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山でジェットボイルを使う様子

ジェットボイルのおすすめは?使い方やスペックの違いを徹底解説

※本記事には一部プロモーションが含まれます

驚異的なスピードでお湯が沸かせるバーナー「ジェットボイル」。登山やキャンプに大活躍のアイテムですが「モデルの違いがわかりにくい」「使い方が難しそう」といった声も多いですよね。この記事では、ジェットボイルの使い方や選び方をわかりやすく解説します。おすすめのレシピも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

登山者やキャンパーに大人気!ジェットボイルの魅力とは?

ジェットボイル最大の魅力はスピーディにお湯を沸かせること。最速のモデルなら0.5Lの水を100秒で沸騰させられるので、アウトドアでコーヒーやカップラーメンを楽しむときに最適です。その上、ガスの消費量は一般的なバーナーの1/2ほどと、コスパも優れています。 ガスカートリッジやゴトクなどのパーツが収納できるオールインワン設計もポイント。かさばりやすい調理用品をコンパクトに運べるのは大きなメリットですよね。ゴトクを使えば手持ちのクッカーやフライパンにも対応できるので、料理の幅も広がります。価格は少々高めですが、一度使うと手放せなくなってしまう機能的なアイテムです。

ジェットボイルの使い方

さまざまなパーツがひとまとめになったジェットボイル。どうやって使うのか気になる方も多いですよね。ここでは、ジェットボイルフラッシュの使い方を簡単に紹介します。
  1. ガスカートリッジをスタビライザーに固定する。
  2. バーナーのつまみを起こし、ガスカートリッジに取り付ける。
  3. クッカーに水を入れる。
  4. ジョイント穴をバーナーの突起に合わせてクッカーを取り付ける。
  5. バーナーのつまみを半分ほど回し、点火ボタンを押して点火する。
  6. つまみを回して火力を調節する。
自動点火装置が付いていないモデルは、ライターやチャッカマンで点火する必要があります。また、ジェットボトルのクッカーは高さがあるため、スタビライザーで安定感を確保することが大切。しっかり固定できたことを確認した上で火を付けるようにしましょう。

ジェットボイルのラインナップは6種類

軽量コンパクトなニューモデル「スタッシュ」

2021年2月にラインナップに加わったスタッシュ。高い熱効率を確保しながら、200gという軽量化を実現させました。重さはなんとコンパクトさを売りにしたマイクロモの約半分!とにかく軽いので、荷物の負担を減らしたい登山者やツーリングキャンパーにおすすめです。シェラカップをはじめ、直径20cmまでのクッカーに対応できます。

湯沸かしをスピーディに「フラッシュ」

とにかく早くお湯を沸かしたい!という方におすすめなのがこちらのモデル。点火後、一呼吸するほどの間にもうお湯が沸いてしまう驚異的なパワーを備えています。また、沸騰を知らせるインジケーターが付いているのもフラッシュの特徴。温度の変化が視覚的にわかるので、お湯が沸くタイミングを逃しません。

コスパ最強のミニマルモデル「ジップ」

全ラインナップの中で最安モデル。「バーナーにあまりお金をかけたくない」「使用頻度が低いので安いものが欲しい」という方はこちらをセレクトしましょう。自動点火や火力調整などの機能はありませんが、お湯を沸かすには十分!容量も0.8Lとミニマムなのでソロキャンプにもぴったりです。

ソロで料理を楽しむなら「マイクロモ」

コンパクトながら、火力調整やサーモレギュレーターなどの料理に便利な機能を搭載したモデル。お湯を沸かすだけでなく、スープや煮ものなどの料理も楽しみたいソロキャンパーにうってつけです。

料理のしやすさを重視するなら「ミニモ」

高さが低く、口が広いので調理のしやすさに定評があります。折りたたみ式のハンドル付きで、調理後そのまま食事がしやすい点もポイント。人気キャンプアニメ「ゆるキャン△」でもおなじみのアイテムです。

大人数で使うなら「スモー」

定番モデル「ジップ」の2倍以上の容量を持つスモー。ファミリーやグループなど、大人数のキャンプにぴったりです。火力調節もできるので、さまざまな料理に活躍します。230gの大きなガスカートリッジも収納可能です。

ジェットボイルの選び方のポイント

ジェットボイルを選ぶとき、チェックしたいポイントを紹介します。使うシーンをイメージして、自分に合ったものを見つけましょう。

自動点火装置の有無をチェック

マッチの火

出典:PIXTA

自動点火装置は、スイッチを押すだけで点火できる便利な機能。ライターやチャッカマンがなくても火が付けられるので火傷などのリスクが軽減され、荷物も減らせます。 現在、自動点火装置が付いていないのはスタッシュとジップの2つ。反面、携帯性を高めたモデルでもあるので「点火のしやすさ」と「携帯性」どちらを重視するかで選ぶといいでしょう。

冬山で使うならサーモレギュレーター機能付きがマスト

ジェットボイルを使って雪山でスープを作る

出典:PIXTA

サーモレギュレーター機能とは、低温環境でも火力をしっかり安定させる機能です。一般的なガスバーナーは低温環境が苦手。冬のアウトドアでなかなかバーナーに火が付かないという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。 サーモレギュレーター搭載のモデルなら、マイナス6度の環境でも火力を安定させることができます。さらに、火力の調節もできるので冬の調理にはマストな機能!マイクロモ・スモー・ミニモの3モデルに対応しているのでチェックしてみましょう。

オプショナルパーツでさらに便利に

ジェットボイルはオプショナルパーツも豊富。ハンギングキットやコーヒープレスなど利便性がアップするアイテムをはじめ、ジェットボイル専用のクッカーもそろっています。 モデルによって対応しているパーツが異なりますので、自分の持っているモデルで使えるかどうか購入前にしっかり確認しましょう。

【スペック比較表】自分に合ったジェットボイルはこれ!

ジェットボイルのモデルごとのスペックをまとめました。サイズはどのくらい?自動点火装置は必要?一つ一つチェックしながら自分に合ったモデルを見つけましょう。
 スタッシュフラッシュジップマイクロモミニモスモー
サイズ13×11.2cm10.4×18cm10.4×16.5cm10.4×16.5cm12.7×15.2cm12.5×21cm
重さ200g440g400g400g500g550g
容量0.8L1L0.8L0.8L1L1.8L
自動点火装置××
サーモレギュレーター装置×××
火力調節機能×××
ハンギングキット×
コーヒープレス〇 (グランデ)〇 (グランデ)〇 (グランデ)

ジェットボイルのおすすめレシピは?

シェラカップによそったスープ

出典:PIXTA

お湯を沸かすのに便利なジェットボイルですが、実はさまざまな料理にも使えます。持前のパワーで、麺も最速で茹でられますし、スープや煮込み料理も得意です。とろ火ができるモデルなら、肉じゃがや煮豚といった手の込んだ煮物もお手のもの! 調理中、上ぶたの上に食材を置き、ボトムカバーをかぶせれば「蒸気で蒸す」なんて裏技も使えます。上ぶたに乗る分の容量しかありませんが、小さな肉まんや付け合わせの野菜などを同時に調理できるのでとても便利!ジェットボイルの特徴をうまく生かし、アウトドア料理を楽しんでみましょう。

自分に合ったジェットボイルを手に入れよう

ジェットボイルはスピーディにお湯が沸かせるほか、さまざまな料理にも使える優れたアイテムです。コンパクトに持ち運べるので、できるだけ荷物を減らしたい登山やキャンプにもぴったり!モデルによって特長が違いますので、使うシーンを想定して自分に合ったものを選びましょう。

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