関西の川遊びスポットおすすめ20選！キャンプ・バーベキュー場も

暑い季節になると「プールや川遊びで涼みたい！」と思う人が多いのではないでしょうか？プールは手軽に利用でき、監視員がいて安全などのメリットがありますが、川遊びにはまた違った魅力があります。ここでは夏の人気レジャー『川遊びの魅力』を紹介します。

自然の中で過ごす川遊びのリフレッシュ効果は、プールにはない大きな魅力。水のせせらぎや鳥のさえずり、新緑の美しさなどはストレスを軽減する効果が期待できます。環境省によると、森林を眺めるとストレスホルモンが13％減少するとのデータも。(※)「最近疲れているし、川遊びはちょっと…」と思っている人こそ、川に行ってリフレッシュしましょう。

川遊びと一緒にバーベキューやキャンプを楽しむのもおすすめの遊び方です。川で思い切り遊んで、自然の中で食べるお肉は格別！ただし、火気の使用は禁止されている場所もあるため、どこでもバーベキューやキャンプができるわけではありません。公園であれば管理者に確認するか、川遊びができるキャンプ場を選ぶのが間違いありません。 また近年、河川敷でのバーベキューによるゴミの放置が大きな問題になっています。バーベキューをしなくてもお弁当やお菓子のゴミはしっかり持ち帰りましょう。

川遊びスポットを選ぶときのポイントを紹介します。川遊びができる場所といっても環境はさまざま。誰が遊ぶのか、どのように遊びたいかなどを考えながら、以下のポイントをチェックしましょう。

川遊びに行くときは、トイレや駐車場が近くにあるかを事前に確認しましょう。トイレが近くにあると、子どもが急にトイレに行きたいといい出してもすぐに対応できます。また駐車場があると車の中で着替えができ、荷物も置けるので便利です。川遊びを計画する際には、トイレと駐車場の有無をチェックしましょう。

バーベキューができるかの確認も重要なポイントです。ゴミの放置が問題となりバーベキュー禁止の公園も少なくありません。事前にネットで調べたり、公園の管理者に問い合わせてみたりするのがおすすめです。

あゆ公園には川遊び専用の人工河川があります。小さな子どもでも安全に遊べるため、川遊びデビューにもおすすめのスポットです。アユの解禁シーズンにはつかみ取り体験ができたり、バーベキュー施設で捕まえたアユを塩焼きにして食べたりできます。バーベキューコンロやテーブルなども全て準備されているため、手ぶらでバーベキューが可能。お肉や野菜セットの注文もできます。 ゆっくりとした休日を楽しみたい人は古民家風コテージでの宿泊もおすすめ。五右衛門風呂で疲れを癒やしたり、縁側でのんびりとした時間を過ごしたりできます。 【基本情報】

京都府京都市にある花背リゾート山村都市交流の森は、1,000ヘクタールもある大きな森林公園です。川遊びやトレッキングなどの屋外レジャーだけでなく、バスケットやモルックができる室内施設もあり、天候に左右されずアクティビティを楽しめます。 公園内にある川では魚つかみ体験も可能。捕まえた魚はバーベキュー施設で調理できます。全施設屋根付きなので日差しの強い季節や雨の日でも利用可能です。 【基本情報】

天川みのずみオートキャンプ場の真横には、透明度が非常に高い天の川が流れています。渓流釣りや子どもの川遊びなど、年齢を問わず楽しめる環境です。 天川みのずみオートキャンプ場は、サイトや宿泊施設の種類が豊富なのも魅力です。車を横付けできるオートサイトや川を見下ろせるデッキサイト。充実した設備が整ったコテージやバンガローは、キャンプ道具を持っていない人でも手軽にアウトドアが楽しめます。 【基本情報】

美山町自然文化村キャンプ場は由良川に面していて、川遊びを楽しんだり、川のせせらぎに耳を傾けながらキャンプを楽しんだりできます。川沿いにあるキャンプサイトは、川遊びをメインにバーベキューをしたり休憩したりするのに最適。キャンプ場内にはレストランやカフェなどもあり、手軽にアウトドアが楽しめます。 【基本情報】

