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ムササビウィングを張った様子

ムササビウイングを徹底解説!ムササビウイングの張り方や種類を紹介

※本記事には一部プロモーションが含まれます

焚き火タープとしても人気のテンマクデザイン「ムササビウイング」があれば、自由なスタイルで旅を楽しみ、山キャンプにつきものの急な雨にも慌てることなく濡れずに焚き火を楽しめます。今回は、ムササビウイングの魅力と設営方法、そして豊富な種類のラインナップを紹介!1~2人用のソロタープとして名品と言われた理由に迫ります!

テンマクデザイン「ムササビウイング」とは?

質実剛健のアウトドアブランド、テンマクデザインが開発した「ムササビウイング」シリーズ。サイトの雰囲気をぐっと上げてくれるシンプルなフォルムには定評があり、その使いやすさからおしゃれキャンパーの間で憧れの存在として取り上げられています。 主にデザインしたのは、世界中を旅する文筆家・堀田貴之(ほったたかゆき)氏。季節ごとにシーカヤックやカヌー、テレマークスキーなどを好み、著書には「ホットサンド 54のレシピと物語」(実業之日本社)、「バックパッキングのすすめ」(地球丸)などがあります。また、独自のセンスが光る「hooky(フーキー)」という名のセレクトショップを立ち上げていることでも有名です。 トレイルでのバックパック、ワイワイ楽しむファミリーキャンプまで、目的に合った空間をアレンジ次第でいくらでも自由に簡単に組み立てられます。応用度の高さがムササビウイングの魅力です。

ムササビウイングの種類

ムササビウイングシリーズのタープの主力アイテムは、全3種類。どの種類も基本的な大きさはほぼ同じ、ウイングタイプのタープです。 ムササビウイングシリーズの人気を不動のものにしたのは、タープの下で焚き火を楽しむことができる難燃性の“焚き火”バージョン軽量で持ち運びしやすいことが特長の“山旅”バージョン“Traveling light”バージョンなどのシンプルでいて、使いやすいです。

焚き火バージョン

絶版となっていたムササビウイングの焚き火バージョン。テンマクデザインのコラボによって復刻しました。生地素材にはコットンとポリエステルの混紡素材を採用し、焚き火の火の粉による穴あきリスクを軽減しています。コットン100%のものは従来の製品と比較すると重くなりましたが、生地の風合いも楽しめておしゃれな雰囲気満載です。

トラベリングライト

トラベリングライトは、登山やツーリングの愛好家が待ち望んだ軽量タイプのタープ。ムササビウイングのサイズはそのままに、本体生地素材をより薄く、より強度の高い素材に変更して作っています。ソロから少人数の方が最適に過ごせる空間を提供し、きれいなカーブからなる独特な形状が特徴です。

山旅バージョン

山旅バージョンはその名の通り、トレイルでのバックパッキング・キャンプや、カヤックツーリングなどのライトウェイトなキャンプスタイル向きのタープ。重量は焚き火バージョンの約半分と、誇れるほどの軽量さが特徴です。タープ本体に薄手で引き裂き強度の高い40Dリップストップナイロン生地を使用し、丈夫で長持ちします。

おすすめのムササビウイングを紹介

初心者から熟練者まで幅広い層から支持を得ているムササビウイング。ここではおすすめのムササビウイングを紹介します!

ムササビウイングの張り方

タープの設営が難しそうと感じている方も多いのではないでしょうか?実はムササビウイングは2人でも1人でも3つのステップで簡単に設営できます。ここでは、そんなムササビウイングの張り方を紹介!

