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JHQの鉄板マルチグリドル19cm

ソロキャンプにはこれさえあればいい!?19cmのマルチグリドルを試してみた!

2021年に日本のアウトドア市場を騒がせたマルチグリドル。焼く・煮る・炒める・揚げると、1つで何でも来いの調理器具として瞬く間にメジャーになりました。しかし、そのほとんどのサイズが30cmオーバー。「便利だけどソロキャンにはちょっとかさばるんだよね…」と、購入を踏みとどまっていた人もいるのでは。そんな人は必見、19cmサイズがあのJHQから出ています!


JHQ 鉄板マルチグリドル19cm

6,930円(税込)


一つで何役もこなすクッカーの新定番「鉄板マルチグリドル」

韓国で人気のアイテムに目を付けたJHQが日本に導入!

マルチグリドルでサムギョプサル
マルチグリドル発祥の国・韓国では、家庭で一般的に使われている調理器具
今やキャンプの定番アイテムとして、押しも押されぬ人気となったマルチグリドル。その人気の秘密は、 ①鉄板に浅いくぼみがあるため、一つで焼く・煮る・炒める・揚げると、ほとんどの調理ができてしまう ②シーズニング不要ですぐ使える  ③手入れが簡単で軽い と、調理ギアとして完璧といっていい性能を誇ること。 日本ではまだまだニューフェイスなギアにもかかわらず、キャンパー達の間で瞬く間に話題に。あまりの人気に、多くのメーカーが開発に参戦し、1年でさまざまなマルチグリドルがアウトドア市場を賑わせるようになりました。 そんなマルチグリドルの火付け役が、福岡県に本拠地を構えるJHQです。冷温水循環式の寝具や水素水生成器を販売している会社ですが、韓国人の代表を筆頭としたスタッフたちが、近年、韓国の家庭やキャンプで人気が出ている調理器具マルチグリドルを見てすっかりお気に入りに。日本でも探してみたら同じような商品がなかったため、独自開発したのだとか。 韓国のマルチグリドルにはいろいろな素材や形がありましたが、開発にあたり、JHQでは「家庭とキャンプの二刀流ギア」という良さを引き出すため、さらに工夫を重ねました。熱伝導率の良さや持ち運びのしやすさはもちろん、IH対応、シリコンミトンといった付属物もセットにしてJHQならではの鉄板マルチグリドルを完成。アウトドア事業としてのデビューを華々しく飾ったのです。

ソロキャンパー待望の19cmサイズは、既存の33cmと何が違う!?

直径19cm、片方取っ手、330g。コンパクトさに改めてびっくり

JHQ鉄板マルチグリドル33cmと19cm
右が最初に販売した33cmサイズ、左が19cmサイズ
そもそも19cm誕生のきっかけは、「ソロキャンプ用のサイズが欲しい!」というユーザーからの声が多かったこと。取り扱い店舗にもヒアリングしたところ、やはり登山やツーリングをする人から小さめサイズを希望する声が上がっていたのだとか。 そこで「完全にソロに特化したマルチグリドルを作ろう」と、サイズを試行錯誤。20cmを超えるとちょっとかさばるように感じる、かといってあまりに小さいと肉しか焼けなくなる…。いろいろな意見を吸い上げて、手軽でいて一人用の食事がちゃんと作れる19cmに落ち着きました。 さらに、コンパクトさを追求して両方あった取っ手も片方に。その結果、重さはなんと330g。このサイズなら、取っ手が片方であってもラクラク扱えます。

シーズニング不要で焦げ付きにくい!自慢のイノーブルコーティングはそのまま

JHQの鉄板マルチグリドル19cm
鉄板マルチグリドルといえば、「シーズニング不要」「焦げ付きにくくお手入れが簡単」というのも大きな魅力。これは、表面に施した炭模様の凹凸とイノーブルコーティングという特殊な加工を施しているためで、調理後はサッと拭き取るだけでOK。ツーリングや登山など、水を節約したい時にもぴったりです。 また、錆びることがないので帰宅してからもシーズニングなどの手入れをしなくても、薄めた洗剤などで洗ってふき取るだけで次回使うまでピカピカのまま。約100万回の摩耗テストにも合格するほど耐久性に優れており、長く相棒になってくれるのもうれしいポイントです。