箕面西公園は箕面市の中心部近くにあり、アクセスのしやすさが魅力です。無料駐車場が完備されているのもうれしいポイント。夏には多くの家族連れが訪れます。川までは安全に下りられるスロープがあるため、ベビーカーやキャンプ用ワゴンでもスムーズに移動できます。 2022年にリニューアルがおこなわれ、健康遊具エリアやキッチンカーの出店ができる多目的エリアが新設されました。これからますますにぎわいが期待できる人気のスポットです。

なか・やちよの森公園は、水遊びやハイキング、レンタサイクルなどさまざまなアクティビティが楽しめる県立公園です。渓流の広場は、森林の中で川遊びが楽しめます。定期的に開催されるプログラムに参加するのもおすすめ。植物観察や生き物調査など、夏休みの自由研究にもぴったりです。そのほか渓流の広場近くの散策道には、森林浴ができる木のベッドが準備されており、全身で自然の癒やしを感じられます。 【基本情報】

高田川の自然プールは、夏季限定の人気スポット。下流に第1、上流に第2プールがあります。透明度が非常に高く、川底まではっきりと見える美しさが魅力。監視員が常駐しているので、子ども連れでも安心して川遊びを楽しめます。駐車場・更衣室・お手洗いが完備された利用しやすい自然プールです。 【基本情報】

古法華自然公園は、甲子園球場37個分もの広大な敷地の公園です。公園の中心にある大柳ダムから小川が広がり、川遊びやハイキングが楽しめます。また無料で利用できるキャンプ場やバーベキュー場も、古法華自然公園の人気スポット。川の近くに位置しているため、キャンプと川遊びを同時に楽しみたい人におすすめです。電車を乗り継いで行けるので、車を持っていない人でも気軽に利用できます。 【基本情報】

京都府立るり渓自然公園は標高500メートルの高原に位置し、全長4kmの園部川が流れています。るり渓は日本の音風景100選に選定されており、季節を問わず多くの観光客やレジャー客が訪れる人気スポット。最上流部は、観光レクリエーション施設が整備されており川遊びを楽しめます。近くには入浴施設(るり渓温泉)があるため、川遊びで冷えた身体を温めてから帰るのもおすすめです。 【基本情報】

芥川桜堤公園は、春にはお花見、5月にはこいのぼりフェスタ1000でにぎわう河川敷の公園です。整備された河川敷ではレジャーシートを敷いてお弁当を食べたり、子どもが遊ぶ様子を眺めたりできます。周辺には遊具もあるため、川遊びに飽きてしまった子どもでも楽しめますよ。最寄りのバス停から約10分の立地にあり、車を持たない人でも利用しやすい公園です。

青土ダムエコーバレイには敷地内にダムがあり、湖岸沿いを流れる小川では川遊びが可能です。この小川は浅いため、小さい子どもも安心して入れます。ダムでは魚釣りもでき、水辺のアクティビティを満喫したい人におすすめ。そのほか遊具施設が充実しているのも青土ダムエコーバレイの魅力です。スピード感満点の90cc四輪バギーや、ゆっくり景色を楽しめるキャタピラ探検車など、家族や友人とさまざまなアクティビティを楽しめます。 【基本情報】

カルディアキャンプ場は吉野川に面しており、川遊びだけでなく、カヌーやラフティング、SUP体験ができます。深くて流れが速い場所もあるため、本格的な川のレジャーを楽しみたい人向け。川遊びやアクティビティのときはライフジャケットが必須です。 カルディアキャンプ場は、キャンプやバーベキューを手軽に楽しめる設備も充実しています。テントサイトのほかにも、どんぐりのようなおしゃれなバンガローも人気。手ぶらバーベキューセットを利用すれば、準備も楽々！バーベキューハウスのみの利用も可能です。 【基本情報】

