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ドームテントの立て方

【ひとりでたてるもん!】〜vol.3はドームテント編〜人気タイプの張り方のコツ

2022.06.14ノウハウ

一人でテントやタープを設営するまでの手順を紹介する連載企画「ひとりでたてるもん!」。連載の3回目は、人気の高いドーム(ツールーム)テントの設営です。一人で設営ができれば、もう一人は別のことをして効率的にキャンプを楽しめます!大きなテントやタープを一人で設営する自信がない人のため、それぞれの形状ごとに、一人で設営する手順とコツを紹介します。

ドームテントを一人で立てる

ドームテントの立て方
連載3回目は、人気の高いツールームタイプのドームテントを一人で設営する方法を紹介します。説明に使用するテントは、初心者でもひとりで立てやすいように設計されたホールアースの人気ドームテント「アースドーム270Ⅲ」。パーツが色分けされた親切設計の3〜4人用ドームテントです。メーカーやモデルは違っても、ドームテントを立てる上での基本的な考え方は同じ。「アースドーム270Ⅲ」を使って、ドームテントの立て方を5つのステップに分けて解説します。
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STEP①インナーテントを組み立てる

グラウンドシートの上にインナーテントを敷く

ドームテントの立て方
まずはインナーテントを広げます。この際あると便利なアイテムが、グラウンドシート。インナーテントの下に敷くことで、インナーテントの底面を汚れや濡れから守れます。特に一人で設営する際は、テントの部品を地面に置かざるをえない場合が多いので、重宝します。テントメーカーの純正のものでなくとも、一般的な養生シートで代用できます。

ポールをスリーブに通す

ドームテントの立て方
インナーテントを広げたところで、ポールをスリーブと呼ばれる管に通していきます。テントによっては、こちらの「アースドーム270III」のように、ポールとスリーブの入り口が色分けされており、迷わず設営できるように設計されたものもあります。

ポールの両端にピンを差し込む

ドームテントの立て方
スリーブに通したポールの両端にポール接続ピンを差し込みます。片側のポールをポール接続ピンで固定すれば、一人でも簡単に設営できるため、多くのテントで同じような仕組みが採用されています。ピンを差し込むタイプ以外にも、キャップやハトメにポールを差し込み、固定するタイプもあります。

インナーテントの設営が完了

ドームテントの立て方
ポールの取り付けができた段階で、インナーテントが自立します。ポールの取り付けが慣れていない方にとっては一番の難所。ここまで来れば、あとは簡単です。次はフライシートの取り付けに入ります。

STEP②フライシートを取り付ける

フライシートをインナーテントにかぶせる

ドームテントの立て方
フライシートをインナーテントにかぶせます。テントが自分の身長より高く、かぶせにくい場合は、フライシートを海苔巻き状に丸め、反対側に飛ばすようにするとかぶせやすくなります。

フライシートを固定する

ドームテントの立て方
ドームテントの立て方
次にフライシートをインナーテントに固定します。「アースドーム270III」の場合、フライシートとインナーテントを接続するバックル部分のベルトが色分けされ、間違えにくい作りになっています。フライシートの固定方法は、テントによって違い、フックを引っ掛けるタイプや、ポールの先端に差し込んで固定するタイプもあります。

サブポールを取り付ける

ドームテントの立て方
テントによって構造は違いますが、ツールームの前室部分を作り出すためのサブポールを取り付けます。「アースドーム270III」の場合は、インナーテントの3本のメインポールの他に、フライシートに取り付けるサブポールがあるので、色分けされたスリーブにポールを差し込み、ポールの両端をポール接続プラグにつなぎます。

STEP③ガイラインを張り設営完了

ガイラインを張る

ドームテントの立て方
フライシートの取り付けが完了したところで、ガイラインを張ります。ドームテントは、ポールがクロスした構造のため、トンネルテントと比較して風に強いですが、風によるテントのばたつきを防ぐため、張っておいたほうがベターです。テントのシワを減らせるので、張り姿も美しくなる効果もあります。

ドームテントの設営完了

ドームテントの立て方
ガイロープが張れたら、ドームテントの設営は完了です。

一人でテント設営は難しくない!

ドームテントの立て方
一人でのテント設営は、手順とコツさえ押さえてしまえば難しくありません。キャンプ場についたら、ささっと設営を終わらせて、ゆっくりと過ごす時間を増やしましょう。テントをこれから買う方は、立てやすさに着目してテントを選ぶのも一つの選択肢です。いろいろなテントの立てやすさを見比べたい方は、テントのレンタルサービスでのお試しもおすすめ!

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