キャンプ特化を想定して、IHは使えなくなっている

33cmサイズは「家庭でもキャンプでも使える」ことを目指してIHにも対応していましたが、19cmサイズはガスコンロや直火のみ。この理由は、小さくなった分、底の高台も狭くなり、機種によってIHが反応しないからだそう。 「IHにきちんと反応することを考え始めると大きさが中途半端になってしまい、ソロキャンパーの使い勝手という目的がぶれてしまう。そこは振り切りました」と広報の池田さん。 直火しか使わないことの多い野外において、たしかにIHはそこまで優先度の高い機能ではありません。ユーザーの声に応えて選んだ軽さと手軽さが、マルチグリドル19cmの最大の武器となりました。

いざ、実践!実際に19cmで調理をしてみた

朝食の定番、目玉焼きとウインナー

JHQマルチグリドル調理例
まずは簡単なところから、目玉焼きとウインナーを試してみました。一応先にウインナーを入れて、ウインナーから出た油の上に卵を落としましたが…。多分、油がなくてもできあがりは同じ!本当に油がなくても焦げ付かず、いい感じに焼きあがります。 サイズ感もご覧の通り。これにパンとスープでも添えれば一人分の朝食には十分です。他にもパンケーキ、クレープなどもちょうど焼けそうなサイズ感でした。

夕食やランチにはちょっと豪華に缶詰アヒージョ

JHQ鉄板マルチグリドル調理例
活動しておなかが空いたら、オイル缶を使って簡単アヒージョ。写真はイワシのオイルサーディンを使いました。ミニトマトやガーリックで風味を出して、バゲットに浸しながら食べると最高!イワシのうまみが溶け出したオイルはパンに吸わせておいしくいただけば、最後はキッチンペーパーで拭くだけで後片付けも完了と、無駄がありません。 ちなみに、19cmサイズだと深さが1.5cm、水や油は150~200ml(具材ありながら100ml程度)入るので、オイル缶の油ぐらいなら余裕でした。

アイデア次第でいろいろできる!マルチグリドル×ソロキャンプ飯

JHQマルチグリドル調理例
実際使ってみた感じ、33cmのマルチグリドルと同じでかなり幅広い料理ができそうです。一人分なら例えば、
  • スープ
  • みそ汁
  • チーズフォンデュ
  • タッカルビ
  • 焼肉
  • リゾット
  • チヂミ
  • お好み焼き
  • ちくわの磯辺揚げ
  • モチのバターソテー
etc... 炒める系は大きく具材を動かすとあふれてしまうので少量の野菜を炒めるくらいにしておいて、メインはじっくり焼いたり煮たりする料理のほうが向いていそう。ツーリングや登山など、荷物を少なくしたい時に、いろいろなギアがなくても自分の好きなものを作れるのがやっぱり最大の魅力です。

33cmにはなかった収納袋も付いて、ますます持ち運びが便利に

お皿にもなる活躍ぶり。専用収納袋に入れて気軽にどこにでも連れ歩こう!

JHQマルチグリドル19cm3点セット
収納袋、シリコンミトンが付いた3点セット
JHQ鉄板マルチグリドル19cm
火からおろしたらそのままテーブルへ。お皿としても活躍します
19cmサイズでは、これまでも付いていたシリコンミトンに加え、専用収納袋も付いた3点セットに。厚さも1.5cmなので、バックパックの隙間にもストンと入ります。さらに、このサイズ感と軽さ、デザインは、そのままお皿としても使えちゃう!別途お皿を用意していかなくてもいいので、ますます軽量化に一役。さらに、黒にマットな炭模様で、ソロキャン飯をおしゃれにコーディネートできます。 ソロキャンが大前提のアイテムですが、ファミキャンやデュオキャンでそれぞれ自分のマルチグリドルに好きな料理を作ってシェアするのも楽しそう。小さいがゆえの楽しみ方が広がりそうなアイテムです。 【基本情報】 商品名:鉄板マルチグリドル19cm セット内容:本体、シリコンミトン、収納ケース サイズ:横21.5×縦19×深さ1.5cm 重さ:約330g 厚さ:約4mm 材質:アルミニウム合金 ※IH非対応

結論、19cmでも使い勝手は太鼓判。ソロキャンパーは買いです!

正直、実物を見るまでは小さすぎるように感じていた19cmマルチグリドルですが、一人用の食事なら結構いろいろ作れることが判明。それに、なんといってもこの軽さと小ささはありがたい!「鉄板マルチグリドル、気になるけど大きいんだよなあ…」と思っている人は、ぜひ19cmサイズでマルチグリドルデビューをしてみて!

JHQ 鉄板マルチグリドル19cm

6,930円(税込)


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