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テント内で寝転び手を上に伸ばす人々

出典:bokan76 / ゲッティイメージズ

耐水圧…?初心者キャンパーの疑問、テントの耐水圧を徹底解説!

2023.09.15ノウハウ

※本記事には一部プロモーションが含まれます

キャンプ初心者の方がまず購入するキャンプアイテムといえば、テントですよね!テントは一万円以下のものから数十万円かかるものまであります。その価格差の要因の一つは耐水圧!耐水圧はどのテントを購入するか決めるときにとても重要な要素になります。今回はキャンプ初心者の方の疑問である耐水圧の基準から、見るべきポイントまで全てを徹底解説!

耐水圧とは?

耐水圧とは、テントに浸みこもうとする水の力を抑えようとする性能値のことです。もっと詳しく言えば、生地の上に1cm四方の水を積み上げていき、何mmの高さまで生地の裏側に水が漏れずに耐えられるか、という意味になります。 キャンプといえば、天気が良い中で行われるイメージですが、突然の雨に見舞われることも。そんなとき、強い雨にさらされても安心な、耐水圧がある程度高いテントを購入しておくことが大事なんですね!

耐水圧は高ければ良いというものでもない

テントの耐水圧は1,000mm以下のものから10,000mmを超えるものまで幅広く存在します!わかりやすいもので例えると、雨の日に必ず持ち歩く傘の耐水圧は、およそ200~500mmと言われています!テントからすると低めですね! 傘でも十分雨を遮っているのでは?と思う方もいるでしょう!しかしこの程度の耐水圧だと、家までの帰り道で防ぐことはできても、一晩中など長時間雨にさらされたときに、浸水しない保証はありません。 テントの値段は耐水圧が低いものより、高いものの方が値段も高くなる傾向にあります。しかし耐水圧は高ければ良いというわけではありません。

耐水圧が高いメリット・デメリット

耐水圧が高いメリット ・激しい雨や嵐に遭っても浸水しない ・寒い時期は寒気の侵入を防いでくれる 耐水圧が高いデメリット ・通気性が悪く、結露の原因となる ・夏になるとテント内が非常に蒸し暑くなる 雨水を通さないということは、同時に通気性も悪いということ。耐水圧が高いものを購入する場合、ベンチレーションという空気の通り道が備わっている、通気性の良いテントを選ぶと良いでしょう!

耐水圧が1,500~2,000mmのダブルウォールテントがおすすめ!

耐水圧1,500mmで大抵の雨には対応できる!

耐水圧ですが、この目安として500mmで小雨、1,000mmで普通の雨、1,500mmで強い雨に耐えられるとされています。そのためテントのフライシートは1,500mm程度のものを選んでおくと、大抵の雨には対応できます! 主要アウトドアブランドのテントは、ほとんどが1,500mmを超えています。コールマンやスノーピーク、モンベルといったブランドでテントをお探しの方は、耐水圧で心配する必要はありません。

ダブルウォールテントなら浸水しにくい!

テントにはシングルウォールとダブルウォールがあるのをご存知でしょうか?ダブルウォールとは、本体であるインナーテントとフライシート(テントの上に重ねる防水処理された布地)によって、二重の壁があるテントのことです。 ダブルウォールの場合、この二重の壁があることで浸水が起こりにくくなります!また、結露もフライシートに発生しますが、インナーテントには影響が少なくなります。

耐水圧が1,500~2,000mmのダブルウォールテントをご紹介!

耐水圧1,500~2,000mmのダブルウォールテントが良い理由、分かっていただけたでしょうか?次にこの条件を満たす、主要アウトドアブランドのテントを少しだけご紹介します。

ファミリーサイズのダブルウォールテント

2〜3人で使えるダブルウォールテント

信頼度抜群!耐水圧が最高レベルのテントもご紹介

わざわざ雨の日にキャンプに行く方はあまりいないので、大雨につかまることも考えにくいと思います!なので先程も言ったように、1,500mmの耐水圧で問題ないでしょう!しかしそれ以上のスペックをもったテントがほしい!という方のために、嵐や大雪にも対応できる耐水圧の非常に高いテントを一部紹介します!ちなみに主要ブランドの中では耐水圧3000mmのテントが最高です!

コールマンウェザーマスターシリーズ

耐水圧の高いものとしては、コールマンウェザーマスターシリーズが有名♪高温多湿な日本の気候にも対応し、雨や結露を気にせず快適にキャンプができるように設計されています!値段高めですが、耐水圧約2,000mmのスタンダードなテントに比べて、ウェザーマスターは3,000mmです!品名のごとく、どんな天候でも安心できそうです♪

スノーピークアメニティドーム

雨キャンプに行った後は、メンテナンスも忘れずに!

耐水圧の高いテントを購入しても、キャンプ中雨に遭遇したときの注意な点がいくつかあります! ・まず雨の通り道、または川沿いではキャンプを続けないこと!水が増水すれば、耐水圧が高くとも下から浸水してしまいます。 ・それから濡れたテントは干して乾燥させるなど、しっかりメンテナンスを行うことが大事です!テントのお手入れを怠ると、錆びついたりと機能面が低下し、防水性の劣化をまねくことになります! 耐水圧が高くともこれらのことを守らなければ、思わぬ形で浸水が起こってしまいます。安心してキャンプできるように雨のときの対応はしっかりやっておきましょう♪テントの乾燥には、こちらのサービスを利用することも可能です。
いかがでしたでしょうか?耐水圧について知ることができれば、テントがかなり選びやすくなると思います!主要ブランドに関しては、大抵の天候を想定して、高めの耐水圧になっているので比較的安心でしょう!しかしノーブランドのテントなどは、耐水性が低く、雨に弱いものも多いようなので、注意が必要!テントはなかなか買う機会のないため、納得のいくテントを購入してくださいね☆

今回紹介したアイテム

商品画像コールマン タフワイドドームⅣ/300ロゴス LOGOS ナバホTepee 400クイックキャンプ  ダブルウォール キャビンテントモンベル クロノスキャビン 4DOD  ザ・テントコールマン ツーリングドームコールマン ウェザーマスター 4Sドームノトス300スノーピーク アメニティドームL
商品名コールマン タフワイドドームⅣ/300ロゴス LOGOS ナバホTepee 400クイックキャンプ ダブルウォール キャビンテントモンベル クロノスキャビン 4DOD ザ・テントコールマン ツーリングドームコールマン ウェザーマスター 4Sドームノトス300スノーピーク アメニティドームL
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