで、焚き火をさらに楽しく
焚き火台の定位置を決めたら、その横に焚き火ハンガーを打ち込みます。
焚き火ハンガーを使えば、ただ眺めているだけで心が安らぐ最高な焚き火が、より良いものになります。
焚き火ハンガーを設置したら、薪をセットして火をつけます。着火剤を使うと、初心者でも簡単に火をつけることができ、気軽に焚き火を楽しむことができますよ。
先に設置していた焚き火ハンガーに、ケトルをかけてお湯を沸かしたり、スープを作ったり。
暖まりながら、一緒に作業もできて一石二鳥です。寒い中、わざわざ焚き火から離れることなく過ごすことができます。
ブランケットでおしゃれに暖かく
まだ少し寒いと感じたら、ブランケットを羽織ってより暖かく過ごします。
コットン100%のブランケットを使えば、燃える心配もなく安心して過ごすことができます。お気に入りデザインのブランケットを見つけて、おしゃれに暖かく、秋らしい焚き火の時間を過ごしましょう。
Point③キャンプ料理で体の内から温める
時間を忘れて焚き火を楽しんでいると、いつの間にやら食事の時間に。焚き火で体の外側から温まったあとは、キャンプ料理で、体の内側から温まりましょう。
保温性抜群のボトルで、いつでも温かい飲み物を
まずは体の芯から温まる、スープを。焚き火で温めておいたケトルを手に取ります。
そのスープを、保温性の高いボトルの中へ。作り終えた後も、長い間温かく保ってくれるボトルは寒い時期のキャンプには欠かせません。
ダッチオーブンでほかほか料理
せっかく焚き火と焚き火ハンガーがあるので、ダッチオーブンで体の温まるほかほかな料理を。少し大変そうに見える、この海鮮アラビアータも、焚き火の上に置いておくだけで簡単に完成です。
鋳鉄製のダッチオーブンは、保温性が高く、温かく食べたい料理を作るのに最適です。また、熱伝導性も高く全方向から熱が伝わるため、ローストチキンのような、普段は作れないような料理も楽しめます。
寒さが増してきた秋の自然の中、焚き火を囲み温かい食事をとる時間は格別です。これぞキャンプの醍醐味、と言える幸せな時間を悠々と過ごせます。
焚き火台に付属されていることも多いロストル。これを使えば、網の上でバーベキューや、スキレット、ダッチオーブンを使った料理など、キャンプ料理に幅ができます。わざわざバーベキューグリルを持つ必要がなくなるというのは、荷物が増えがちなキャンプでは嬉しいですね。
さらに、囲炉裡テーブルをつけると、料理を囲むテーブルの完成。大人数で料理を囲んで過ごしたい、という方にはおすすめです。
まとめ
秋キャンプを始めるなら、是非とも買い足して欲しいアイテムを、秋キャンプの夜の過ごす様子によってご紹介しました。夏キャンプだけに止まっていたキャンパーさんは、これを機会に一歩踏み出して、さらにキャンプの楽しみを感じてください。