奥水間アスレチックスポーツは、さまざまなレジャーが楽しめる大型施設です。施設内には渓流があり、川遊びや釣りを楽しめます。釣った魚はその場で塩焼きにもできますよ。そのほか手軽にバーベキューを楽しめるのも奥水間アスレチックスポーツの魅力。道具や材料も全てそろっているため、普段バーベキューやキャンプをしない人にもおすすめです。 【基本情報】

マキノ高原キャンプ場は、さまざまなスタイルのキャンプサイトがあるキャンプ場です。場内には川が流れており、川遊びを満喫したいなら川サイトがおすすめ。テントが川の近くにあれば、水分補給や休憩も取りやすくなります。春には川沿いに桜が咲くので、春に訪れるのも良いでしょう。 【基本情報】

キャンプ場内に流れている自然の谷川は足首ほどの深さしかないため、小さい子どもでも安全に遊べます。4月末から9月中旬には毎週土曜日、16時半から魚のつかみ取りイベントを開催。川遊びに慣れていない子どもでも楽しめる人気のイベントです。ワンちゃんの同伴は小型犬のみ。大型犬が苦手なワンちゃんを飼っている人でも安心してキャンプを楽しめます。 【基本情報】

魚ヶ滝荘キャンプ場は「魚になれる場所へ…」がコンセプトのキャンプ場です。魚ヶ滝のほとりにあり、オオサンショウウオが生息できるほど美しい水質が魅力。キャンプ場ですが、バーベキュー場としても利用できるため、バーベキューと川遊びで手軽にアウトドアを楽しみたい人におすすめのスポットです。 【基本情報】

太田川に面したオートキャンプ場です。一部のコテージとログハウスは、ペットも一緒に宿泊可能。サイトが塀で囲まれたドッグフリーサイトは、リードなしでワンちゃんが自由に動き回れます。夏休み期間中に開放されるウォータースライダープールは、子どもに大人気。幼児用プール・スライダーもあるため小さな子どもも楽しめます。 【基本情報】

京都府宇治市にあるアクトパル宇治は、川の広場やアスレチック・展望台・観察の森などがあり、誰でも自由に遊べる施設です。川の広場では昆虫や小魚を探したり水遊びをしたり、思う存分川遊びが楽しめます。そのほか体育館や最大120名で利用できる食堂などがあり、大人数での利用にもぴったりの施設です。 【基本情報】

いこいの里久多キャンプ場はぐるっと川に囲まれたキャンプ場です。そのため、キャンプサイトやバンガローから川への移動も楽々。川遊びを満喫したい人にぴったりのキャンプ場です。小さい子どもでも安全に遊べる浅い場所や、飛び込みもできる深さの場所もあり年齢を問わず楽しめます。 【基本情報】

みつえ青少年旅行村は、キャンプや川遊び・アスレチック・ハイキングなどが楽しめる施設です。場内を流れる神末川は水量の調整やすべり台が設置されているなど、ある程度整備されていますが、自然に近い状態が保たれています。トンボやカエル、ホタルなど水のきれいな場所に生息する生き物の観察も可能です。 【基本情報】

川遊びは人気のアクティビティですが、毎年死亡事故が起こるほど危険を伴う遊びでもあります。遊泳禁止の場所で遊ばないのはもちろん、危険な場所に行かない、水量が多い場所では遊ばないなどの注意が必要です。 また死亡事故は年齢を問わず発生しています。小さな子どもから目を離さないのはもちろんですが、中学生や高校生、大人でも細心の注意を払い、絶対的な安全はないことを認識しておきましょう。

関西には、大人も子どもも楽しめる川遊びスポットが豊富です。無料で利用できる公園の川や、キャンプやバーベキューをしたいならキャンプ場内に川がある場所を選ぶのもおすすめ。ただし、川で遊ぶときやバーベキュー・キャンプをする際には、しっかりとマナーを守ることが大事です。天候や川の流れを確認し、安全に利用できる場所を選びましょう。またゴミはきちんと分別して持ち帰るか、レジャー施設のゴミ捨て場に捨ててください。きれいな川で安全に遊べるようにルールを守って、楽しい休日を過ごしましょう。 ※ 記事の内容は2024年3月時点のものです。 【参考文献】 ※ 環境省