ポール1本で設営する場合

【設営準備】
  1. タープ本体を地面に広げる。(一番鋭角のコーナーが正面になる)
  2. 正面の張り綱を、使用するポールの1.5倍位の長さに調節する。
  3. 左右4カ所の張り綱を、三角自在金具が中央にくる位の長さに調整する。
  4. 少しだけ張り綱を緩めた状態で、正面・左右の5カ所をペグ打ち。 (地面に対してペグは45度程度の角度で打ち込む)
【タープポールを立てる】
  1. タープ本体の下にタープポールを入れて、ポールの先端を正面コーナーの張綱ループに取り付けたらポールを徐々に起こす。
  2. ポールを垂直よりもややタープ側に傾いている角度にしてタープと張綱にテンションが掛かけ、ポールを自立させる。
  3. 張綱がきつくてポールが立たない場合は張綱を少し緩め 、逆に緩くてポールが自立しない場合は張綱を少し締める。
【調整】
  1. 後方中央の張綱にペグを打つ。(タープ後方を完全に地面につける場合は、張綱ループに直接ペグを打つ)
  2. 最後にタープがピンと張るように徐々にテンションを掛けてバランスを取りながら張綱を調節。
  3. ペグにも緩い所が無いかチェックして完成。

ポールを2本使う場合

ポール1本で設営する手順の、設営準備からタープポールを立てるまではそのままで、まずはメインとなるポールを1本立てます。この時、左右後ろの2カ所の張り綱は緩めておきましょう。最後の調整の段階で、後方中央の張り網のループに短めのポールや枝を差し込み、後方を持ち上げるように立てて完成です。

ムササビウイングの設営に必要なポール

ムササビウイングシリーズは、使う人が好きなスタイルで設営することを目的に開発されたタープなので、基本的にはセットのポールというものはありません。木の枝や岩場のでっぱり、流木などその場にあるものを使って立てられます。 ただし、設営場所にちょうど良いサイズの枝などがあるとは限りません。最低でもメインポール1本は準備して持って行きましょう。おすすめは同じくテンマクデザインから発売されているポールです。

ムササビウイングの多彩な配置例

こちらはベッドルームとリビングがつながっており、快適に過ごせます。
ソロキャンプでは本当にコンパクトに使うことができますね。テントの上にたてることができれば、耐水性や保温性をあげることにもつながります。

ムササビウイングのメンテナンス方法

タープを使用した後はたたむ前にしっかりと乾燥させ、付着した汚れなどは除いておくと、次に使うときも気持ちよく使えます。最近ではタープやテントなどのクリーニングや乾燥サービスもありますので、そちらを活用するのもおすすめです。 【雨でタープが濡れた場合】
  1. 自宅に戻ってからなるべく早めに乾燥(袋の中で放ったままにしておくと、雑菌やカビで傷んでしまう)
  2. 使用後のペグに泥が付着していたり、差し込み口に小さな石が挟まっていたりするので、汚れをしっかりとふき取ってから収納。

雨の日のムササビウイングの楽しみ方

雨だからと気落ちすることはありません。焚き火バージョンのムササビウイングは、難燃性に優れているポリコットン素材を採用し、タープに火の粉が付着しても穴が広がりにくいのが特徴です。タープ下に十分な空間を確保すれば、雨に濡れることなく焚き火を楽しめます。 ワンポールテントは風の影響を受けにくいので、雨キャンプにぴったり!しとしと降る雨を眺めながら、タープの下でみんなでゲームを楽しんでも良いですし、ひとり読書に興じるのも素敵な時間を過ごしましょう。

ムササビウイングに合うテント

ムササビウイングを使用し、素敵なキャンプを楽しもう!

テンマクデザインのムササビウイングタープを5種類、設置方法やおすすめのポールなどを紹介してきました。その場にある木や岩を利用し、張り方を自由に発想しながら思いのままの空間を作れるのがムササビウイングシリーズの魅力。ワクワクする気持ちと魅力的なタープを持ってキャンプに出かけましょう!

今回紹介したアイテム

商品画像ムササビウィング19Ft.グランデ TC焚火バージョンムササビウイング13ft. TC“焚き火”バージョンムササビウイングなど小型タープのメインポールにおすすめ!「デゥラステック」テンマクデザイン サーカスTC
商品名ムササビウィング19Ft.グランデ TC焚火バージョンムササビウイング13ft. TC“焚き火”バージョンムササビウイングなど小型タープのメインポールにおすすめ!「デゥラステック」テンマクデザイン サーカスTC
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